福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域では、壊れた道路や家屋が修復されず放置されている=福島県双葉町で2011年11月5日、藤野基文撮影 東京電力福島第1原発から20キロ圏内の警戒区域の復旧に取り組む東京大アイソトープ総合センター長、児玉龍彦教授が5日、地元自治体の許可を得て同区域内で放射線量計測調査を実施し、記者も同行した。 区域内には、国が除染のめどとする年1ミリシーベルト(毎時0.23マイクロシーベルト)を下回る場所もあり、児玉教授は「線量の低い地域を拠点に除染やインフラ整備を進めていくべきだ」と指摘する。 この日は、防護服にマスク、ビニール手袋を身につけ、放射線測定器を取り付けた乗用車で、福島県南部の広野町から国道6号を北上して20キロ圏に入った。 道路は各地で陥没したり、ひび割れて段差ができたりしていた。 住宅地では家や壁が崩れたままになっていた。人の姿は見えず、原発の作業員
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く