タグ

ブックマーク / www9.nhk.or.jp (24)

  • 解説:福島第一原発2号機に何が | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    きのう60センチしか水がたまっていないことが明らかになった東京電力福島第一原子力発電所の2号機。その格納容器の内部の映像が公開されました。東京電力は容器の下の部分にある圧力抑制室などが壊れ水が漏れているとみていますが、損傷か所を特定する具体的な方法は見つかってなく廃炉に向けた今後の作業は難航が予想されます。 画面左側の黄色く見えるのが格納容器の内側の壁です。容器の底から60センチ付近。水面の様子ははっきりわかりませんが、水中に内視鏡の先が入ると細かな浮遊物が漂っている様子が確認できます。東京電力は、浮遊物は溶け落ちた燃料ではなく、容器の壁などからはがれ落ちた塗料やさびと見られると説明しています。 内視鏡で見た範囲では、容器の内部に目立った損傷などは見つからなかったとしています。 では今回の調査で2号機の格納容器の内部の様子はどこまでわかったのでしょうか。 2号機では原子炉を冷やすため

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2012/03/27
    「損傷している場所はこれよりも下にあると感じる。この格納容器とのつなぎ目から漏れ出ている。一つの可能性です。もう一つは圧力抑制室のこの壁というか、これそのものが損傷してどこかで亀裂が生じた。」
  • 上空から見る「福島第一原発は今」 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    vlcsnap-2012-03-10-15h36m29s86s.jpg 東日大震災からまもなく1年。福島第一原発を、おととい上空から撮影した映像です。上空から福島第一原発の状況を取材した横川記者が、原発廃炉に向けた課題を解説します。 vlcsnap-2012-03-10-15h36m47s9s.jpg 4号機の原子炉建屋です。画面中央で20人あまりの白い防護服を着た作業員が作業を続けています。緑色の装置は燃料プールから燃料を取り出す際に使う装置です。そのまわりで作業員が撤去に向けた作業を進めています。 vlcsnap-2012-03-10-15h37m05s191s.jpg ずらっと並んだ灰色のタンクには汚染水が保管されています。灰色タンクの上に作業員がのぼって作業している様子が見えます。 上空から見て、1年たっても手つかずの部分が多く、作業に時間がかかることを改めて感じました。

  • 原発近くの上空 事故後初めての飛行(増山記者) | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    東電福島第一原発近くの上空を、かぶんの増山記者が搭乗したNHKのヘリコプターが、事故後初めて飛行しました。骨組みがむき出しになった原子炉建屋や作業員の様子がはっきりと確認できます。立ち入りが制限されている原発の周辺では住民の姿が消えた町並みが続いていました。 NHKのヘリコプターは26日午前、福島第一原発からおよそ4キロの高度700メートル付近を事故後、初めて飛行しました。ヘリコプターには、かぶんの増山記者が搭乗しました。 増山記者リポート:「福島第一原発の3号機です。1号機から4号機の中でもっとも激しく壊れているのがよくわかります。建物の向こうに海が透けて見える状態です。」 撮影はこれまで原発の半径20キロだった飛行禁止区域が、上空の放射線量を測定した結果、飛行の安全性に問題はないとして半径3キロに縮小されたことから行われました。映像では水素爆発が起きた原子炉建屋の内部の様子もはっきり

  • 取材後記・原発メルトダウン (山崎淑行記者) | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    今月18日に放送したNHKスペシャル「原発メルトダウン」について、ご覧いただいた皆様から様々な反響をいただいています。特に東電福島第一原発の中央制御室の再現した演出には、多くの方から「どこまで忠実に再現されているのか」といった疑問や感想が寄せられました。 番組制作にあたった、科学文化部・山崎淑行記者の取材後記を掲載します。 ~徹底して再現にこだわる~ 永田町、霞ヶ関、そして東京電力店が、事故当時にどう対応したのか、その実態を当事者のインタビューで描いたNHKスペシャル原発危機シリーズ第1回(6月5日)の放送終了の後から、準備が始まったのが、先日放送にこぎつけたNHKスペシャル原発危機シリーズ第4回「メルトダウン~福島第一原発 あの時何が~」でした。 第1回で触れることができなかった『原発の中で何が起きていたのか』に焦点を当てることで事故の教訓を引き出したい。その想いから記者、ディレクタ

  • 水野解説:原発1号機で溶け落ちた燃料は | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    メルトダウンを起こした東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、事故から8か月以上経って、新たに核燃料の深刻な事態が明らかになりました。 溶け落ちた燃料が格納容器の底にあるコンクリートを溶かし、最悪の場合、底まであと37センチの深さに迫っている恐れがあるというのです。 1号機で何が起きているのか?水野解説委員が解説します。 福島第一原発の1号機から3号機で、溶け落ちた核燃料がどんな状態になっているのか。きょう、東京電力や、研究機関が解析結果を明らかにしました。 このうち1号機についての東京電力の解析結果です。 最も厳しい評価をした場合、1号機については100%の燃料が溶け落ちて、原子炉の底を突き破って相当量が格納容器に落下したと推定しています。 高熱の核燃料は、格納容器の底のコンクリートを溶かします。コンクリートの厚さは、最大で2.6メートル。さらに鋼鉄の板で覆われています。 燃料は

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/12/01
    そもそも冷温停止というのは、普通の、原子炉も格納容器も壊れていない原発が100度以下になったときのことを言うのであって、今回のように壊れてしまった原子炉に対してあてはまることばではないと思います。
  • 【ミニ解説】原子力安全・保安院独立の課題は | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けた原子力行政に関する組織の再編について、原子力安全・保安院を経済産業省から分離し、環境省の外局として「原子力安全庁」を設置するとした試案をまとめました。 実はこの原子力安全・保安院を経済産業省から独立させようという議論は、以前からありました。 【以前から指摘されていた分離論】 原子力安全・保安院は、来、公正・中立に安全規制を行う立場ですが、原子力利用を推進する経済産業省の中にあるため、推進側からの直接の働きかけや、間接的に意向をくみ取るなどといった懸念が指摘されていました。 実際、4年前に国が開いた原子力関連のシンポジウムで、保安院側から質問が反対派に偏らないよう地元の人に賛成側の質問をしてもらういわゆる"やらせ"を依頼した疑いが出ていて、現在、調査が行われています。 【人事面でもあいまいさが露呈】 このように「規制」と「推進」のあい

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 解説コーナー | 「原発立地自治体アンケート」の結果です。

    NHKでは、原発を抱える道と県、それに市町村のうち、福島県内を除く合わせて29の自治体に停止中の原発の運転再開を認めるかなどについて尋ね、28の自治体から回答を得ました。結果を掲載します。 ◆ 自治体原発アンケート結果 ◆ 実施:平成23年6月27~28日        対象:福島県を除く29自治体《12・17》         回答:28道県《11・17》(青森県無回答) 数字の読み方は、総数《県の数・市町村の数》です。 【Q1】止まっている原発の運転再開を認めますか 1.早く再開を認めたい・・・・・・・・ 2 《0・2》 (新潟県刈羽村、佐賀県玄海町)      2.いずれは再開を認めたい・・・・・・ 4 《0・4》  (北海道泊村、宮城県女川町、福井県美浜町、福井県高浜町) 3.当面、再開を認めない・・・・・・・ 5 《3・2》      (宮城県石巻市、新潟県、静岡県、石川県志賀町

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/06/30
    【Q4】原発が止まっている影響は(2つまで)。1.核燃料税や交付金が減る・・・・・・・・・・・ 4 《2・2》 2.地元で働く場が減る・・・・・・・・・・・・・ 4 《1・3》
  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 解説コーナー | 【水野解説・事故から2か月半近く ようやく判明】

    2か月半近くたってようやく最悪の事態の発生が判明したことになります。東京電力福島第一原子力発電所の事故。1号機に続いて2号機と3号機でも核燃料が溶け落ちるいわゆるメルトダウンが起きていた可能性があるという解析結果を東京電力がまとめました。 高濃度の汚染水が大量にたまっている2号機。 周辺に放射線量が最も高いがれきが散乱している3号機。 原子炉の中はどんな状態なのか、東京電力はこれまでに得られたデータをもとに解析しました。 東京電力は解析にあたって、1号機の原子炉の水位計が正しい値を表示していなかったことから、2号機と3号機についても水位計の値が正しくない可能性があると判断しました。 核燃料が一時すべて露出した場合と、水位計の表示どおり核燃料の一部が水につかっている場合の2つのケースを想定しました。 まず核燃料が一時、すべて露出していた想定です。2号機では地震から3日後の3月14日午後8時ご

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 科学と文化のニュース | 1号機 ベントの判断に遅れか

    東京電力の福島第一原子力発電所1号機では、「ベント」と呼ばれる格納容器内の圧力を下げる操作の遅れが水素爆発を招いた原因の一つと指摘されています。東京電力は、爆発の6時間半前にベントに取りかかりましたが、NHKが入手した1号機の運転手順書では、爆発の13時間前の段階でベントを行う条件を満たしていた可能性が高いことが分かり、専門家は「もっと早い段階でベントを行うべきだった」と指摘しています。 福島第一原発1号機では、津波の直後から冷却機能を失って、原子炉を覆う格納容器内の圧力が急激に上がりました。その際、格納容器が破損して大量の放射性物質が外部に漏れ出すのを防ぐため、内部の気体を外に放出して圧力を下げる操作が「ベント」です。NHKが入手した1号機の運転手順書によりますと、ベントは格納容器の圧力が使用上の上限の2倍に当たる「853キロパスカルに達すると予測される場合」に行うと定められています。1

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/05/23
    東京電力は、爆発の6時間半前にベントに取りかかりましたが、NHKが入手した1号機の運転手順書では、爆発の13時間前の段階でベントを行う条件を満たしていた可能性が高いことが分かり、専門家は「もっと早い段
  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 科学と文化のニュース | 【水野解説・原発2号機 水蒸気充満で作業進まず】

    東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉建屋の中に 3月の爆発以来、初めて作業員が入りました。 しかし、水蒸気が充満していたため作業を思うようには進められませんでした。 水野解説委員の解説をまじえて説明します。 きょうの福島第一原発2号機。作業員4人が原子炉建屋の中に入りました。 福島第一原発では、格納容器から漏れ出した水を原子炉に循環させて冷却を進める計画で、原子炉建屋の中での作業環境を整える必要に迫られています。 これまでに1号機の原子炉建屋には作業員が入っていますが、 2号機の建屋に入るのは、3月15日に爆発が起きて以来、初めてです。 2号機の建屋の中で放射線量の測定などを行った作業員たちの被ばく量は、 1人あたり3から4ミリシーベルトで、東京電力は「放射線の数値は、それほど高くはなかった」としています。 しかし、作業を思うようには進められず、14分間で退出しました。 原因は、

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演全文掲載です

    25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松市長)。 18日のニュースウオッチ9で放送した特集の中で、時間の都合でお伝えできなかった菅谷さんの講演内容を全文掲載します。 「テーマ:子供たちを被ばくからどう守るのか」 2011年5月14日午後1時半から1時間程度 福島市の保育園にて 講師:長野県松市長/医師 菅谷昭(すげのや・あきら)    ベラルーシの小児科医 アナスタシア・タルカチョア    長野県立こども病院副院長 中村友彦(なかむら・ともひこ) 【菅谷医師】 今回、こういう形で、まさか私が保育園のお母さん、お父さん方とお話しするとはゆめゆめ思っておりませんでした。私は元々が外科の医者でありまして、なおかつ私の専門とする領域が甲状腺ということで、私自身1996年から5年半、チ

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 解説コーナー | 【解説】メルトダウンに至る経過  解析結果

    東京電力福島第一原子力発電所1号機の原子炉内の「メルトダウン」は、地震発生から16時間後までに起きていたと見られることが、東京電力の解析で分かりました。 解析の内容と今後の作業への影響について、大崎記者の解説です。 Q 今回公表された解析結果、具体的にはどのようなものなのでしょうか? A こちらは今回の解析結果をもとに、事故が発生した3月11日から翌12日にかけて、時間ごとの原子炉の水位を示したグラフ。地震発生直後から津波が来るまでは、水位は燃料の上5メートルほどありました。ところが、津波がきて全ての電源が使えなくなると、水位は一気に低下。わずか3時間で燃料の上すれすれまで、さらにその1時間半後の午後7時半頃には燃料全体がむき出しになって空焚き状態になったと見られています。 一方、こちらは燃料の温度を示したグラフ。水位の低下に合わせるように、燃料が露出し始めた午後6時ごろから急激に上昇を始

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【浜岡原発停止要請・菅総理の記者会見全文紹介】

    6日19時すぎからおこなわれた菅総理の記者会見の全文を掲載します。 国民の皆様に重要なお知らせがあります。日私は内閣総理大臣として、海江田経済産業大臣を通じて浜岡原子力発電所のすべての原子炉の運転停止を、中部電力に対して要請を致しました。 その理由は何といっても、国民の皆様の安全と安心を考えてのことであります。同時に、この浜岡原発で重大な事故が発生した場合には、日社会全体に及ぶ、甚大な影響もあわせて考慮した結果であります。 文部科学省の地震調査研究推進部の評価によれば、これから30年以内にマグニチュード8程度の想定東海地震が発生する可能性は87%ときわめて切迫しております。 こうした浜岡原子力発電所のおかれた特別な状況を考慮するならば、想定される東海地震に十分耐えられるよう、防潮堤の設置など、中長期の対策を、確実に実施することが必要です。 国民の安全と安心を守るためには、こうした中長

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 科学と文化のニュース | 多くの原発 電源車が出力不足

    東京電力の福島第一原子力発電所の事故を受けて、各地の原発では、電源の喪失に備えて新たに電源車などを配備しましたが、その多くが、原子炉を継続的に冷やして100度未満の安定した状態にするには出力が足りないことが分かりました。 全国のすべての原発では、福島第一原発の事故のあと、経済産業省の原子力安全・保安院の指示に基づいて、電源車などの移動式の発電機が新たに配備されています。NHKで、東京電力の福島第一・第二原発を除く全国15か所の原発で、電源車などの出力を調べた結果、このうち12か所の原発では、40キロワットから800キロワット程度のものにとどまっていて、原子炉の状態の監視や弁の操作などはできますが、原子炉を継続的に冷やして100度未満の安定した状態にするには出力が足りないことが分かりました。また、残る3つの原発では、3000キロワットを超える電源車を配備していますが、すべての原子炉を同時に冷

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/04/30
    電源の喪失に備えて新たに電源車などを配備しましたが、NHKの聞き取り調査で、その多くが、原子炉を継続的に冷やして100度未満の安定した状態にするには出力が足りないことが分かりました。
  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 解説コーナー | 山崎記者が質問に答えます

    ブログやツイッターを通してみなさんから寄せられた、原発関連のご質問に、科学文化部の山崎記者がお答えします。 山崎記者: 少しの亀裂であれば、窒素は入れられるようですが、具体的な注入の方法はまだ公表されていません。 ------------------------------------------------------ *質問:炉心溶融と燃料棒溶解の違いは何ですか?今、メルトダウンは起きているんですか? 山崎記者: 同じ意味です。燃料がどのような形でどのくらい破損しているかは、まだ、だれもわかっていません。炉を開けてみることができないうえ、推定するのに必要な計測の数字も満足にないために、専門家の間でも見解は統一されていません。燃料の一部が溶けてメルトダウンしていることも否定はできません。下の方に固まっている状態だという専門家もいます。 --------------------------

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【水野解説・最悪の評価"レベル7"とは?】

    水野解説委員: 今回、東電福島第一原発事故の評価がレベル5から7にひきあげられました。 これまで世界の原子力施設の事故は単独の事故が多かったわけですが、今回の事故は4基の原発で異常事態が同時進行する、同時多発的に起きている、世界で例を見ない深刻な事故だったということがあらためて示されたということになります。 原子力施設の事故の深刻度を示す評価尺度はIAEAなどが決めていて、 ▽原子力施設の被害状況、 ▽放射性物質が外部にどれだけ放出されたのか、 ▽何人がどれだけ被ばくしたのか、 ということを評価して決めています。 これまで原子力安全・保安院は事故の1週間後に、 施設の外にリスクを伴う事故ということで、 1号機から3号機まででレベル5と評価していました。 これは1979年のスリーマイル島原発事故と同じレベルなんですね。 スリーマイルの事故では同じように燃料棒が破損しました。半分程度溶融し、放

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【水野解説:余震で原発の注水停止・そのとき何が】

    東電福島第一原発では、きょう夕方の地震直後に1号機から3号機で外部電源が遮断され、原子炉を冷やすための水の注入が止まりました。 その後、外部電源が復旧し、およそ50分後に注入が再開されました。 第一原発で何が起きたのか。水野解説委員に聞きます。 水野解説委員: 東電福島第一原発では1号機から3号機で、最も重要な原子炉への注水が、およそ50分間中断してしまった。一時危機的な状況に陥りました。 これまで1~3号機では、仮設のポンプを外部電源で動かして注水作業を行っていました。 しかし外部の電源が停電によって失われたことで、ポンプが停止してしまいました。 東京電力ではこうした場合を想定して、代替策を用意はしていました。 1つは軽油で動く仮設のディーゼル発電機でポンプを動かす方法。 2つめは消防のポンプ車で水を入れる方法。 3つめは電源車を使って、ポンプを動かす方法。 この3つを用意していましたが

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【山崎解説・想定外に備えよ】

    東京電力福島第一原子力発電所の事故で、先月11日の津波は、建物や設備に残された跡から、最大で15メートルの高さに達し、主要な建物があるほぼ全域で、高さ4メートルから5メートル程度浸水していたことが分かりました。 「想定外」と関係者が口にする大災害、ではどんな備えが必要だったのか。山崎記者が解説します。 山崎記者: 東京電力が公開した映像によると発電所の施設に津波がぶつかり、20mくらいの高さにしぶきがあがっています。津波のパワーを改めて感じさせる映像ですね。この津波によって発電所の設備も非常に広範囲に浸水してしまいました。 浸水したエリアを青色で示しますが、原子炉建屋やタービン建屋など主要な建物のほとんどが浸水していることがわかります。もう少し詳しい写真を見てみましょうか。 写真の下が海側で、こちらから津波が襲ったと考えて下さい。 下の方に黄色い線を引いた施設が、ポンプです。 これは原子炉

    Scatterbrain
    Scatterbrain 2011/04/11
    「ここまで大きい原子力災害を起こしてしまった中で、国や電力会社はもう住民に対して、「想定外」という説明は出来ないと私は思います。」
  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【水野解説・高濃度汚染水の流出防止に向けて】

    「ピット」と呼ばれる施設から、汚染された水が海に流出している東電福島第一原発の事故。近くで採取した海水から国の基準の750万倍という極めて高い濃度の放射性のヨウ素131が検出されたことがわかりました。 汚染された水の流出が続く、福島第一原発。2号機の取水口付近にあるピットと呼ばれる電源ケーブルを納めた施設から高濃度の放射性物質に汚染された水が流出しています。 今月2日、近くで採取した海水から、ヨウ素131が1ccあたり30万ベクレルと、国の基準の750万倍の極めて高い濃度で検出。 きのう採取された水からも基準の500万倍の濃度で検出されました。 また、きのうは、放射性物質の量が半分になる半減期が30年と長い放射性のセシウム137も国の基準の110万倍の濃度で検出されました。 2号機では、タービン建屋の地下にたまっていた水と、外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまっていた水から、いずれ

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 【水野解説・"低レベル"汚染水を海に放出へ その問題は?】

    << 前の記事 | トップページ |  2011年04月04日 (月) 【水野解説・"低レベル"汚染水を海に放出へ その問題は?】 東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にある高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保できなければ、今後、危険が生じるおそれがあるとして、法律に基づき、「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水を今夜7時から海に放出することを明らかにしました。また、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンの低レベルの汚染水については今夜9時から放出するとしています。経済産業省の原子力安全・保安院は、「緊急時のやむを得ない措置だ」とした上で、海洋モニタリングを強化し、放出による影響を可能な限り抑えるよう指示しました。 東電福島第一原発2号機では、「ピット」と呼ばれる施設でおとといの午前、