事件で犠牲になった各国の人々に哀悼します。 アルジェリアのイナメナスで起きたイスラム過激派による人質事件がひとまず収束した。事件の全貌はいまだにわからないが、報道などに触れてきた範囲で思うところを書いておきたい。 事件の背景には、フランスによるマリ空爆と、リビアの崩壊の二つがある。 一点目に関連するマリ情勢については、このブログでは昨年4月(参照)と12月(参照)に言及した。 今回の事件は2か月ほどの仕込み時間があったので、フランスによるマリ空爆を待っての事件ということではなかったが、マリ情勢はこのブログでも触れたようにすでに不安定化しておりフランスの介入も想定される事態だったので、関連がないとは言えない。 また日本ではマリ情勢について報道が少なかったが、この地域のアルカイダに関連するイスラム過激派の活動は一昨年あたりから活発化しているので、その点でも今回の事態も想定されないものではなかっ
アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で、地元紙は、軍に拘束された武装勢力のメンバーの1人が、外国人の人質を国外に連れ出す役割を与えられていたと供述していると伝えています。 この事件では、政府専用機で日本政府や日揮の関係者の一行が首都アルジェに入っており、日本時間の24日午後にも、無事だった7人と、死亡が確認された9人の遺体と共に、帰国の途に就くものとみられています。 アルジェリアの地元紙「シュルーク」の電子版によりますと、事件を起こした武装勢力の中心的なメンバーの1人で、軍に拘束されたチュニジア人の男は、「天然ガスの関連施設を爆破するよう指示を受け、2か月半前から計画を立て始めた」と供述しているということです。 そのうえで、「自分の役割は、外国人、特にフランス人を拉致してリビアに連れて行くことだった」と述べたということです。 施設はリビアとの国境まで100キロほどと近く、リビ
masanorinaito @masanorinaito 日本では、90年代の常軌を逸したアルジェリアでの内戦について正確に知っている人はほとんどいないから、マスコミがアルジェリアについて論評するのを聞いていると、ひどく紋切型で「知らないんだろうな」という印象を受ける。 2013-01-19 03:43:22 masanorinaito @masanorinaito アルジェリアは「イスラム過激派のテロと戦ってきましたから武装勢力を許さない」という解説を耳にするが、そういう表現をすると、アルジェリアが親米だったかのように聞こえることだろう。とんでもなくずれているが。 2013-01-19 03:45:09
Algerian Army vehicles on Sunday near a remote town in southeastern Algeria where hostages were taken in a four-day ordeal.Credit...Anis Belghoul/Associated Press BAMAKO, Mali — Algerian officials said Sunday that security forces combing the scene of a bloody four-day hostage siege had discovered many more corpses, some badly burned, at a gas-production complex deep in the Sahara. They also said f
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