倫理学風研究に戻る / 生命倫理学用語集 / トップページに戻る 哲学・倫理学用語集 はじめに あいまいで無意義な語法や言語の誤用が長く学の秘義とされてきて、 ほとんど、あるいはまったく無意味な、難解もしくは不正な言葉が、 長い慣行で深遠な学識・高邁な思索と間違えられる権利を得てしまったので、 そういう言葉を話す者にせよ聞く者にせよ、そうした人たちを説いて、 それらの言葉が無知をおおい、 真の知識を妨げるものに過ぎないと承服させることは容易でないでしょう。 ---ジョン・ロック あらゆる学問のさけられない運命なのか、 哲学や倫理学の本においても、 われわれ一般人にはわかりにくい単語が多用されています。 多くの一般人は、哲学や倫理学の本を読もうとして、 「物自体」とか「実在」とか「表象」とか、 生まれてこの方見たこともない単語を目にして気を失なってしまうか、 あるいは「これは日本語ではない」
道徳判断の「実行可能性」と「非記述的意味」 都築 貴博 はじめに 以下の小論では、 「道徳的相対主義(moral relativism) 」をとりあげる。ここにいう 道徳的相対主義とは、 「規範的 normative) 立場としてのそれではなく ( 」 「メタ倫理学 的(meta-ethical) 」立場としてのそれである 。規範的な道徳的相対主義は、自分と は異なる諸価値を受容する人々に対してどう振る舞うべきかに関する理論であり、 メ タ倫理学的な道徳的相対主義は、 道徳判断の意味、 真偽、 正当化可能性に関する理論 である。 メタ倫理学的な道徳的相対主義は、 「道徳的枠組 moral framework) に対す ( 」 る道徳判断の意味や真偽の相対性を指摘し、 また、 自分の 「道徳的枠組」 に立脚した 道徳判断は他の 「道徳的枠組」 の構成員に対しては正当化可能でないと論ず
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