2022年6月21日のブックマーク (3件)

  • 写真から「立体的なアート作品」をAIが自動作成 米Adobeなどが開発【研究紹介】

    山下 裕毅 先端テクノロジーの研究を論文ベースで記事にするWebメディア「Seamless/シームレス」を運営。最新の研究情報をX(@shiropen2)にて更新中。 米Cornell Universityと米Adobe Researchの研究チームが開発した「ARF: Artistic Radiance Fields」は、撮影した写真を立体的なアート作品に変えられる、機械学習を用いたスタイル変換技術だ。立体にしたい画像と模様にしたいスタイル画像を組み合わせて、どの方向からでも自然に見える3Dオブジェクトを生成する。色調など細部までスタイルを忠実に模倣した、自由視点の3Dシーンに仕上げる。 ▲(左)写真から3Dオブジェクトを生成。(右)その3Dオブジェクトにスタイル画像を適応する keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_arrow_down 研究過程 keybo

    写真から「立体的なアート作品」をAIが自動作成 米Adobeなどが開発【研究紹介】
    Seamless
    Seamless 2022/06/21
    2D画像からNeRF系で立体化し芸術画像をスタイル変換する手法。高い精度で変換され自由視点で出力される。
  • 「長距離広角でもワイヤレス充電」 5Gと電力を同時に無線伝送できる小型デバイス 東工大が開発

    モバイル機器やウェアラブルデバイス、IoTなどが多くなってきた昨今、ケーブルを必要としない無線充電システムが待ち望まれている。だが多くの無線充電システムは、伝送距離の短さと受電可能な方向が決まっているという問題を抱えている。 研究チームは、これらの問題を克服した5Gネットワーク用のワイヤレス給電型送受信機を提案する。このデバイスはミリ波帯無線電力伝送に加え、送受信ともにビームステアリング(電波を細く絞り、電波を集中的に任意の方向に発射、制御する技術)に対応し、アップリンクとダウンリンクの両方で動作する。 デバイスには点対称アンテナペアを利用したアンテナ・回路一体型移相器を採用しており、これによりビームステアリング時の電力効率が向上し、無線電力伝送の効率を落とさずに低損失かつ2次元の広範囲な電波の送受信を実現した。 プロトタイプは、安価で量産が可能なシリコンCMOSプロセスによるICをLCP

    「長距離広角でもワイヤレス充電」 5Gと電力を同時に無線伝送できる小型デバイス 東工大が開発
    Seamless
    Seamless 2022/06/21
    ミリ波帯無線電力伝送で長い距離,広角度でも高い電力変換効率でワイヤレス電力供給が行える。ビームステアリングが0-45度に増加しても46%の電力を発生し続けた。
  • 「くすぐり」「息の吹きかけ」を感じるプニプニな敏感人工皮膚 ロボットに着せて人間みたいに

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 韓国のKAIST、米MITドイツのUniversity of Stuttgartによる研究チームが開発した「A biomimetic elastomeric robot skin using electrical impedance and acoustic tomography for tactile sensing」は、人間の皮膚をまねた柔らかく敏感な人工皮膚だ。人工皮膚を押すと変形し押した力や向きを感知するため「なでる」「くすぐる」「たたく」などのインタラクションを理解する。感度が良く、風が当たった触覚も感知する 人間の皮膚は、約2平方メートルの面積を持つ最大の感覚器官であり、さま

    「くすぐり」「息の吹きかけ」を感じるプニプニな敏感人工皮膚 ロボットに着せて人間みたいに
    Seamless
    Seamless 2022/06/21
    人の皮膚をまねた柔らかく敏感な人工皮膚。押した力や向きを感知し,なでる,くすぐる,たたくを理解。風が当たった触覚も。柔い皮膚下には電極やマイクを仕込み力や振動波紋を計測。