ときに私は、どう考えても失敗しそうな知人の取り組みを積極的に支援する。また私自身も、失敗することが確からしい選択肢を敢えて突き進んでみることがある。なぜなら、失敗はそれ自体が重要な価値や可能性を秘めているからだ。私は、必ずしも失敗をネガティブに捉えない。 失敗しないと気づかない人達 周りを見渡していると、私からみて失敗すること・頓挫することがあまりにも明白な選択を選ぶ人に気づくことがある。どう考えても失敗するであろう就労プラン・間違いなく破局に至るであろう男女交際・高望みもいいところな応募etcは、身近なところにも少なくない。私が「無謀な失敗」とダメ出しした挑戦の90%以上は、実際、失敗に終わる。だが、私はそれを止めないし、むしろ応援することも少なくない。特に、当人が「上手くいくんじゃないか」と見当違いな見積もりを立てている場合は、である。 当人が「上手くいくんじゃないか」と見当違いな見積