米Facebookは10月22日(現地時間)、プラットフォーム上で許可すべきものと削除すべきものを判断する権限を持つ外部組織「Oversight Board(日本では「監督委員会」)」がユーザーからの申し立て受け付けを開始したと発表した。 監督委員会は、2016年の米大統領選挙の結果にFacebook上の虚偽情報が影響したという批判を受け、マーク・ザッカーバーグCEOが2018年にその構想を発表したもの。今年5月にそのメンバーが発表された。 FacebookとInstagramからコンテンツを削除されたり、逆にコンテンツの削除を求めても拒否された場合、監督委員会に異議を申し立てると、委員会がFacebookの判断の是非を検討し、その結論をFacebookに通告する。 ユーザーあるいはFacebookからのすべての申し立てに対応するわけではなく、重要な問題を緩和することを目的として立ち上げら