【台北=龍元秀明】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は30日、日本電産前社長の関潤氏(61)をEV(電気自動車)事業の最高戦略責任者(CSO)に招くと発表した。人事は2月1日付。鴻海は今後の収益の柱としてEV事業に期待を寄せており、関氏を招いて体制強化を加速する狙いとみられる。劉揚偉董事長(会長)の下でEV戦略の策定などに携わるという。鴻海は同日発表した声明で「関氏は多くの国で自動車生産・製造オペ
iPhoneなどの組み立てを担当するApple最大のサプライヤーであるFoxconnが、製造拠点の「脱・中国」を加速させている、とBloombergが報じています。 中国から米国への輸入品にかかる関税回避へ iPhoneなどAppleの主力製品の組み立てを担うFoxconnとして知られる鴻海精密工業のリウ・ヤンウェイ(劉揚偉)会長は、製造拠点の中国国外への移転を進めている、と語りました。 中国で生産された製品をアメリカに輸入する際、高額の関税が課せられるのを避けるため、同社はアメリカ向けの製品を中国以外で製造する、サプライチェーンの分割で対応しています。 中国国外での生産比率、約1年で25%から30%に Foxconnの「脱・中国」は、1,000億円超を投じて生産能力を拡張するインドや東南アジアに生産能力を移転させることで、中国国外での生産比率を2019年6月の25%から、現在は30%にま
経営再建中のシャープが、戴正呉(たい・せいご)社長に支払う役員報酬をゼロに決めたことが23日わかった。 ボーナスにあたる役員賞与は2012年度以降支給しておらず、戴社長は「無給」のトップとなる。不祥事を除けば、国内の上場企業が社長に報酬を支払わないのは異例だ。 今月12日に開いた報酬委員会で正式に決めた。2人の社外取締役を除く、他の取締役6人についても役員報酬は支払わないが、担当業務に関連する手当などは支給する方針だ。 戴社長は「赤字なのに報酬を受け取るのはおかしい」などと持論を語っており、早期の黒字化に向けた決意を示すとみられる。戴社長は、シャープを傘下に収めた台湾・ 鴻海 ( ホンハイ ) グループナンバー2の副総裁も兼務しており、鴻海からは報酬を得ている。
1日の東京株式市場でシャープ株が一時、前週末比5円(5%)安の87円まで下げた。業績低迷を嫌気した売りが優勢となり、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業のシャープ1株あたり取得予定価格(88円)を下回った。両社が出資契約を4月2日に結んで以降、株価が予定価格を下回るのは初めて。シャープ株は8月1日、東証1部から2部に指定替えとなった。買収側の鴻海はシャープの株価について7月30日、「シャー
South China Morning Post(南華早報)によると、Apple製品の製造を手がけるFoxconnは、6万人分の仕事を自動化したという。世界最大の電子機器製造企業である同社は、かねてより大規模な自動化を目指してきた。 Foxconnは声明で、「ロボット工学などの革新的な製造技術を応用し、それまで従業員が行っていた反復作業の置き換えを進めており、これにより従業員は訓練を通じて、研究開発、工程管理、品質管理などのより付加価値の高い部分に注力することが可能になる」としたうえで、「われわれは製造作業における自動化と労働力を引き続き強化し、中国において相当な数の労働力を維持していくつもりだ」と説明している。 Foxconnはまだ120万人を雇用している。 Foxconnは自社の産業ロボットを「Foxbot」と呼ぶ。Foxbotは、ロボットアームやピックアンドプレース装置から、自動の輸
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