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ブックマーク / www.vice.com (8)

  • 世にも奇妙なAirbnbトラブル体験談

    2年前のある日、私は突然思い立ち、ひとりでニューヨークに行くことにした。Airbnbの空室はわずかだったので、予約できたのはブッシュウィックのとても安い部屋だった。もちろん、安さには理由があった。私の〈ベッドルーム〉を仕切るのは壁ではなくカーテン。そこに住んでいた女性はひと晩中眠らず、外が明るくなるまで狭い部屋を歩き回ったり、大きなゲップをしたりした。 それだけではない。その女性の息子からは、屋根の上でちょっとだけ私の写真を撮らせてほしい、と頼まれ(自分でもよくわからないが、あっさり引き受けてしまった)、後日メールで写真が送られてきた。ある晩、キッチンに入ると、うつ伏せの男性が大の字になって横たわっていた(一応確認したが、息はあった)。最終的に部屋を出るとき、ホストたちは薄汚れた25.5センチの白いスニーカーをくれた(ちなみに私のサイズは21.5センチだ)。 私のAirbnb体験は決して良

    世にも奇妙なAirbnbトラブル体験談
    ShenaMikan
    ShenaMikan 2020/01/06
    “「バスルームと救助された鳩についてのルールがあった」 ”
  • 事件ノンフィクション『つけびの村』の高橋ユキが語る殺人事件とうわさと妄想と私。

    2013年、山口県周南市の金峰地区のわずか12名が暮らす小さな村で、一夜にして5人の村人が殺された。世間は、これを山口連続殺人放火事件と呼ぶ。犯人の自宅には『つけびして 煙喜ぶ 田舎者』という川柳が貼られており、まさに犯行予告だとマスコミを賑わせたが、それは事実ではなく、うわさであった。事件の真相を突きとめるべく、執拗にうわさを追いかけた、奇妙な事件ノンフィクションが『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)だ。 〈うわさ〉その場にいないひとについて、語ること。社会に蔓延する明確ではない話。 〈妄想〉根拠がなく、想像すること。真実でないものを真実と認知すること。主観によってのみ確信した内容。 高橋ユキは、村に蔓延するうわさ話をひとつずつ裏取りし、タマネギの皮を剥くように、取材を進めた。その結果、タマネギに芯はあったのか――そもそも彼女は、なぜ殺人事件、うわさに翻弄される人々、うわさか

    事件ノンフィクション『つけびの村』の高橋ユキが語る殺人事件とうわさと妄想と私。
  • 国士舘大学応援団にみる 〈昭和〉根性論 - VICE

    「ヤクザ40~50人にさらわれた」「先輩の命令で電車を止めた」「殴られすぎて木刀が折れた」 これは、劇画や任侠映画の世界の話ではない。男が過剰に男らしかった昭和のころ、大学応援団で実際にあった話だ。 平成も残すところ半年を切り、いよいよ昭和が遠のいていく。戦後の焼け野原から高度経済成長期を経て、バブル崩壊後の長期に渡る経済停滞。昭和~平成にかけて、世の中はめまぐるしく変わった。学校教育では、ブラック部活の実態がクローズアップされ、死亡者が出るほどの体罰や長時間練習は撲滅されつつあるが、いまだにパワハラや熱中症による死亡事故などが絶えない。部活における根性論や精神論が蔓延しはじめたのは、1964年の夏季東京オリンピックに遡る。1961年に組織された東京オリンピック選手強化委員会では、選手教育の方針として〈根性づくり〉が打ち出された。そして高度経済成長下、国の再建、復興のシンボルとされたオリン

    国士舘大学応援団にみる 〈昭和〉根性論 - VICE
  • 選んだ相手とセックスできる美男子コンテスト〈ゲレウォール〉

    リーズ・トリニティ大学のケイト・リスター博士が、世界の人びとの愛、セックス、結婚へのアプローチ方法をひも解いていくコラム。リスター博士は世界でも有数のセックス史研究者で、一風変わったセックスのアプローチから、私たちが学ぶべきことを教えてくれる。 § 地球に存在する配偶者探しの儀式は全て、結局のところ、意中の相手にどれだけ強い印象を与えられるかにつきる。サルならお尻を出すし、人間ならTinderにセルフィーを載せるが、どれもこれも自らのすばらしさを誇示する行為であることに変わりない。 しかし、例えば英国人、もしくは日人のように、特に男女の関係において、自分の売り込みが苦手な国民もいる。私たちはまごついて、自身最大のセールスポイントをないがしろにしてしまう。なぜなら私たちは、いくら自分を売り込みたいからといって、自己顕示欲が強い目立ちたがり屋だと思われたくないからだ。そんな私たちに学びを与え

    選んだ相手とセックスできる美男子コンテスト〈ゲレウォール〉
    ShenaMikan
    ShenaMikan 2018/12/12
    “ウォダベ文化において、超絶ハンサムだとみなされた男性は〈kayeejo naawdo(〈痛みを伴うひと〉の意)〉と呼ばれる。かっこよすぎて、見つめていると痛みを感じる、という意味だ。”
  • ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情 ①

    1980年代末、アパルトヘイト時代の南アフリカ共和国。都市部のゲットーでは、欧米からの影響で、ハウス・ミュージックがポピュラーな存在として定着していた。そこから発展して生まれたのが、「KWAITO(クワイト)」。テンポを落とし、ズールー語やスラングのチャント、そしてパーカッションからピアノなどを取り入れたアフロ・ハウスで、これを機に南アフリカのクラブ〜エレクトロニックミュージックは、独自の世界を生み出して行く。欧米のそれとは明らかに異なり、進化し続ける南アフリカ電子音楽シーン。各都市、各ジャンルを代表するアーティスト、プロデューサー、DJを訪れ、南アフリカ産エレクトロニックミュージックの今を三回に渡りレポートする。 第一回は、ダーバン、ヨハネスブルグ編。ディープなアンダーグラウンドハウス「GQOM」や、伝統的な民族音楽とミニマル・テクノをミックス&高速化させた「シャンガーン・エレクトロ(S

    ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情 ①
  • スタンリー・キューブリックの 右腕として生きた30年間

    Emilio D'Alessandro (left) with Stanley Kubrick. Photo courtesy of SkyHorse/Arcade Publishing スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督の死後、もうすぐ20年が経とうとしている。彼は、20世紀の傑作と評価される数々の作品を創りだした、ハリウッド有数の敬愛される映画監督だ。デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)、ニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)など、キューブリックの影響を受けた監督も後を絶たない。だが、キューブリックには未だに謎が多い。周囲からは引き籠りだと思われ、人生のほとんどをハリウッドの外で過ごし、飛行機に乗りたくないため、撮影のほとんどをイギリスやその周辺で済ませるような映画監督だった。 エミリオ・ダレッサンド

    スタンリー・キューブリックの 右腕として生きた30年間
  • OH, NIPPORN! - Part1 - VICE

    正月早々、事件だ。あの大橋 仁が3冊目の写真集を上梓した。しかも、とんでもないを。 『凄絶ナリ』ー。アラーキーこと、荒木経惟にそう言わしめた99年刊行の処女作『目のまえのつづき』(青幻舎)。赤く染まった表紙の写真は、一見すると繊細で落ち着き払った雰囲気だが、よく見るとそれがシーツに染み渡った鮮血だと分かる。しかも異常な量の、人間の血だ。 19歳のとき、義父の自殺現場 第1発見者となった大橋。救急車を呼ぶとともに、現場を写真に収めた。その後、幸運にも一命をとりとめた義父のその後も含めて、生死のジェットコースターを1冊のに。〝生きること、死ぬこと〟をきれいごとで描くことなく、裸一貫、カメラ1つでブツかった。ページをめくれば、様々な感情に揺れうごく魂の咆哮が聞こえてくる。 そんな大橋は、寡作な作家だ。次作『いま』(青幻舎)が刊行されたのは6年後のこと。10人の妊婦からオギャーと赤ん坊が飛び出

    OH, NIPPORN! - Part1 - VICE
  • THE SAPO DIARIES - VICE

    ShenaMikan
    ShenaMikan 2012/12/20
    傷口などから分泌液を摂取することで、最高にハイってヤツになれるアマゾンに生息するカエル、「サーポ」。気になる。
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