新日鉄は過去最高の2805名の株主集めた株主総会で経営統合が承認、10月に新日鉄住金誕生へ - 12/06/26 | 18:05 国内高炉最大手の新日本製鉄は6月26日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで株主総会を開催した。同社としては過去最高となる2805人の出席株主を集め、住友金属工業との合併などの承認を受けた。 10時から始まった総会では、住友金属との合併関連を中心に、訴訟関連、役員人事、経営環境まで幅広く質問が出された。4つの事前質問に続き、会場からの11人の株主が質問し、2時間33分にわたり、これに答えた後、すべての会社提案の9つの議案すべてを可決した。 主な質問と回答は以下の通り。 ――合併により株主にどんなプラス効果があるのか? 経営統合によって、まずコストが下がる。統合効果の1500億円は遅くとも3年以内に実現したい。また、規模の拡大による数量メリットが出る。それ