2022年現在では「microSD」が主流といいつつも、スマートフォンにmicroSDスロットを搭載しない端末が現れてきた「SDメモリカード」という規格。スマホだけでなくデジタルカメラやPCの拡張ストレージとしても有用な記憶装置だが、規格が生まれたのは1999年、東芝(現キオクシア)、サンディスク(現ウエスタンデジタル)、松下電器産業(現パナソニック)の3社で構成されたSDグループによって開発された。 SDメモリカードに使用される「SD」という名称だが、開発当初は「Secure Digital」の略であるという説明があったものの、のちに規格の改版に伴って削除されたという。ただしSDメモリカードのロゴは1995年に東芝などが提唱した「Super Density Disc」のものを流用している。頭身の小さなキャラクターに付けられる「スーパーデフォルメ」の略でもない。 SDメモリカードのサイズは
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