しかし、予想に反して多くの読者が目に留めてくれて、好意的な反響を寄せてくれた。 その声に後押しされて、その後も断続的に貨物列車に乗ったり、貨物駅を訪ねたりしてルポを書いてきた。そしてこのたび、これまでの記事に書下ろしのルポを加えた本『貨物列車で行こう!』が文藝春秋から発売されることになった。 これはめでたい。大いにめでたい。 ふたたび貨物列車に乗る! たまには目先を変えて「連絡会社線」の列車に乗ってみる 貨物列車をテーマにしたマニア向けの本はこれまでにもあったが、「貨物列車の紀行文」をまとめた本はおそらく初めてだと思う。そんなものを書けるとも思っていなかっただけに、それが本になるというのだからありがたい。 そこで告知記事を書くことになったのだが、本の紹介だけでは面白くない。どうせなら、この本の核である「貨物列車添乗取材」を新たに敢行し、その記事の末尾にそっと慎ましやかに新刊の宣伝をしようと
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