厚生労働省が6日発表した5月の毎月勤労統計(速報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月から1.3%増えた。1年10カ月ぶりの高水準だ。人手不足で人材の確保が難しいなか、つなぎ留めるために給与を引き上げている。名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は2.1%増の27万5443円。伸び率は14年11カ月ぶりの高水準となった。内訳をみると、基本給にあたる所定内給与は
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厚生労働省が6日発表した5月の毎月勤労統計(速報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月から1.3%増えた。1年10カ月ぶりの高水準だ。人手不足で人材の確保が難しいなか、つなぎ留めるために給与を引き上げている。名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は2.1%増の27万5443円。伸び率は14年11カ月ぶりの高水準となった。内訳をみると、基本給にあたる所定内給与は
タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められている少年ら13人の救出活動中、元海軍特殊部隊の男性ダイバー(38)が死亡したと6日、タイ国軍が発表した。潜水中に酸素がなくなったという。軍は少年らに潜水技術を教え、洞窟内を潜らせて救出しようとしているが、今回の死亡事故でこの救出方法への危険性を指摘する声が高まっている。 軍によると、男性ダイバーは6日午前1時ごろ、洞窟内の少年らのいる場所まで空気ボンベを運ぶ作業をしていたが、水のない場所で息をしていないことに同僚が気づいた。ボンベの空気はなくなっていた。軍幹部は6日、報道陣に「救出作業は非常に過酷だ。洞窟の外から少年らのいる場所に続く新たな道を見つけるなど、別の方法も急いで進めている」と話した。 少年らは洞窟の入り口から約5キロ奥で助けを待っている。入り口から2キロまでは水位が数十センチだが、そこから先は3メートルの水深の場所もあるとい
老朽化が進む水道施設の改修を促そうと、水道事業をより多くの自治体が連携して行えるようにして、経営の安定化を図る水道法の改正案は、5日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数で可決され参議院に送られました。 水道法の改正案では、老朽化が進む水道施設の改修を促そうと、水道事業をより多くの自治体が連携して行えるようにして、経営の安定化を図ることや、水道事業者に水道施設の情報をまとめた台帳の整備を義務づけること、それに、経営に民間のノウハウを取り入れようと、運営権を民間に売却できる仕組みを導入することなどが盛り込まれています。 法案は5日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会と希望の党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。 一方、立憲民主党などは「民間企業に運営権を移すと安定的な給水が維持できなくなる」などとして反対しました。
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