ここのところJavaによるWebアプリケーションの経験が皆無な人にいろいろ教育してみてわかったのですが、教育の観点からするとWicketはとてもいいですね。 つまり、学習コストが低い。 故あってWicketとともにSlim3も学習対象にしているので、Slim3のような「薄い」フレームワークとの対比となるのですが、以下のような学習コストの低減にあたっての利点がありました。 HTTP そのものの知識がほぼ不要。 テンプレート(View層)の作成には HTML の知識だけでほぼことたりる。 JSPのJSTLのようにJava以外のものを身につける必要がない。 ページ間の値の引渡しについて特別に設計、考慮の必要がない。 ただし、Wicketはリソース食いな上にデフォルトのパスがカッコ悪いので、BtoCのWebサービスにはあまり向かないでしょう。逆に従来のC/S型の社内システムをWebベースでリプレー