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2022年12月24日のブックマーク (2件)

  • 沖縄のモービル天ぷらについて

    返還前占領中の沖縄で米軍放出品のオイルを使った天ぷらがあったっていうのは結構有名なトリビアなんだが、これが「モービル1を使った」って変換されて流布されてるのをよく見るのだ。例えばこの増田のブクマとか。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20221221194930 自分はモービル天ぷら見た事もないんだけど、この正体は判るのでちょっと解説したいあるよ。 因みにモービル1は沖縄返還後の1974年に市販開始された化学合成油で、鉱油が基油なので摂取すると死んでしまう。 モービル天ぷらの油の正体は(恐らく)「ひまし油」結論から言うとモービル天ぷらに使われたのはひまし油であると考えられる。 実はこれは高性能機械油であり、薬品でもあるし、毒でもある。 ひまし油の超高性能油膜特性一般的な機械潤滑油というのは石油を蒸留して作られる「鉱油」だ

    沖縄のモービル天ぷらについて
  • 競艇場のおじさんたちは「I love you」を何と訳すのか - マジスカスクエアガーデン

    『我輩はである』や『坊つちゃん』などの作品を生み出した明治時代の文豪、夏目漱石は同時に英文学者でもあった。 そして彼が英語教師として教鞭を執っていた頃、「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したのは有名な逸話である。 実はこのエピソード自体、後世の創作であるという説が濃厚だったりする。 にも関わらずこれだけ世間に浸透した背景には、「日人は直接愛を伝えることができない」というそれらしい要素が詰まっているからだろう。 考えてみれば「I love you」の訳なんてものは「あなたが好きです」だけではない。 こと告白において、愛の表現は一通りではないわけだ。そこには人の数だけ訳が存在する。 たとえ漱石が「月が綺麗ですね」と訳したとしても、まったく異なる世界と価値観で生きている人たちからすれば、また違った「I love you」の訳が存在するはずだ。 競艇場にいるおじさんたちは、 「I