第九回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議の参加者は二十五日、政党への要請や集会を行い、この問題の早期解決を訴えました。各国から被害者をはじめ、支援団体の関係者らが多数、国会前に駆けつけました。 集会では、韓国、東ティモールの二人の被害者が、初めて証言を行いました。 韓国人の李秀山さんは、お金がもうかるといわれ、中国に連れて行かれました。「当時は十六歳で、怖くてどうしようもなかった。逃げようとして失敗し、体中に焼きごてを当てられた。妊娠したと告げたら軍の病院でおろされ、子宮までも摘出された」と語ると、その場に泣き崩れました。「いま八十一歳になった。日本政府が謝って賠償してくれれば、堂々と生きていける」と訴えました。 東ティモールのエスペランサ・アメリア・フェルナンデスさんは、「小さい部屋に閉じ込められ、毎晩、三、四人の相手をさせられた」といいます。「日本の兵士が勝手にきたとは思えない。政府と