●2005年上半期の家庭用ゲーム市場は、ハード好調で前年比3.6%増 2005年も折り返し地点を過ぎた。2005年の上半期(1~6月)の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが730.5億円(前年同期比150.7%)、ソフトが1340.9億円(同88.5%)、合計すると2071.4億円(同103.6%)となっている。昨年末に発売されたニンテンドーDSとプレイステーション・ポータブル(PSP)が年明けも順調に販売台数を伸ばしており、ハード市場を活性化した結果が現れたと言えるだろう。 2005年下半期も、ハードでは年末にXbox 360の発売が予定されているほか、ソフトも8月に『ワールドサッカー ウイニングイレブン9』などビッグタイトルが登場する。さらに、2005年度発売予定の『ファイナルファンタジーXII』など、まだ発売日がはっきり決まっていないソフトの動き次第では、上半期は前年に比べマイナスとなっ