双日社長 加瀬 豊 1947年、千葉県生まれ。70年、東京大学経済学部卒業後、日商岩井(現双日)に入社。ニュージーランド法人社長、木材製品部長、米国ポートランド店長など歴任。双日副社長を経て、2007年4月、代表取締役社長就任。1度会って話した社員の名前は、ほぼフルネームで覚えてしまう。コツは「何かのキーワードと結びつけて覚えること」。 上司は「問いかけ」をするのが仕事。問いかけをしなければ仕事をしていないとさえいえます。実際、部下に課題やノルマを与えるとき、私はいつも「3つの問いかけ」をするよう努めています。 まず、最初の問いは「なぜ、そうなったの?」です。たとえば部下が、「トラブルが発生しました」「売り上げ減少です」「計画が進展しません」などと相談にきた場合。「どうしますか?」と尋ねる部下に対し、私は「なぜ、そうなったの?」と問い返します。 第2の問いかけは「それで、君自身、どう思っ
かつて経営危機に陥っていた双日。その復活の条件は優先株の一掃、復配、格付け会社による投資適格級の格付け獲得の3つだった。 現在、優先株の一掃、復配を実現。格付け会社2社から投資適格級を獲得、残すところはあと1社の格付け見直しだけとなった。 しかし、そうした自らが挙げた条件よりも、復活を雄弁に物語っていることがある。かつて退職した社員が続々復帰しているのだ。 双日の前身である日商岩井とニチメンは2003年の合併に向けて、両社間で人員削減の条件を設定した。その間、多くの社員が離れていった。 ところが、この3年間でかつて日商岩井やニチメンに籍を置いていた社員六64人が再び双日に復帰しているのだ。同期間の中途入社社員の数が225人というから、3分の1近くを占める。30代後半から40代の社員が多いという。 「スキルは保証されているし、社風もわかっている。まさに即戦力」(西村俊郎人事総務部長
個人情報の保護 新聞倫理綱領 著作権・リンクについて 記事使用 Web広告のご案内 お問い合わせ先一覧 FujiSankei Business i. on the webに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。 このサイトは、フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く