森生 明 (もりお あきら) 1983年、京大法卒、日本興業銀行入行。米ハーバード・ロースクール留学後、M&Aアドバイザリー業務を担当。1991年、ゴールドマン・サックス証券東京支店入社。2年間の米本社勤務を経て日本でのM&A業務を担当。米ラバーメイド社、カルチュア・コンビニエンス・クラブなどを経て1999年にコンサルタントとして独立。 現在、西村あさひ法律事務所顧問のほか数社の経営顧問を務め、経営戦略企画、株式公開・M&Aアドバイスを行っている。NHKドラマと映画「ハゲタカ」で経済監修を担当した。 6日に公開された映画「ハゲタカ」で経済監修を担当した西村あさひ法律事務所の森生明・経営顧問に、日本企業を取り巻くM&A(企業の合併・買収)の現状と将来を聞いた(後編)。 前編はこちら いいM&Aと悪いM&A M&Aは悪か、と問われれば、「いいのも悪いのもある」としか答えられない。分ける基準は