数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 ヤフーの屋台骨を10年以上にわたって支えてきた検索連動型広告の時代がいよいよ終わりを迎えている。スマホ時代の広告ビジネスをどこまで取り込めるか、正念場を迎えている。 10月29日、ヤフーの2014年度第2四半期の決算発表会のこと。プレゼンテーションをしていた宮坂学社長は、急に声のトーンを変え、発表資料のスライドに挟み込まれた一文を読み上げた。 「スマートフォン時代でも利用されているか?」 スクリーンには次々と、ヤフーの主力サービスに占めるスマートフォン比率が高まっていることを示す資料が映し出される。それらを基に宮坂社長は、パソコンやインターネットの隆盛と共に築いてきた地位を、新たなスマホ時代でも維持できることを
![【ヤフー】18年目にして初の上期減益 問われるスマホ時代へのシフト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/23b7ad6822f5159af257218fccc5c50d7be17260/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F0%2F-%2Fimg_308d6fc03a55914a69a409ac8b4faf25327570.jpg)