現地時間の9日で幕を閉じた、Macの総合展示会「Macworld Conference & Expo」。今年はアップルが最後の参加を宣言し、しかも基調講演はアップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏ではなく、上席副社長のフィル・シラー氏が担当するという、いつもとは大きく違う面もあった(関連記事)。 そうしたアップルの動きは、基調講演や会場の雰囲気に何か影響を与えたのだろうか? 現地を取材した、ジャーナリストの林信行氏に話を聞いた。 みんな真剣になって考えていた ── 今回のフィル・シラーの基調講演はどうでしたか? 林 一応、ホールはいっぱいに埋まっていましたし、シラー氏のプレゼンでも盛り上がることは盛り上がっていました。 ── 会場にはジョブズの復帰を求めるバナーを持っている人もいたそうですが、やっぱり「ジョブズ恋し」という空気はあったんでしょうか? 林 それはそうですね。ただ、この基調講演に
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