バチカンのお墨付きPhoto:Album/アフロ[映画.com ニュース] バチカン市国の公式紙ロセルバトーレ・ロマーノは6月16日、今年公開30周年を迎えるミュージカルコメディの傑作「ブルース・ブラザース」(ジョン・ランディス監督)を「模範的なカトリック映画」として評価する記事を掲載。世界中のカトリック教徒が見るべき映画だと推奨した。 同作は、ジョン・ベルーシ扮するジェイクとダン・エイクロイド扮するエルウッドのブルース兄弟が、世話になったカトリック教会系孤児院の危機を救うため、バンドを結成して資金を稼ごうとするというのが大筋の内容。確かに、教会で神の啓示を受けるシーンや、兄弟が口にする「神から与えられた使命」といった台詞はある。しかし、基本的には派手なカーチェイスやアクションシーンが満載のスラップスティックコメディであり、一般的な観点からすれば、およそ敬虔な内容の映画とは思えないことから
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