このコラムについて 15年前、スーパーやコンビニエンスストアの参入で危機に直面した酒販店が起死回生のサービスに挑戦した。それは、東京23区内のどこでも、ビール1本から無料で、しかも注文から2時間以内に配達するという業界の常識を覆すもの。だが、同業他社からも無謀だといわれた新ビジネスは見事に成功を収め、今や売上高は1000億円を超える。なぜ、このサービスを着想したのか。利益を出すことができた理由はどこにあるのか。3代目社長が取り組んだ一世一代の改革について、カクヤスの佐藤順一社長が赤裸々に語る。 昨年10月に開催した「日経トップリーダー」経営セミナーでの講演をまとめた。 記事一覧
