今日は、世の中の人がどんなお金の使い方をしているのかを全国で調査したデータを紹介します。市場調査を行うにあたって参考になるかなり詳細なデータを入手できます。しかも無料で。 「30代の男性は書籍や雑誌に1か月あたり何円使っているのか」「ケータイの通信費は、年齢層でどれくらい違うのか」「緑茶と紅茶とコーヒーと、それぞれいくらぐらい使っているのか」「靴やシャツや下着に使っているお金は?」「CD・DVDやゲームにはどれくらいお金を使っているのか」「映画や遊園地や温泉にはみんなどれくらい行っているのか」こんなデータがあればいいと思いませんか? それがあるのです。 そのデータとは、総務省統計局が行っている「全国消費実態調査」。 平成21年全国消費実態調査(統計局)全国消費実態調査とは、国民生活の実態について、家計の収支や貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を総合的に調査し、世帯の消費・所得
今日は、プレスリリースやニュースリリースの調査データから、どの曜日のどの時間帯に配信するのが効果的なのかを探ってみます。取り上げる調査データは3種類。 時間帯・曜日ごとのリリースクリック率(PDBマーケティング)まず、リリース配信サービス「VFリリース」を運営するPDBマーケティングの調査データから。「記者がリリースを見ている時間は、何時から何時か?」「最もリリースが読まれるのは何曜日か?」を、VFリリースから配信されたリリースのクリック数から調べています。 調査内容:時間帯・曜日ごとのリリースのクリック率 対象:VFリリースからの配信リリース(多ジャンル) ・リリースは10時に配信するな → http://www.p-db-m.com/news/1210 まずは時間帯。リリースのクリック率を時間帯ごとに調べたグラフがこちら。クリック率の高い順に、16時台、8時台、17時台、14時台。9時
中国の書店では、本を買おうとレジに向かう人がいると、近寄ってきて「この書店のポイントカード持ってるか? 持ってなければ私のを使え、安くなるから」とポイントカードを渡す人がいるというのです。日本から出張で行っている人が書店のポイントカードを持っているわけもなく、安くなるならとポイントカードを借りて5%引きなどで書籍を買い、またポイントカードをその人に返すのです。 その書店は5フロア5000坪、北京で最大どころかアジア圏で最大級の、日本でいうと丸善のような立派な書店。でも店員は注意するでもなく放置しているので、そういう人がレジ前にたむろしていて、店員よりもそういった人のほうが多い場合もあるとのこと。 さらに言うと、その人たちは書籍を購入するタイプの人ではなく、おそらくそうしてポイントを貯めてステージが上がった会員カードを他人に売っているのではないかという話。 そもそもポイントカードとは、その店
以前にも記事で書いたけど、SEOを目的にプレスリリースを書いたところで、もう以前のような効果は期待できない。ニュースリリースを次々と書いて無料の紹介サイトに配信しても、今や大した成果は得られない。だが、使い方次第では、リリースはこれまで以上に効力を発揮するんだ。たった1人の記者や影響力のあるブロガーに自分のリリースを取り上げてもらう方が、価値のないリリースをあちこちにばらまいたり、複数のアカウントを使ってDiggやStumbleUponに投稿したりするより、はるかに有益だ。 ニュースリリースについて、僕はちょっと人と違う視点を持っている。少し前まで、僕はフルタイムの新聞記者として働いていたんだけど、Eメールの受信箱はいつもプレスリリースで一杯だった。そのうちのいくつかは僕の目を引き、記事として大きく取り上げられた。でもそれ以外のものは、僕や同僚の目を引かずそのままになった。 そこで、メディ
セキュリティサービスのNTTデータ・セキュリティは、脆(ぜい)弱性スキャンサービス「NinjaSCAN(ニンジャ スキャン)」の本格展開を2月15日開始した、と同日発表した。クレジットカード情報の保護に関する国際基準、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)に準拠した包括的なサービス。決済代行サービス企業やネット上でクレジットカード決済を行う小売・流通・サービス・通信・運輸業などが対象。 NinjaSCANは、企業の各拠点にある通信機器やサーバー、パソコンなどに搭載したソフトの脆弱性診断や、診断結果からPCI DSS準拠状況の判定をインターネットで実施。顧客企業は、自社のセキュリティポリシーにのっとって一元管理できる。NinjaSCANは、脆弱性管理ソリューションのクォリスジャパンと提携し、米クォリスのセキュリティ監査ツール
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 政治家に大ブレイク中のTwitter。「ネット選挙解禁」を睨んだ事情が見え隠れします。広告業界では有名な話しで「露出」と「好感度」は比例し、ヘビーローテーションで流されるCMと街角に貼られた「国政報告会」と銘打った政治家のポスターも狙いは同じで、情報に接した機会が多いほど「親近感」は増します。それがTwitterなら無料でネットの住民に「露出」でき、ついでに「国民の声」をつまみ食いすることも可能ですから使わない
“アルゴリズム”は、もっとも非人間的なものの代表だともいえる。ソーシャルメディアにとって、そのアルゴリズムが不可欠だというのは、実に皮肉めいている。 僕はこの間、グーグルがどうやってユーザーデータを集めているかについて書いた記事を掲載した(前編、後編)。今回は、著名なソーシャルメディアサイトが、ユーザーデータを活用する上でどのようにアルゴリズムを用いているのか、白日の下にさらそう。 ソーシャルメディアを成り立たせているのは人間の力だが、ユーザーが入力したデータを利用できる状態にする仕組みは、アルゴリズムによって作られている。現在活動している無数のソーシャルメディアサイトで実証済みのことだが、ユーザーの関与とアルゴリズムによる処理ルールの上手いバランスを見出すことは、とても難しくなりがちだ。これから紹介するアルゴリズムは、悪意のないユーザーと結びついて初めてうまくいくものだ。 人気ソーシャル
40分でできるホームページ運営体制チェック より良いサイト運営を実現する 40項目のセルフチェックシート[Web担当者編 2008年版] 好評だった「40分でできるホームページ診断 ~訪問者目線編~」に続き、第2弾のチェックシートをお届けする。今回は、表側には現れない、ウェブサイトの裏側にある運営体制に関するチェックだ。 第1弾の「40分でできるホームページ診断 ~訪問者目線編~」も一緒にどうぞ TEXT:編集部 協力:株式会社 環 今回は運営体制をチェックWeb担では以前に「40分でできるホームページ診断」を掲載し、好評を得たが、前回のホームページ診断では、サイトが訪問者にとってどれぐらい使いやすいかをチェックするための要素に絞っていた。 今回は、企業のWeb担当者が、日々のサイトの運営を行ううえで意識しておかなければいけない点や、企業としてウェブサイト運営をする場合に必要になる要素を対
訪問したウェブサイトのコンテンツ分析Googleアカウント個人ユーザーに関する情報を集めるためのリソースとして使われる登録情報登録した日付ユーザー名パスワード予備のメールアドレス住所(国)顔写真利用情報友人グーグルサービスの利用状況ログイン回数Googleツールバー訪問したすべてのウェブサイト固有のアプリケーション番号404エラーとなったページを全部グーグルに送信ツールバー同期機能グーグルのアカウントに自動入力情報を保存ウェブフォームの構造をグーグルに送信セーフブラウジングセキュリティに関する警告への応答を保存自動入力フォームデータを保存スペルチェックはグーグルサーバーにデータを送信ウェブの履歴グーグルの検索結果ページから閲覧した全ウェブサイト日付時刻検索クエリクリックした広告利用したサービスGoogle翻訳グーグルのサーバーに送ったテキストすべてGoogle Finance株式のポートフ
グーグルは、何といってもデータ企業だ。グーグルはかつて、公平な競争の場で、一般に公開されているデータを競合相手よりも巧みに利用することを武器として戦った。そうすることで、空前の大成功を収めたんだ。 Web 2.0の時代に入ると、ハードディスク、プロセッサ、通信帯域、果ては労働力まで、比較的安価に入手できるようになった。そのおかげで、検索分野への参入障壁は急激に低くなった。競合相手がグーグルに追い付き始め(MSN画像検索とか)、新規参入者も現れる(Cuill)に至って、グーグルは、何らかの優位性を探し求めている。 インターネット上のコンテンツについては、誰もがほぼ対等にアクセスできるようになったから、先行している企業はあの手この手で個人データを入手しようとしている。検索エンジンにとっていちばん費用効率がいいのは、すでに自社のサービスを利用しているユーザーからデータを集めることだ。グーグルは、
少し古い記事になるが、内閣府が以下のようなコンテンツを公開していた。 → インターネットによる国民生活に関する意識調査 ~ 世論調査との比較分析 ~ http://www8.cao.go.jp/survey/sonota/h19-internet/index.html わかりやすくいうと、「ネットリサーチを使った調査と、調査員による個別面接聴取による調査とで、どんな違うが出るか調べてみた」というものだ。 2007年7月調査のものなので、2008年版が出たら記事として取りあげようかと思っていたのだが、編集部コラムのネタが切れてきたので出してしまおうと思う。 同じ設問でネットリサーチと訪問調査をそれぞれ行っているのだが、まず、それぞれの調査の共通点と相違点をまとめてみよう。 2つの調査に共通すること・調査項目 現在の生活について(生活の向上感、満足度等)今後の生活について(生活の見通し、力点等
(1) ソーシャルメディアコンサルタントを雇うのと有料リンクは違うのか?マット・カッツ氏 Diggで注目を集めるためにソーシャルメディアコンサルタントにお金を支払うのは、リンクを購入するのとはわけが違います。創造力を購入しているのですよ。つまり、自分のページに資金を投じることで誰かの創造力を手に入れるわけです。 これは、他人に銃口を向けて、「オーケー、私にリンクしろ」と言うのとは異なります。人々がそのサイトにリンクを張るのは、そのサイトがそうしたくなるような魅力を持っているからです。この場合、リンクを張るか張らないかの選択権は、やはりリンクする側にあります。 ポイント グーグルのアルゴリズムはDiggを重視しており、この傾向は当分の間続くだろう。Googlebotは、Diggの持つリンクオーソリティを健全なものだと見なしている。みんな、ソーシャルメディアマーケターを雇おう! (2) ウィジ
僕はこのメールの最後から2段目を読んだとき、SEOmozのブログに「意外な裏技」のシリーズが必要であり、これが第1回の候補として完璧だってことに気が付いた。今思うと信じられない話だけど、リンクビルディングの小技集でも、ブログの投稿でも、SEOmozの「Whiteboard Friday」でも、リンクビルディングを顧客に依頼するなんていうすごいアイデアは、ただの一度も取り上げたことがなかったんだ。 顧客にリンクを張ってもらうよう頼むことが、なぜ有効なのか?顧客はすでに、君の会社を気に入っている。顧客と君の会社との間にはすでに関係ができあがっている。したがって、その顧客たちにリンクを依頼するというのは、「うちの理髪店が気に入りましたら、お友達にもご紹介ください」と言うのと一緒だ。グーグルはこういう種類のリンクを好む。Googleが描く壮大な夢は、人々や企業、組織が現実世界で築いている関係を、リ
この記事では、業界関係者への取材で明らかになったネットマーケティング業界の「闇」についてレポートする。前回に引き続き「アフィリエイト業界の闇」だ。 提携ポイントサービスサイトの落とし穴あるマーケティング担当者が、アフィリエイトサービス事業者(ASP)に会員募集のプロモーションを依頼した。稼働初日から3000件、1週間後にはなんと2万件を超える会員登録を集めた。当初予定していた予算はオーバーしたものの、予想以上のアフィリエイトの威力に喜びを隠せない。 ところが、送られてきたレポートを精査しているとおかしなことに気づいた。ある特定のメディアからの会員登録が異常に多いのである。通常1日に50件程度の成果のはずのメディアなのに、2400件の成果を上げている日があるのだ。いくらなんでもおかしいとそのメディアをチェックしてみたところ、いわゆるポイントサービスを行っているメディアであった。そして自分が行
オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド] 使いやすくなったスポンサードサーチ®で ウェブサイトに客を呼び込もう! 使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。 この記事は、第5章「広告のタイトル・説明文の基本的な役割を知る クリックを呼ぶコピーライティング」の記事です。 訴求ポイントの7つのタイプタイトル・説明文の作り方は、対象とするユーザーやサービス、商品によってさまざまです。ここでは訴求ポイント別に以下の7つのタイプを挙げて、具体例からタイトル・説明文を見ていきたいと思います(図)。 各タイプの表現は、さまざまなサイトに応用できるので、ぜひ参考にしてください。ここで想定するのは、次の5種類のサイトです。 旅行代理店格安航空券、国内・海外ツアーやホテルの予約を幅広く扱っている 有機野菜通販サイト旬の野菜や珍しい野菜などを通
SEOで効く! 検索エンジンが順位を決定する57個の要因 日米SEOプロ60人のグーグル&ヤフー対応版サイト/ドメイン名属性の要因 - グーグル&ヤフーのSEO 57要因 日米プロの重要度&コメント付き [特集] グーグル&ヤフーに完全対応 SEOで効く順位決定57個の要因―保存版 日米のSEOプロ60人が重要度を評価 検索エンジンで上位を獲得するポイント SEOするなら手放せない、SEOmozの「検索エンジンが順位を決定する53の要因」。あの大人気記事に日本のSEOプロがYahoo! JAPAN向け評価を加えた日本のSEO要因リストが完成! さらに、雑誌版の記事では省略されていた、SEOプロ全員分のコメントがウェブ版記事では読める! 検索エンジンが検索結果にページを表示する順位を決定する仕組みは非常に複雑になっており、200個以上の要因が使われているといわれている。 この特集では、日米の
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