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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (20)

  • 「在宅ワーク」なんだそうだ - H-Yamaguchi.net

    トラックバックの中でスパムが占める割合は、いまや感覚的に少なくとも7~8割を超えるぐらいはあると思う。以前はトラックバックを切ることに多少の心理的抵抗を覚えていた記憶があるが、最近はそうもいっていられなくなっている。なんせロングテールだから、このサイトみたいなところにもトラックバックの絨毯爆撃がやってくるわけだ。 そうしたスパムトラックバック爆撃機の発進拠点が、アフィリエイト特化型ブログだ。このサイトでもアフィリエイトのリンクなんかはけっこうあるわけで、別にそれ自体をどうこういうつもりもないのだが、「荒らし」としか思えないようなものとか、あまりにも空気を読めないものとかはやはり腹立たしい。承認制にしてしまえばすむことではあるんだが、なんか負けたみたいでやだし。しつこいようだが、自分基準で「べき論」をふりかざすつもりはない。ただ自分の趣味ではない、といっているだけだ。 で、題は、そうしたア

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  • 「『失敗をゼロにする』のウソ」 - H-Yamaguchi.net

    いわゆる「失敗学」のだ。著者は特定非営利活動法人失敗学会副会長。失敗学については、失敗学会会長でもある「教祖」畑村洋太郎氏の一連の著作を読まれた方も多いだろうし、そうでなくてもだいたい何かはわかる人はかなりいると思う。 私は「失敗学のすすめ」だけ読んだことがある程度なので、このの内容が畑村氏の一連の著作とどのくらいかぶるかわからない。という前提でだが、いいだと思う。とにかくわかりやすい。これなら大学生でも問題なく読める。もちろん社会人の方ならさらっと読めるにちがいない。 しかし、このをさらっと読んではいけない。紹介されるひとつひとつの例を、自らの身になぞらえて考えてみなければ。「失敗原因のまんだら図」(84ページ)も、穴があくほどよく見て、自分のケースにあてはめて考えなければ。ちょっと新聞を広げてみるといい。テレビの報道番組を見るといい。著者のいう「『一件落着』でなく『一見落着』」

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  • 「実名」の時代 - H-Yamaguchi.net

    中国、オンラインゲームに「実名登録」義務化へ」という話。記事は4月のものだし、数多くのブログで取り上げられていたから、別に新しい話ではまったくなく、この種の話題に関心のある人はもうすでにご存知のはず。 要するに、中国でオンラインゲーム参加者に実名と身分証番号の登録を義務づける制度が6月に始まる、という話。国家新聞出版総署による規制で、「オンラインゲームにおぼれる若者を減らすため」だとか。これだけでも驚愕ものだが、さらにこの国らしいのはここから。 公安省の協力を得て登録内容を調べ、もし虚偽が見つかれば、接続できなくする。未成年が遊んでいるゲームの種類や接続時間に関する親からの問い合わせにも応じるとしている。 親からの、って、聞くかよ、親が。などと思うが、この国のことは正直よくわからない。私など、「公安省」とかいわれただけで震え上がってしまうのだが、人民の皆さんはしたたかで、 中国各紙は「他

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  • ほめる技術 - H-Yamaguchi.net

    ブログをやっているなどというと、「これから始める人に何かアドバイスを」などといわれることがある。もちろん、たいていは社交辞令だ。それでも、聞かれた側はそれなりに一生懸命考えて答えたりしなければならない。そんないい知恵があるなら自分だって教えてもらいたいね、とか思いながら。 そんなときのために、ひとことですむ簡単な模範回答みたいなものがないだろうか、と考えたことがある。 もとより個人ブログに「こうすべき」みたいなルールなどない。個人の表現行為だ。犯罪になるのはまずいが、基的には「好きなようにやればいい」のだ。ということを前提として。 Bartle (2004)によるオンラインゲームプレーヤーの4分類というのがあるが、それを流用すれば、やはりブロガーにも4つの類型があるのだろう。 (1)Achievers(自分の目標の達成のために活動) (2)Socializers(他人と交流するために活動

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  • THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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  • H-Yamaguchi.net: プロだと思うからいけないのではないか

    ガ島氏の指摘はいちいちごもっとも。私が繰り返しても意味はないので、ぜひ元記事をお読みいただければ。要するにその主張は、「既存メディアの劣化版を作ったところで、意味はありません。」のひとことに集約される。この意見には賛同。立場もリソースもちがうのだから、同じことをやっても効果的ではないし、やりがいもないだろう。参加型ジャーナリズムは、すでに日に存在する。韓国でのケースとちがって、日でのオーマイニュースに先発者のアドバンテージはない。だから、オーマイニュースが持っている、ネット、市民記者、韓国発などさまざまな独自の属性のセットをうまく生かす方法を考えていかないと、業界で生き残っていくのは難しいだろう。 それを前提として、だが。 もう少し長い目で見守っていってはどうか、と私は言いたい。 なぜか?それはガ島氏がすでに指摘している。 このような状態になってしまっているのは、編集長と編集部のネット

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  • だから法律のヒトってヤなんだよね - H-Yamaguchi.net

    少し前に「個人情報保護法セミナー」みたいな感じのものを聴きにいった。大学における個人情報の取り扱いについてのもので、聴衆は皆大学の教職員、講師は別の大学の法律の教員。この人はいってみれば「中の人」で、この法の解釈に関してはほぼ「完璧」な回答が期待できるはずだ。 わけなんだけど、ね。 私はこの問題について素人だから、これで正しいのかどうか確信はないが、講演の中にこんなくだりがあったように記憶している。法に対する「過剰反応」が目立つと。個人情報に配慮して大学のウェブサイトに学生の映った写真は出さないようにしました、という学校があるが、それは過剰反応であると。法にいう「個人情報」とは個人が特定できるようなもの、整理されたものであるから、たまたま誰かの姿が写真の中に映っていたからといって、個人情報保護法に違反するわけではない、だから安心して写真を出していいのです、と。 私を含め、聴衆みんながうんう

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  • 「ドラえもん2.0」という妄想 - H-Yamaguchi.net

    とりあえずニュースをかいつまんで。 テレビ朝日系「ドラえもん」(金曜午後7時)が小学館の雑誌、ヤフーのインターネットとの合同企画で、史上最大規模のひみつ道具コンテスト「ドラえもん・ザ・マジック・プロジェクト」を開催することが25日、分かった。 確か、「ドラえもん」の道具のアイデアを一般から募集することは、以前からあったと思う。「史上最大」というのは、テレビ、雑誌、ネットの3部門で長期間にわたって募集する、ということ。なにせ、 テレビ朝日、「コロコロコミック」など児童向けの12の雑誌、ヤフーネットのそれぞれの部門で優秀作品を12作品ずつ選び、その後、部門ごとに「最優秀ノミネート作品」を1つずつ決定して、12月放送の番組内で発表。さらに3部門の最優秀ノミネート作品から、1作品の最優秀作品を選出し、冬の放送で発表する予定だ。 だそうなので。しかも最優秀賞の副賞には自動車がもらえたりするそうだから

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  • ブログが「雑誌」になる、という話 - H-Yamaguchi.net

    アーティストの西村大助さんが作ったもの。ともあれ必見。裏側で動いているのはMovable Typeのようなブログと同じシステムだが、表にはオンラインマガジンのように見える。キモはこの「体」が非常に軽いことで、これまでのように重いファイルをダウンロードして表示するのではなく、ページをめくるごとに新たにページをデータベースから読み込んでくる。さらに、ブログと同じように、ログインすればインターネットからこの「雑誌」に投稿とかもできてしまう。まさに雑誌型のブログ。 確か番組では映らなかったかと思うが、事前の打ち合わせの際のデモでは管理画面が一同の大きな反響を呼んでいた。レイアウトや構成の変更が画面上で非常に簡単にできる。あと必要なのはデザインのセンスだけ。 これまでのブログの「見た目」が気に入らなくてこれを作った由。「ブログってこんなもの」という固定観念を打ち破るもの、のように思った。個人クリエ

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  • H-Yamaguchi.net: 2年間で変わった、のか?

    記事によると、概要はこう。 このサービスは永野商店(東京都)の「まねきTV」。ソニー製の市販装置を使い、テレビ番組を、専用ソフトを組み込んだパソコンなどにネット経由で流す。利用者が購入した装置を入会金3万1500円、月額利用料5040円で預かり、約50人にサービスを提供していた。 この記事からすぐに思い出すのは、「録画ネット」のことだ。 「録画ネット」については、以前こんなことを書いたことがある。このサービスは、要するに、ユーザーが買った録画機器を会社が預かって管理し、それで録画した内容をネットでユーザーに送る、というものだった。テクニカルな点とか細かいあたりはわからないが、サービスの質的な特徴は、上記の「まねきTV」とほぼ同等のように思われる。 「録画ネット」は、機器の管理・支配の実態がサービス提供企業側にあるとして、私的複製ではないから著作権法違反、とされた。これが、2004年10月

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  • なぜ「マジカルバケーション」に注目すべきか、という話 - H-Yamaguchi.net

    といっても、話題になっているのは、このゲームの特徴を解説したマンガ「君とアミーゴ」。2ちゃんねるの紹介サイト「痛いニュース(ノ∀`)」では、「萌える」とか「進研ゼミの匂いがする」とか、このマンガに対して2ちゃんねるで盛り上がっているさまが紹介されている(「任天堂マジカルバケーションの漫画が萌えすぎてGK完全脂肪 」)。微妙に「身近」っぽい絵柄、ベタなストーリー、説明色満開のセリフ、それにありえねーくらいのハッピーエンド。いや確かに、進研ゼミのマンガにとてもよく似ている。突っ込みを入れながらついつい最後まで読んでしまうあたりも。 上記の2ちゃん紹介サイトには、「なんでマンガ?」という疑問が渦まいている。「任天堂終わったな」なんていうコメントもあるようだが、私はそうは思わない。むしろこれは、ものすごい「正攻法」でかつ「戦略的」なのではなかろうか。 このマンガはおそらく、進研ゼミのマンガと同じ目

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  • 「インターネットの法と慣習:かなり奇妙な法学入門」 - H-Yamaguchi.net

    待ち望まれただ。私の勝手な定義では、現行の法律の条文解釈なんかについてうんじゃらかんじゃらやるのを「法律学」、社会における法規範のあり方なんかを考えるのを「法学」と区分しているが(当はどうだか知らない)、この区分によればこのは「法学」のHotWired Japanの人気連載を書籍化、といえばまあ簡単だし、実際それっぽい文体だったりするわけだが、紙媒体にきちんとまとまることの価値はやはり大きい。 それほど長いでもないから(でも中身は濃いからけっこう時間はかかる)実物をぜひお読みいただきたいわけだが、このの主張をひとことでまとめれば、前書きに書いておられるこれだ。 情報時代においては、知的財のさまざまな形態での利用を禁じることはよろしくない。むしろ最も適切な媒体を利用しつつ自由な形態で提供することで、利用者の便宜を図るべきであると。 ああよくあるコピーレフトか、と斬って捨てる向き

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  • H-Yamaguchi.net: 新聞記者はえらい、という話

    目からウロコの落ちる瞬間、というのはうれしいものだ。今日もまた新しい「大発見」をして、ちょっと興奮ぎみなので、あまり時間はないが手短に書いてみる。たぶん、皆さんには先刻ご承知のことなんだろうが、私には新しい、そして大きな発見だった。 新聞記者はなぜえらいのか、についてだ。 新聞記者がえらい、という点について、疑問をもつ方はそう多くないのではないかと思う。新聞記者はえらい。えらくなければ旗を立てた黒塗りの車でどこへでも乗り付けたりできるわけないし、記者会見という公の場で人をつるし上げ、なんて大それたこともできようはずがない。もちろん全員がそういう人ではないのは重々承知した上で書いているのだが、「この人はえらい」と考えるしか納得のしようがない人、というのは確実に、それもけっこうたくさんいるように思われる。 私がわからなかったのは、それがなぜか、ということだ。なんでこんなにえらそうにふるまえるん

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  • H-Yamaguchi.net: 評価基準は難しい、という話

    「仮に、時間外手当を導入すると、社員の仕事を時間で計るということだ。これは、人によってさまざまなやり方をしていた社員の特性や自主性を損なうことにつながりかねない。」 「そのうえ、能力や業績を格的に給与に反映させ、それが拡大すると、何を基準にだれがどのように社員を評価するのかという点がますます問われる。」 「企業現場は、さまざまな課題を抱えている。そのために社員は日々工夫をこらす。時には夜間に及ぶ残業や休日出勤など、普通の会社員とは異なる側面がある。」 「こうした働きは人それぞれで、『時間に換算するのは難しい』という考えから、いまは給与を労働時間に連動させるしくみはとられていない。」 「厳密にいえば、その額に見合った働きをしていない社員もいるだろう。経費削減が求められる中、その点に批判が向かうのは無理もない。」 「しかし、時間外手当を至急するとなると、『残業時間をだれが確定するのか』『社員

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  • 予測市場のアグリゲーション・サービス - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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  • H-Yamaguchi.net: ボットはネット世論の夢を見るか?

    先日出た「検証:ポピュリズムか集合知か ネット選挙の行く末」というイベントの際に、「ネット世論オプティマイゼーション」ということばを使ったらなんだか一部で受けたらしい(参照:ガ島通信)。あの場で話を聞きながら思いついたことばだが、それまでもやもやしてたのがあのときふっとことばになった感じがする。 そもそも、ちょっと前からネット世論に関して気になることがあった。私よりずっと前から気づいてた人も多いと思うけど。 前からブログをやってる人は皆感じていると思うが、トラックバックという機能の「価値」は、最近大きく変化している。電子メールがスパムメールの氾濫で通信手段としての価値を低下させたのと同じ理由で、スパムトラックバックがとんでもなく増えている。私の場合でいえば、どう低く見てもトラックバックの9割以上がスパムだ。 特に最近は、例の「在宅ビジネス」のための自動化ツールがどんどん出てきて、いくつもい

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  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

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    TAKA128
    TAKA128 2007/12/24
  • マスコミと格差に関する質問を受けた話 - H-Yamaguchi.net

    アメリカでジャーナリズムを研究している大学院生の方から、メールでコメントを求められた。なんでも、「日の格差社会に対するメディアの姿勢を課題にメディア論」の論文を書いているのだそうで、面識はないのだが、私のブログを見て意見を聞きたいとのこと。いわゆるマスメディア論だったら他に適任者がいくらもいるだろうと思うのだが、まあきっと他の人にも聞いてるだろうし、聞かれた以上なんかしら返しときたいし、というわけで、少しだけ考えてみることにした。 メールでまず返すのがスジかとは思うが、せっかくなので、いきなりブログで書いてみる。「ブログで書くことを期待」みたいに書いてあったので、まあいきなりブログでも文句はいわないだろうと思う。このテーマだと、たぶん、ご意見のある方がたくさんいるのではないかと思うので、コメント欄でもトラックバックでも寄せていただきたい。大学院生の方にも参考になるのではないかと思う。 質

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    TAKA128
    TAKA128 2007/12/24
  • "Prediction Markets for Promoting the Progress of Science and the Useful Arts" - H-Yamaguchi.net

    著者のProf. Tom W. Bellは、Chapman University School of Lawの教授。法学の人だ。George Mason Univ.はVernon Smith以下、実験経済学で知られたところ。予測市場でいえばRobin Hansonもここ。Lawのほうにもそういう人がいるのだろうか。 文はまだ読んでいない。とりあえず要約をみてみる。 Copyrights and patents promote only superficial progress in the sciences and useful arts. Copyright law primarily encourages entertaining works, whereas patent law mainly inspires marginal improvements in mature tec

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  • オーマイニュースについて(1):現状分析 - H-Yamaguchi.net

    眼鏡でみられるとやりにくいのであらかじめ書いておくが、批判や非難が目的ではない。この新しいメディアが社会に受け入れられていくためにどうしたらいいか、を前向きに論じたい、というのが動機。 まず、オーマイニュースとは何か、を考える。 市民記者が書くニュース。プロの編集者による編集。韓国で成功したサービスの日版。ソフトバンクの出資。 こういう属性を生かしていかないと、と前に書いた。だが、少し方向性を修正する。考えなければならないのは、上に挙げた属性のうち、読み手にとって価値のあるものは何か、だ。 ない。 これらのいずれもが、「書き手」側の事情だ。書きたい人は韓国にも、日にも、他の国にもたくさんいる。問題は、読み手だ。読み手にとっては、誰が書こうが、誰が編集しようが、もとがどこの会社だろうが、誰が出資しようが、関係ない。鳥越編集長は「実名による責任ある言論」を掲げているが、記者が実名であるか

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    TAKA128
    TAKA128 2006/09/02
    (OMNの特徴は)『いずれもが、「書き手」側の事情。…問題は、読み手だ。読み手にとっては、誰が書こうが、誰が編集しようが、もとがどこの会社だろうが、誰が出資しようが、関係ない。』
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