楽天市場や楽天ペイなど複数の楽天グループのサービスが利用できなくなる障害が、14日午前7時ごろから発生している。 楽天広報によると、複数のサービスが使えなくなっているが、復旧し始めているものもあるという。現在、同社で原因や影響範囲を調べている。 楽天は13日、傘下の楽天モバイルが携帯電話料金の実質値上げとなる新プランを発表しており、「解約が相次いだことの影響では」との声もインターネット上では聞かれている。
静岡県の川勝平太知事が年末年始、自宅のある長野・軽井沢に滞在していたことが4日、分かった。自身が同日、県庁での年頭記者会見で明らかにした。車で往復し家族のみで過ごしたと説明しているが、静岡県は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため「不要不急の帰省は我慢して控えてください」と呼び掛けており、その最中に知事自身が帰省したことには批判もありそうだ。 記者から年末年始をどう過ごしたかを問われて、答えた。川勝知事によると、軽井沢に滞在したのは昨年12月26日~今年1月3日。12月26日午前に年内最後の公務を終え、夫人と2人で車で向かった。戻る際も車だったという。 川勝知事は「ここ(静岡県内)にいると、少人数とはいえ会食などのお誘いがあり、それを避けるため。(軽井沢の自宅には)高齢者はおらず、家内と2人だけで静かに過ごしていた」と釈明した。また今月14日には静岡、長野、山梨、新潟の各県知事らが新潟県内
政府は25日の閣議で、内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬の経費として約9600万円を計上することを決定した。令和2年度一般会計予備費から支出する。合同葬は10月17日午後2時から東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で実施される。
新型コロナウイルスは、奈良市の奈良公園周辺に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の生活にも影響を与えている。観光客が減ったことで公園を離れ、野生に近い健康的な生活を取り戻すシカがいる一方で、「鹿せんべい」への依存から抜け出せず、やせ細るシカもいるようだ。 (桑島浩任) 奈良市の奈良公園周辺には約1300頭のシカが生息。奈良公園を訪れる観光客は年間1300万人、鹿せんべいの売り上げは約2千万枚に上る。シカの保護施設「鹿苑(ろくえん)」に収容されている約400頭を除く900頭が大部分を消費しており、単純計算で1頭当たり1日60枚以上を食べていることになる。 せんべいは1枚3~4グラム程度で、1日約5キロの草を食べるシカにとっては「おやつのようなもの」とされる。だが、栄養価は草よりも高く、販売所の近くにはせんべいを買う観光客を待ち構えるシカでごった返すのが日常だった。ところが、新型コロナの感染拡
新型コロナウイルスの新規感染者数が全国で拡大している。東京都では1日、過去最多の472人を数えた。 国民の不安は大きい。政府や自治体は対応に全力をあげていると信じたいが、どうにもちぐはぐな印象が強い。危機に際して望まれるのは、トップのリーダーシップである。 残念ながら、緊急事態宣言の解除後、安倍晋三首相の存在が希薄に映る。感染拡大の防止と経済の回復という難しいかじ取りに国民の理解を求めるには、もっと首相が前面に立つべきだ。 国民の信頼なくしてコロナに打ち勝つことはできない。安倍首相は適宜、自分の言葉で国民に語りかけるべきである。 ≪国会で特措法改正急げ≫ 政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は東京都や大阪府など大都市の現状を「重症者が徐々に増加してくる。医療提供体制への負荷が蓄積しつつある」と定義した感染漸増段階にあるとの認識を示した。 その上で次の「急増段階」になってからでは遅い
東京都に住む20代会社員女性が帰省先の山梨県で新型コロナウイルス感染が確認された問題で、県は3日、帰京に使った高速バスは1日夜ではなく、陽性判明直後の2日朝の便だったと訂正した。女性が保健所に虚偽の説明をしていたという。 県の新型コロナ対策特別チームによると、女性は1日にPCR検査を受け、結果が出るまで実家待機を求められていた。女性は当初、結果判明前の同日午後8時25分ごろ、富士急ハイランドバス停(富士吉田市)から京王バスのバスタ新宿行き高速バスに乗って帰京したと説明していた。 ところが、2日の報道を受けて知人から保健所に「けさ帰った」と情報提供があり、特別チームが本人や家族に事情を聴いたところ、2日午前10時20分ごろ、富士急ハイランドバス停から京王バスの高速バスに乗ったと認めた。 PCR検査陽性の結果は同日午前9時ごろ、保健所から本人に伝えられており、女性は陽性を知りながらバスに乗った
国内での報告例が少なく、環境省のレッドリストで情報不足とされている「クロオオアブラコウモリ」が札幌市内で繁殖しているのが1日までに確認された。同市在住の動物写真家、中島宏章さん(44)が発見した。繁殖が確認されたのは日本で初めて。 クロオオアブラコウモリは翼を広げると大きいものでは約25センチで、東アジアやロシア極東部に生息。これまで日本での報告例は15匹にとどまる。 中島さんは会員制交流サイト(SNS)で同市の学校付近にコウモリがいるとの情報提供を受け、平成29年7月から学校周辺で観察を開始。同9月に周辺で見つかった死骸をコウモリの調査をしている「道東コウモリ研究所」(大空町)に持ち込んだところ、研究所がことし3月に歯などの特徴から死骸はクロオオアブラコウモリの幼体で繁殖していると認められると判断した。
沖縄県は13日、同県石垣市の2人を含む20~80代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。沖縄本島以外の島で感染が確認されたのは初めて。玉城デニー知事は同日の記者会見で、離島からの急患搬送について「地元消防、自衛隊、海上保安庁と緊密な連携を図る」と述べた。 石垣市内で感染が確認されたのは、職業不詳の60代女性と飲食業の20代男性。男性は3月中旬ごろ、後に感染が確認された県外の人と石垣島内で接触したという。石垣市内の感染症病床は県立八重山病院の3床しかなかったが、さらに患者が増えれば同病院の一般病床6床を感染症病床として対応するという。 石垣島をめぐっては、インターネット上で「沖縄の離島は安全」などとする情報が出回り、地元では感染拡大地域からの「コロナ避難」に懸念の声が上がっていた。石垣市の中山義隆市長は3月31日に体調がすぐれない場合の来島自粛を呼び掛けていた。
新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、東京都の小池百合子知事は7日、3月1日に実施予定の東京マラソンについて「(中国行きの)フライトも止まっている。結果として(中国人の参加)自粛という形になる。メールなどで(参加自粛要請の)連絡をしている」などと語った。感染拡大を防止するための措置とみられる。 この日、都庁で行われた定例会見で明らかにした。 今年の東京マラソンをめぐっては、海外から約1万人がエントリーし、そのうち約1800人を中国在住者が占めている。 一連の問題を受けて東京マラソン財団は6日、日本政府の入国制限対象者だけでなく、中国国内での移動制限などで、日本への渡航を見送らざるを得なくなる中国在住ランナーが出てくると想定。同ランナーに対し、来年大会の出場権を与えると発表していた。
保釈され、作業員に変装して東京拘置所を出る日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=3月6日午後、東京・小菅(川口良介撮影) レバノンの主要テレビMTV(電子版)は31日、カルロス・ゴーン被告が楽器箱に隠れ、日本の地方空港から出国したと報じた。出国に際し、民間警備会社のようなグループの支援を受けたとしている。情報源は明らかにしておらず、信ぴょう性は不明。レバノン紙アフバルアルヨウムも「警備会社を使い、箱に隠れて密出国した」と報じた。 MTVによると、このグループはクリスマスディナーの音楽隊を装ってゴーン被告の滞在先に入り、楽器箱に隠して連れ出した。映画のような脱出劇で、日本の当局者は気付かなかったとした。その後に出国し、トルコ経由でレバノンに入国したが、その際はフランスのパスポートを所持していたと伝えた。(共同)
東京都渋谷区が、アダルトビデオの撮影に使われたことがある静岡県内の旅館を高額で購入し、区民向け保養所にしたのは不適切で違法だとして、堀切稔仁(ほりきり・ねんじん)区議が区側を相手取り、購入や運営にかかった総額約9億3500万円を当時の区長らに請求するよう求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、請求を棄却した。 森英明裁判長は「撮影の事実が報道された後も、稼働率は会社・団体の宿泊施設の全国平均を上回り、保養所として問題なく利用されている」と指摘。「撮影で不動産価値が下がったとは言えない」とも述べ、購入は区長の裁量の範囲内で、手続きに違法はなかったと結論付けた。 判決によると、区は平成26年に静岡県河津町の旅館の土地と建物を1億1000万円で購入し、保養所「河津さくらの里しぶや」を開設した。18~25年に複数回、アダルトビデオの撮影に使われていた。
台風15号の強風で千葉県市原市のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」の鉄柱が倒壊し、民家16軒が損壊した事故で、東京都江戸川区の解体業者「フジムラ」が26日、住民を対象に説明会を開き、無償で倒れた鉄柱を撤去する方針を示した。被害があった全ての世帯から同意を得た上で、作業を始めるとしている。 説明会には住人ら約40人が参加。フジムラは撤去を無償で請け負うことや、撤去作業には全体で約2カ月かかることなどを説明した。 フジムラによると、鉄柱が倒れた翌日の10日、同社の会長が市原市に撤去の協力をしたいと手を挙げ、調整を進めていたという。 自宅に鉄柱が倒れた高校生、松山優登さん(17)は、「無償と聞いて、涙を流す人もいた。いつ家に戻れるか分からないが、良かった」と話した。
富士山の山梨県側登山道の頂上付近で26日、女性が落石に当たり死亡した事故で、山梨県警富士吉田署は女性の身元を東京都品川区北品川、ロシア国籍の主婦、アンナ・ドゥブロビナさん(29)と明らかにした。 同署などによると、ドゥブロビナさんは日本人の夫と25日午後9時ごろ、富士吉田登山口から登山を始め、26日午前5時ごろ、落石を頭や胸に受けた。5合目に運ばれたが死亡が確認された。死因は外傷性心肺損傷。 事故を受け、山梨県は標高3450メートルに当たる8合5勺(しゃく)地点から山頂までの登山道を通行止めにして安全を確認していたが、午後6時に解除した。 現場付近は昨年10月の台風の影響とみられる石積みの崩落で通行止めになり、今年7月9日に仮復旧したが、石をネットで覆い、一部は登山道の幅が狭くなっている。 富士吉田署は、落石が自然発生したのか、上を登っていた人が落としてしまったのかなど、詳しい状況を調べる
20カ国・地域(G20)首脳会合が大阪市で開かれる6月28、29日、同市西成区の歓楽街「飛田新地」で、飛田新地料理組合に加盟する料亭全店(159店)が休業することが16日、組合への取材で分かった。組合の担当者は「地域の混乱を防ぐために自粛を決めた。日本で開催して良かったと言われる会合にしてほしい」としている。 組合によると、全店休業は異例の対応。期間中は大規模な交通規制が実施されるため、従業員らの出勤にも支障が出るとみている。 飛田新地は古い木造の商店や料亭が立ち並び、現在は訪日外国人も多く訪れている。古くは日本有数の遊郭として知られた。 【写真ルポ】禁断の遊郭「飛田新地」が“外”に開かれた日
豚コレラをめぐる豚の殺処分の支援で延べ千人余りの隊員を3県に出動させていた自衛隊は9日にも支援を終え、隊員を撤収させる。豚コレラの発生は平成4年以来のため隊員にとって支援は未知の任務で、豚の断末魔の叫びに戸惑う隊員もいた。東日本大震災での対応の教訓で隊員の精神的負担を和らげるメンタルヘルスも重視した。 豚コレラの感染は5府県に広がり、このうち自治体だけでは対応できない愛知、岐阜、長野の3県の知事から自衛隊に災害派遣の要請があった。これを受け、陸上自衛隊の第10師団(愛知)や第12旅団(群馬)を中心に延べ1055人の隊員が6日から出動し、24時間態勢で支援活動にあたった。 活動内容は(1)豚舎内での豚の追い込み(2)殺処分した豚や餌などを埋却地に運搬して処理(3)養豚場の消毒支援-で、隊員に最も負担が大きかったのは豚の追い込みだった。獣医師が注射や電気ショックにより殺処分するにあたり、豚を集
堺市を中心に大阪府内で書店12店舗を展開する「天牛堺書店」(堺市南区)が28日、大阪地裁堺支部に自己破産を申請、破産手続き開始決定を受けたことがわかった。信用調査会社の帝国データバンク大阪支社によると、負債額は昨年5月期末時点で約16億4千万円という。 同社によると、天牛堺書店は昭和38(1963)年に創業。古本買い取り店から発足し、新書と古書を併売する業態で知られ、最盛期には年売上高約28億円を計上した。 しかし、インターネット書籍販売者の台頭や若者の活字離れなどにより店舗の集客力が低下し、昨年5月期の年売上高は約18億円まで減少。近年は店舗の閉鎖も相次いでいた。 今回、自己破産した「天牛堺書店」は、大阪出身の作家、織田作之助の代表作『夫婦善哉』にも登場する老舗古書店「天牛書店」(大阪府吹田市)とは無関係。 ▼【関連ニュース】大型M&A吹き荒れる業界…武田薬品、サバイバルどう挑む
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