発売中 価格:205,000~276,000円 昨年、アップルのMacBook AirやレノボのThinkPad X300など、超薄型のノートPCが相次いで登場し話題となったが、今年はデルだ。デルは、従来までのイメージを払拭すべく、個人向けノートPCに新ブランドを用意するとともに、本体デザインの変更やカラーバリエーションの充実を図るなどの、大きな改革に取り組んでいる。そして、その改革の目玉とも言える製品が登場。これまでのデルの製品とは一線を画す、デザインや質感を重視した高級路線のノートPC、「Adamo」がそれだ。今回、短時間ながらいち早く試用機を触る機会を得たので、本体の質感などを中心にチェックしていこう。 ●厚さ16.4mmの超薄型ボディ Adamoの最大の特徴となるのが、厚さがわずか16.4mmという超薄型ボディを実現している点だ。2008年1月に登場した、アップルのMacBook
PC用オーディオボード、USBオーディオモジュールやオーディオ機能を重視したMedia Center PCの開発といった、日本の老舗のオーディオ専業メーカーとしては珍しくPC業界と深い関わりがあったオンキヨーが、PC製造メーカーのソーテックを買収したのが2007年7月のこと。その後、デジタルアンプ内蔵のAPX-2といったオーディオコンピュータを発売する一方、ソーテックブランドではノート型のUltra Low Cost PC(ULCPC)、いわゆるネットブックを国内メーカーとして初めて発表した。 そして今回、同じくULCPCの枠組みで開発したのが「SOTEC HDC-1L」である。見た目は「HDC-1.0」とほぼ同じだが、ブランド名はオンキヨーではなくソーテックを名乗る。HDC-1.0と同じく“音の良いPC”を目指しつつ、ULPCの枠組みで低価格化したネットトップ版HDC-1.0といった位置
11月に発売されたIntelのCore i7プロセッサは、まずまずのスタートを切ったようだ。最上位のCore i7-965 Extreme Edition(3.2GHz)は、値段も値段(10万円超)だけに、バンバン売れるというわけにはいかないが、3万円を切るお手頃価格のCore i7-920(2.66GHz)は結構順調らしい。 メモリコントローラを内蔵し、従来のFSBに代わってQPIを採用するCore i7は、必ずマザーボードを新調する必要がある。しかも、ピン数が多い(1,366ピン)こともあり、マザーボードは6層基板以上になるため安くない(Intel純正のDX58SOは8層基板)。現時点で3万円前後からスタートという感じで、1万円を切るものさえ珍しくなくなったマザーボード製品としては格段に高価だ。 さらに多くのユーザーにとって、メモリも新たに調達することが必要になる。Core i7がサポ
■西川和久の不定期コラム■ デュアルコアAtom 330で遊ぶ! その3:WHS vs CentOS 今回はサーバ対決。Windows Home ServerとCentOSをインストールして遊んでみたいと思う。前者は名前の通り、Windowsクライアントを主とし、ファイル/メディア共有はもちろん強力なバックアップ機能などを備えたホームサーバ。筆者はこれまで1度も触ったことがないため楽しみにしているOSだ。 後者は構成によってNAS的な使い方もできるし、例えばLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP/Perl/Python)でWebアプリケーションサーバを構築可能な汎用のサーバ。用途が違うので直接対決とはならないものの、どちらもAtom 330プロセッサでどの程度動くのか興味がある。 Text by Kazuhisa Nishikawa ●Atomプロセッサはサーバ向き!? I
Microsoftのソフトウェア開発者向けカンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」が終わり、さらにその翌週のハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2008」も終了したことで、Windows 7の概要が明らかになった。 近く現状、我々に配布されているビルドをNetbookで動かしてみるといったこともしようと考えているが、実際に2年ぶりのPDCに足を運んでみて一番強く感じたのは、Windows 7に関連することではなかった。一番Microsoftの凄味を感じたのは、PC Watchではビュー数の少なかったWindows Azureの方である。 Microsoftを嫌う開発者や競合にとってはあまり認めたくないことかもしれないが、Microsoftが進めるビジネス基盤の力強さがAzureにはある。それはおそらく、将来的にPCのエン
■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ いよいよ、シニア向けPCに本腰を入れる富士通 ~「潔い決断」でモノづくりを進める 富士通が、シニア層をターゲットとした「FMVらくらくパソコン」を発売する。 ノートPCの「BIBLO NFシリーズ NF/B70」をベースにしながら、キーボード部などを専用化。シニア層が使いやすいPCとして提供する考えだ。 同社では、2008年6月、電話およびウェブによる同社直販限定の「FMVらくらくパック」を商品化。2,000台限定として販売した経緯がある。 「FMVらくらくパック」では、富士通の液晶一体型デスクトップPCである「FMV DESKPOWER EK」シリーズのEK/A50およびEK/A30、ノートPCの「FMV-BIBLO NF」シリーズ NF/A70をベースとした2機種3モデルを用意。「使いやすい」、「おまかせ」、「かんたん」、「あんしん」の観点か
15インチMacBook Pro(左)とMacBook。底面積のサイズはともに従来機種から変更されていない フルモデルチェンジとなったMacBook、MacBook Pro。高剛性で質感の高いアルミ削りだしのボディと液晶面のガラスカバーを用いた新製品の試用機が手元に届いた。短期間の試用ではあるが、そのインプレッションと性能について取り上げることにしたい。 試用したのは2.40GHzのCore 2 Duoを搭載するMacBookの上位機種、および2.53GHzのCore 2 Duoを搭載するMacBook Proの上位機種である。それぞれの構成はメモリ容量も含め、すべて標準スペックと同じだ。 ●高い性能と品質感 まず簡単な結論を先に述べておきたい。 NVIDIAの手によるGeForce 9400Mのパフォーマンスは、内蔵グラフィックスに対する偏見を払拭するに充分なパフォーマンスを備えている。
■平澤寿康の周辺機器レビュー■ 第4回 Intelの超高速SSD「X25-M Mainstream SATA SSD」 ~リード260MB/sec、ランダムライトでも77MB/sec 発売中 価格:65,760円(1,000個ロット時) 8月に開催されたIDF 2008において、IntelはSSDの投入を正式に発表。そして、実際に市販されるSSD製品がついに登場した。登場したのは、MLC(マルチレベルセル)タイプのNANDフラッシュメモリを採用する、1.8インチタイプの「X18-M Mainstream SATA SSD」と、2.5インチタイプの「X25-M Mainstream SATA SSD」の2モデル。その中から今回、2.5インチタイプ・容量80GBの製品「SSDSA2SH080G1N」をいち早く試用する機会を得たので、パフォーマンス面を中心に見ていきたいと思う。 ●厚さが約7mm
8月25日 受注開始 価格:スタンダードモデル 59,850円 ハイパフォーマンスモデル 79,800円 日本HPは、「HP 2133 Mini-Note PC」の受注を25日から再開した。 今回のモデルより、キーボードが日本語配列となった。主要キーのキーピッチは17.5mmと変わらないが、日本語入力関連キーの追加により、最下段のキーが小さくなった。また、エンターキーの形状などが変更されている。 HPの直販サイトで見る限り英語キーボードは選択できなくなっている。また、キーボード以外の仕様変更はインストールされるWindows VistaがSP1となっただけで、ほかの仕様変更は行なわれていない。 直販価格はスタンダードモデルが59,850円、ハイパフォーマンスモデルが79,800円で据え置きとなっている。現時点の納期は5営業日。また、大手通販サイトのヨドバシカメラやビックカメラでも予約が開始
■平澤寿康の周辺機器レビュー■ 第2回 PhotoFast 「CR-9000」 ~SDHCを最大6枚差せるRAID 0対応SSDユニット 発売中 購入価格:9,980円 このところの価格下落で注目を集めているSSD。しかし、HDDと比較するとまだまだ高価で、気軽に購入できる製品ではない。そういう状況のもと、安価に大容量SSDを実現できるということで、注目されている製品がある。それが、PhotoFastの「CR-9000」だ。 CR-9000はそれ自身にはフラッシュメモリが搭載されておらず、SDHCメモリーカードを利用してSSDを実現する製品だ。内部に6個のSDHCスロットが用意されており、32GBのSDHCを6枚利用すれば、192GBという圧倒的な容量のSSDが実現可能だ。しかも、SDHCはメモリ当たりの価格が安いので、大容量SSDを安価に入手できる可能性が高い。今回、発売が開始されたばか
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ ついにベールを脱いだIntelのCPU&GPUハイブリッド「Larrabee」 ●DirectX 10世代GPUよりCPUに近い構造 Intelがスループットプロセッサ「Larrabee (ララビー)」の概要を公開した。一言で言えば、Larrabeeは、GPUとCPUのハイブリッドだ。NVIDIAの「G80(GeForce 8800」以降や、AMD(旧ATI)の「Radeon HD 2900(R600)」以降の、最新のDirectX 10世代プログラマブルGPUと較べても、Larrabeeの方がよりプログラム性が高い。グラフィックス専用の固定機能ユニットも備えるが、NVIDIAやAMDと較べるとずっと比率が小さく、フルプログラマブルに近いプロセッサとなっている。DirectX 10世代GPUより、さらに汎用コンピューティングへと大きく振ったのがLar
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