1912年5月15日、デトロイトタイガースに所属するタイ・カッブは観客のヤジに激高し、スタンドに殴りこむ事件が起きました。 このため、メジャーリーグ機構は、タイ・カッブの無期限出場停止処分という裁定を下しますが、この処分を不服としたチームメイトは5月18日のフィラデルフィア・アスレチックス*1との試合をボイコット、つまりストライキを決行します。 タイガースは急遽、街で素人を寄せ集めて、試合を行うことにしました。 この事件については、『トリビアの泉』でも放送されていたこともあり、比較的有名だと思います。 アラン・トラヴァースという人物は、その試合で先発した投手です。 この前年度チャンピオン対ド素人軍団という、ある意味世紀の一戦を見ようと2万人の観衆を集まったアスレチックス本拠地のシャイブパークで、トラヴァースは24失点完投という投球を披露しました。 先日の野球U-18アジア大会での日本vsイ