(CNN) 自転車のライトは暗すぎて目立たず、夜間に街中を安全に走行できないという不満に応え、米サンフランシスコの発明家がタイヤにLED(発光ダイオード)照明を取り付けて大幅に明るさを増した「レボライト」の試作品を開発、披露した。 自転車の前輪と後輪のリム部分に取り付けたLED照明は、静止状態では個別に点滅し、ペダルをこぎ始めると白と赤の光が弧を描いて点灯する。これにより、自転車に乗っている人にとって前方の路面がよく見えるようになるだけでなく、前後や側面からも自転車の存在が目立つようになるという。電力は車輪の中心に取り付けた充電式のリチウム電池で供給する。 開発者のケント・フランコビッチ氏ら3人は現在、レボライトの商品化に向けてウェブサイトで寄付を募っている。200ドル以上寄付すれば、2012年春に予定している発売に先駆けて、完成した商品を受け取ることができるという。