タグ

ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (56)

  • 映画館の「自由席」との再会 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenadiary.com 先日、この映画を観るために、車で1時間くらいかけて映画館に出かけたのです。 リドリー・スコット監督の作品だし、予告編もけっこう流れていたので、僕が普段行くシネコンでも当然上映されるだろう、と思いきや、車で30分から1時間で行ける近くのシネコン(4か所あります)では、1か所も上映されていなかったんですよね。 『ホース・ソルジャー』よりも、日人に受けそうなのでは……と思ったのですが、やっぱり、アクション映画を好む人のほうが多いし、ジャン・ポール・ゲティは日ではそんなに有名ではない、ということなのでしょうか。 「自分の孫の身代金を断固として払おうとしない大富豪の祖父」なんて、面白そうだと僕は思うのだけど。 まあ、映画の内容はさておき、ずっと前に1回あるような気がするそのシネコンでチケットを買って、僕はちょっと驚いたのです。 「えっ、ここって、『

    映画館の「自由席」との再会 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/05/31
    座席指定、便利で良いとは思うんだけど、急な用事で行けなくなってもキャンセルできない劇場が殆どなのはどうにかして欲しい。年間数万円、それで毎年無駄にしてる。
  • 「やりたいことを仕事にすれば我慢しなくていい」って言う人たちについて - いつか電池がきれるまで

    bunshun.jp 半世紀くらい生きてきてわかったのは、お金をもらえる「仕事」には、2種類しかない、ということです。 ひとつは、みんなができないこと。 もうひとつは、みんながやりたくないこと。 ものすごく大雑把に考えると、この2つしかないのです(みんなができなくて、しかもやりたくない、という合わせ技もあるのですけど)。 僕も野球部で1年生は球拾いのみとか、寿司屋で何年も皿洗いとかいうのは、不合理だし、旧いシステムだなあ、と思うのです。球拾いをしたって野球が上手くなるわけでもないし、皿を洗っても、美味しい寿司が握れるとは思えない。 ただ、野球部とかでも、当にすごい選手は1年生でも、全盛期のPL学園で夏の甲子園に出場していたので、おそらく「例外」みたいなものはあるのでしょう。寿司屋はどうかわからないけれど。 fujipon.hatenadiary.com 「下積み」って、ほんと効率が悪いで

    「やりたいことを仕事にすれば我慢しなくていい」って言う人たちについて - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/05/14
    "彼らの「やりたいこと」「実際にやっていること」は「自由に生きる」というのではなくて、「どんな卑劣な手段を使って他人を犠牲にしても、自分がたくさんお金を稼げて、多くの人にちやほやされたい!」ということ"
  • かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと - いつか電池がきれるまで

    kawango.hatenablog.com ネットのなかで「半匿名」でいたいという気持ちは僕にもわかるような気がします。 ネットのおかげで発言ができるようになった人というのは、まさに僕のことではないか、とも。 個人的に、ネットには恩を感じているし、なるべく居心地の良い場所であってほしい、と願っています。 以下の話は、かわん(id:kawango)=川上量生さん、と決めつけて書いたものです。 そういうのは、川上さんの意ではないだろうということはわかっているつもりです。 最初は、もう少し、のらりくらりとしたものを書こうと思っていたのですが、過去から川上さんの言葉をたどっていると、批判するとか賛成するとかはさておき、インターネットの時代を生きてきて、変化していく現実がみえすぎるくらいみえている経営者(川上量生)と、ルーツである「自分を救ってくれたネット」に恩義を感じ続けているひとりの男(id

    かわん(id:kawango)さんと、川上量生さんのこと - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/05/09
    "ネット原住民のほうは土地私有の概念がなくネット新大陸は巨大な共有地だと考えるが、ネット新住民のほうはSNSに代表されるように自分が生活するネットを境界で区切ろうとする"←慧眼。
  • 「なんか最近はてな見てるのがきつい」と感じている人へ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp うん、きついよね、「はてな」見るのも。 口が滑ったり、ある方面への気配りが足りなかったりした人を、みんなが寄ってたかって誰かを攻撃しているのはつらい。 「ああ、これはブックマーク稼ぎの『釣り』だな」としか言いようがないものをみんなが嬉々としてブックマークして叩いているのを見るのもつらい。 でも、そういうのをみて「キーッ!こんなのが注目されているのに、なんで僕は……」とか思ってしまう自分もつらい。 そもそも、僕自身も、そのきつい「はてな」の一部でもあるわけで、エントリや知ったかぶりエントリや「面白い10冊」とかを垂れ流している。 それが良いとか悪いとか、長い間やっているとよくわからなくて、ただ、自分も周りも飽きてきているのかな、と思うことはある。 しかし、飽きていたとしても、一から他のことをやるというのも気が遠くなる話であり、そうやって迷っているうちに、

    「なんか最近はてな見てるのがきつい」と感じている人へ - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/05/07
    "『はてな』では、まだ、「普通の人の生きた体験と言葉」が紡がれている。  編集されていない他者を知ることができる貴重な場所だ。"
  • 僕が映画館で観た「15分で席を蹴飛ばして帰りたくなったクソ映画」たち - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp うむ、気持ちはわかる。 僕はもともと、「いろんなことに首を突っ込んでオタクぶっているけれど、広く浅くで、『これに関する知識は負けない』っていうジャンルがない」という、「私ってサブカル大好きで、みんなに変わってるって言われるんですよ~(好きなタレントは大槻ケンヂ)」みたいな半端者なので、映画について語るときも、あんまり自信はないのです。 それこそ「当に15分で席を立ちたくなるような、前衛的でわけがわからない映画」は、最初から僕の選択肢に入っていない。 そういう前提があるとしても、僕自身は、体調不良や映画の内容以外の特別な事情を除けば、途中退席した記憶はないんですよ。どんなに「つまらない」映画でも。 映画館に行くと、はじまって15分とか30分くらいで席を立って出ていくひとって、ときどきいますよね。ああ、トイレにでも行きたくなったのかな……でも、なかなか帰っ

    僕が映画館で観た「15分で席を蹴飛ばして帰りたくなったクソ映画」たち - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/04/09
    私が劇場で観た中で最悪のクソ映画は、数年前に観た押井守の『ガルム・ウォーズ』かな。事前にクソ映画だと察知できなかった自分を恥じるくらいクソだった。『東京無国籍少女』が面白かったから行っちゃったんだよ…
  • 1980年代に「ゲーム少年」だった僕が観た『ドキュメント72時間「伝説のゲーセン 大人たちの闘い」』 - いつか電池がきれるまで

    www4.nhk.or.jp www.nhk.or.jp 高田馬場の『ミカド』といえば、「伝説のゲーセン」として知られているのですが、僕自身は一度も行ったことがないのです。 mi-ka-do.net qolhacks.com 生きているうちに一度は……と思っていたのですが、今回、この番組で採りあげられていたんですよね。 冒頭、店内にカメラが入っていくと、なんと『パワードリフト』が!懐かしい!これまだ動いてるんだよね…… 当たり前といえば当たり前の話なのですが、「伝説のゲーセン」も、昼間は閑散としてるのだな、というのと、中は案外「普通のゲームセンター」なのだな、と思いながら観ていたのです。 とはいえ、あらためて考えてみると、この「普通のゲームセンター」というのが、僕が補導員の目をかいくぐって、ナムコの『ドラゴンバスター』やカプコンの『戦場の狼』をやっていた時代の「普通」であって、これだけ格闘

    1980年代に「ゲーム少年」だった僕が観た『ドキュメント72時間「伝説のゲーセン 大人たちの闘い」』 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/02/05
    80~90年代の"「普通のゲームセンター」"、今ではもうほとんど文化財レベルの希少さだもんな。
  • 2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 皆様にとって、2018年が良い年になりますよう願っております。 さて、このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現在のブログ情勢と今年の展望」みたいなことを書いているのです。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com さて、2018年。 Google様の機嫌を損ねてしまったのか、『はてなブログ』のなんらかの仕様の問題なのか、僕自身の「飽き」が伝わってしまっているのか、昨年くらいから、とくに昨年の秋から、僕が書いているブログを読みにきてくれる人が、最盛期(2〜3年前くらい)から、半分くらいに減っています。 僕はかれこれ、15年くらいこうしてブログをやっているわけですが、最初は1日6アクセスとか、自分ひとりしか見ていない、という状況でした。 それを考えると、今で

    2018年の個人ブログと「新しい自意識」の時代 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2018/01/04
    "外では「旅の恥はかき捨て」みたいな感覚だったのが、知らない人ばかりの場所でも、変な行動をとったら、それがSNSで拡散されるかもしれない、という怖さを持つようになった"確かに。
  • 狭い世界での「権力者によるパワハラ・モラハラ・セクハラの複合攻撃」について - いつか電池がきれるまで

    www.buzzfeed.com lineblog.me note.mu note.mu はあちゅうさんの告発を読んでいるだけで、僕も息をするのが苦しくなってきました。 僕がこれまで体験してきたのは、主にパワハラ、モラハラで、明確なセクハラを受けたことは記憶にないのだけれど。 いまの日では、男性がセクハラを受ける割合は少ないだろうし。 fujipon.hatenadiary.com 電通のコメントなんかは残念極まりないし猛省して今後の対応をすべきだけど、電通とか広告業界関係なしにこういう話ってあちこちにゴロゴロ転がっているので、「これだから電通は~」みたいに電通をスケープゴートにして叩くのは少し違うんじゃないかなーと思った— ヨッピー (@yoppymodel) 2017年12月17日 ヨッピーさんのツイートにもあるように、こういう狭い世界での「権力者によるパワハラ・モラハラ・セクハラの

    狭い世界での「権力者によるパワハラ・モラハラ・セクハラの複合攻撃」について - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/12/19
    "「誰もがいいなりにならざるをえないような権力」を自分が持っていたら、同じことやるかもしれない、という不安" これは私にもある。権力が人を狂わせるんだよな。でもみんな、権力大好きだよね。そこに歪みがある。
  • 「自分が死ねば世界は終わりだ」ということに気づいてしまった人たち - いつか電池がきれるまで

    saavedra.hatenablog.com この『おんな城主 直虎』の感想と「高天神崩れ」の話が面白かったのです。 saavedra.hatenablog.com これを読んで、「それでは、武田勝頼は高天神城を救援に向かうべきだったのか?」とあらためて考えていました。 当時の情勢や織田・徳川連合軍との戦力差からすると、救援に向かってもうまくいかない可能性が高く、戦争続きで厳しかった財政をさらに悪化させるだけなので、「見捨てるのは合理的な判断」なんですよね。 でも、人の心というのは「合理的だから納得できる」というものではない。 降伏を受け入れずに城兵を殲滅した織田・徳川方のほうが、「ひどいことをしている」わけですが、だからといって、「武田は味方を助けてくれない」というイメージの浸透のほうが、結果的には歴史に大きな影響を与えたことになります。 まあ、もっと長い目でみれば、そういう「勝つため

    「自分が死ねば世界は終わりだ」ということに気づいてしまった人たち - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/11/24
    "個々のカップルで、「日本のために子供をつくろう、産もう」なんて考えている人がいるのだろうか?""自分が絶対に実行しない「正しさ」をアピールしている人たちは、その空虚さを自覚できないのか?"然り。
  • 日野皓正さんの「ビンタ事件」についての雑感(あるいは、人間は善悪ではなく、好き嫌いで「判断」するということについて) - いつか電池がきれるまで

    www.hochi.co.jp www.kansou-blog.jp k-yahata.hatenablog.com ビンタが良いか悪いかと問われたら、そんなの悪いだろう、やっちゃいけないだろう、としか言いようがないのですが、僕がこの件を知って、最初に思い出したのは、映画『セッション』でした。 session.gaga.ne.jp 名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。 ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。 だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。 恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともが

    日野皓正さんの「ビンタ事件」についての雑感(あるいは、人間は善悪ではなく、好き嫌いで「判断」するということについて) - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/09/05
    公の場では「好き嫌い」で判断されたらたまったもんじゃないし社会も成り立たないけど、私的な場では結局「好き嫌い」が最強だし、文脈依存だし、それでいいと思う。それが一番大事だと思う。
  • 「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    azanaerunawano5to4.hatenablog.com 当にその通りだよなあ、と思いながら読みました。 ブログを他人に薦めることが悪いわけではないけれど、アルバイトを貶める必要はありません。 純粋に稼ぐという点では、ほとんどの場合、アルバイトのほうが安定しているし。 若いうちにブログで稼ぐことに挑戦してみる、というのも、ひとつの「人生経験」ではあるという気もしなくはないのですが、うまくいかないようなら、あまり深入りしないほうが良いでしょう。 fujipon.hatenablog.com 冒頭のエントリをはじめ、多くの人が指摘していますが、アルバイトをやると、否が応でも「いろんな人」と接することになるんですよね、とくに接客業の場合。 僕は、専門職に就く人や「エリート層」に属する人こそ、学生時代に一度はサービス業のアルバイトを経験しておくことをおすすめしたいのです。 あの豊田真由

    「バイトや仕事よりもブログで稼ぐ」ことを学生や若者が主張するようになったのは、「絶望」のせいかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/07/14
    ネット越しとはいえ、現実でバイトするよりもブログ書いてたほうが、「理不尽な人々」に遭遇する機会は多いような気がする…
  • 最後の「電王戦」での佐藤名人は、『真田丸』の信繁のようだった。 - いつか電池がきれるまで

    www.itmedia.co.jp ああ、佐藤名人、やっぱり勝てなかったのか…… もちろん、僕も人間なので、佐藤名人に人間側の最後の輝きをみせてほしい、と願ってもいたのですが、これはもう、必然的な結末だとしか言いようがありません。 「(対局前から)勝つのは相当厳しいとは思っていた。ただ、名人として指すということで、ファンの応援に応えられなかったのは残念」(佐藤名人) このコメントからも、事前に何度もソフトと対局していたであろう佐藤名人が「この対局で勝つのは難しい」と考えていたことがわかります。 シャープX1、PC8801の時代からマイコンに触れてきて、「人間と対局できるソフト」の出現に感動した30数年前の僕に「2017年に、コンピュータ将棋(Ponanza)が人間の名人に2連勝するよ」と言っても、たぶん信じなかったはず。 初期のコンピュータ将棋は、「とりあえずルール通りに駒を動かせる」だけ

    最後の「電王戦」での佐藤名人は、『真田丸』の信繁のようだった。 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/05/22
  • 『ど根性ガエルの娘』を読んで、「家族の問題」を作品にすることの難しさを思う。 - いつか電池がきれるまで

    aoshimabooks.com 『ど根性ガエルの娘』、僕も読んでいたのですが、正直なところ、読むのに疲れてきました。 学生時代は、ハリウッドの量産型アクション映画をみて、「なんでこんなどれもこれも一緒にみえるエンターテインメント映画ばっかりつくられ、観られているのだろう? もっと人生の深みや陰を描いた重厚な作品がヒットすべきではないのか?」なんて思っていたんですよね。 しかしながら、僕も40代になってみると、その理由がわかってきたような気がします。 難病で死に向かっていくことや家族の複雑な問題というのは、「そのへんに煩わしいほど転がっているもの」であり、そんなものをわざわざ映画館で観て、暗い気分をフラッシュバックさせたくない、どうせだったら、映画館の、フィクションの中でくらい、日常ではありえない、ハッピーエンドの「冒険」に浸っていたい。 まあ、ハリウッドのエンターテインメント映画にも「家

    『ど根性ガエルの娘』を読んで、「家族の問題」を作品にすることの難しさを思う。 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/05/19
    あれは「大部分の人」に向けて書かれた作品ではなく、ああいう作品に救われる人にだけ届くべき作品なので、あれでいいんだと思う。
  • 佐村河内守さんの「真実」という迷宮を記録した、森達也監督のドキュメンタリー『FAKE』 - いつか電池がきれるまで

    森達也さんの15年ぶりの監督作、ドキュメンタリー映画『FAKE』をDVDで観ました。 この作品、昨年、2016年の夏に公開されて、かなり話題になったのですが、近くに上映館がなくて観に行けず、今回、DVD化されて、ようやく観ることができたのです。 FAKE ディレクターズ・カット版 [DVD] 出版社/メーカー: Happinet発売日: 2017/03/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (5件) を見る 森達也・佐村河内守 衝撃のドキュメンタリー映画『FAKE -ディレクターズ・カット版-』DVD発売告知映像 『A』『A2』以来実に15年ぶりの森達也監督作。佐村河内守氏の自宅でカメラを廻し、その素顔に迫る。取材の申し込みに来るメディア関係者たち、ことの真偽を取材に来る外国人ジャーナリスト…。市場原理によってメディアは社会の合わせ鏡となる。ならばこの「ゴーストライター騒動」は、社会

    佐村河内守さんの「真実」という迷宮を記録した、森達也監督のドキュメンタリー『FAKE』 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/03/29
    "ほんと、このドキュメンタリーをみていると、「なんともいえない」というか、「全部、嘘なんじゃないか?」という気持ちになってくるのです"ホントこれ。 http://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2016/07/05/203009
  • 「餌だけ食うのは有り」とか言う人を、信用してはいけない。 - いつか電池がきれるまで

    www.hitode-festival.com どうしても書いておきたいので書きます。 このエントリ、内容的には、高額のセミナーの入口になる無料を試しに読んでみた、というもので、何度も「セミナーへの参加はおすすめしません」と強調もされています。 そんなに悪意はなさそうだし、こういう「ちょっと怪しい商売を(身体を張って)試してみました」というネタは、そんなに珍しいものではないですし、けっこうニーズもあるんですよね。 まあ、「自分で試してみる」のは、リスクが高いので、誰かが「人柱」になってくれればありがたい。 多田文明さんというライターは、このジャンルで長年活躍(?)されています。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com ただ、個人的な見解を述べると、こういう「どんなものか興味位で覗いてみよう」というのは、かなり危険です。 僕の職場に

    「餌だけ食うのは有り」とか言う人を、信用してはいけない。 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/03/09
    「普通じゃない人」をスクリーニングするために、わざと普通の人は騙されっこないような内容のメールを送るって凄いな。
  • 僕が「ノーコンティニュー主義者」だった頃 - いつか電池がきれるまで

    jp.automaton.am 面白いなあ、今度僕も息子がどんな反応を示すか、試してみよう、と思いながら読みました。 でも、この「一度遊んだら、もういいや」っていうのは「今の子どもだから」じゃないのかもしれません。 僕も最近ゲームをやるとき、RPGとかでも「寄り道」とか「オマケ要素」とかに、「こんなにボリュームがあって嬉しい!」というよりは、「ただでさえ時間ないのにめんどくさいな」という気持ちが先に立ってしまうのです。 どうせネットで検索すれば、答えも書いてあるし、とか、つい考えてしまいます。 自分の人生の残り時間と、遊びたいゲームの数を比べてみると、かなり駆け足で遊んでもたぶん、遊びきれなくて積み遺してしまう「ゲーム遺品」だらけになるのだろうな、とも思うし。 僕は小中学生だった頃、「コンティニューをしないゲーマー」だったのです。 「コンティニューは卑怯だ」「ワンコインでクリアできてこそ、

    僕が「ノーコンティニュー主義者」だった頃 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/02/21
    みんなでワイワイ遊ぶ時以外、私は40年間ずっとノーコンティニュー主義者。コンティニューしてクリアしてもなんにも嬉しくないし、わざわざゲームをつまらなくする遊び方する人なんでだろって昔から思ってる。
  • 僕は「新しいゲームが生まれない時代」を生きているのかもしれない - いつか電池がきれるまで

    いま、PS4で『ニューダンガンロンパV3』を熱心にやっているのですが、まあなんというか、素晴らしく面白いけれど、とても殺伐としたシーンが多いゲームでもあるんですよね。 PSVITAでやった『カオスチャイルド』というゲームも、すごくよくできた物語でのめり込んでしまったのですが、けっこうキツい残酷描写が目立っていました。 「面白い」のは確かなのだけれど、こんなに殺伐としたゲームがものすごく売れてしまうのって、なんだか不思議な気がします。 『シュタインズ・ゲート』をはじめてプレイしたとき「僕は楽しいけど、『2ちゃんねる』用語が平然と並んでいるようなテキストが延々と続くゲームが、こんなに売れているのか」と驚いたのを記憶しているのです。 僕は「テレビゲーム」をかれこれ35年くらいやっているのですけど、最近よく思うのが、「新しいジャンルのゲームって、しばらく見ていないなあ」ってことなんですよ。 その代

    僕は「新しいゲームが生まれない時代」を生きているのかもしれない - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/01/15
    VRという超絶に新しいゲームジャンルが爆誕しようとしている時代に、何を言っているのか…いまのVRはファミコン黎明期と同じでクソゲーが存在しない、体験そのものが新鮮な幸せな時代。UFOキャッチャーVRですら面白い。
  • 「某国営放送で、めちゃめちゃ怒られていた人」は、なぜ『はてな匿名ダイアリー』を選んだのか? - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp この匿名ダイアリー、誰が書いたんだろう? ……って、状況証拠(人か人に近い人しか知らないような情報が書かれている(当かどうかはわからないけど)と、これについている「はてなブックマーク」からすると、川上さん御人の可能性が高そうです。 僕もあの番組は観たのですけど、率直に言うと、「なんかめんどくさい人の『逆鱗』みたいなものに触れちゃって、川上さんも気の毒だな」って感じました。 宮崎駿という人は、「アニメーションをつくる天才」であって、別に人格者である必要はないわけで、そもそも「天才」ってそういうものなのだろうな、という気はします。 川上さんもまた「天才」であり、身も蓋もないことを言ったりやったりする人ですし。 このエントリを以前書きました。 fujipon.hatenablog.com ルソーさんって、当にひどい人ですよね。 ただ、ネットとかをやっ

    「某国営放送で、めちゃめちゃ怒られていた人」は、なぜ『はてな匿名ダイアリー』を選んだのか? - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/17
  • われわれも、すでに「分断」されているのだ。 - いつか電池がきれるまで

    アメリカ大統領選挙の結果を受けて、「アメリカ社会の分断」みたいなものを考えてみたりするのだけれど、実際のところ、そういうふうに分析しようとする姿勢が、すでに「お高くとまっている」のかもしれないな、とも思う。 学校からは「昨夜はとてもストレスフルで異常な大統領選挙でしたね。ショックを受けたり混乱している人、この結果がこれからどんな意味を持つのか心配している人…」と始まるカウンセリング案内のメールが届いた。東部の学費高い大学の「リベラルで当然」というこのムードこそ、分断の一因なんだろう。— ROOTSY (@rootsy) 2016年11月10日 唐木元さんのこのツイートを読んで、僕は、なんだか少し腑に落ちたような気がした。 「われわれのようなエリートやエスタブリッシュメントは、トランプ氏のような野蛮で差別的な人間を支持しないのが当然ですよね」 こういうメールが、その大学の(たぶん)学生全員に

    われわれも、すでに「分断」されているのだ。 - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/11
  • トランプ大統領誕生は「終わりのはじまり」になるのだろうか? - いつか電池がきれるまで

    mainichi.jp mainichi.jp イギリスのEU離脱のときとなんだか雰囲気が似ているな、とは思っていたんですよ。 接戦のわりには、メディアでは「結局、ヒラリーさんが勝ちそう」という楽観的な予測ばかり。 いや、僕も「なんのかんの言っても、アメリカ国民は、トランプさんのような極端な人を選ぶようなリスクは侵さないだろう」と思っていたんですよ。 でも、そうじゃなかった。 今回の選挙の結果はどうあれ、仮にトランプさんが負けていたとしても、「アメリカ国民の半分くらいは、トランプさんの主張に心惹かれる人々なのだ」という現実は残るな、と考えていたのですが、当に勝つとなると、やっぱり驚きました。 fujipon.hatenablog.com 正直、僕はこの「イギリスの国民投票でのEU離脱」が世界の教訓になって、ヒラリーさん支持者も「まさか」を警戒するだろう、と予想していました。 ところが、実

    トランプ大統領誕生は「終わりのはじまり」になるのだろうか? - いつか電池がきれるまで
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/10