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ブックマーク / kechack.hatenadiary.org (21)

  • 消費税アップありきの財政再建論は読まずに捨てろ - Munchener Brucke

    新聞や雑誌のコラムで非常に多い財政再建論であるが、最近は読む気も起きないので無視するようにしている。いちおう結論に何が書いてあるかだけチェックすることもあるが、ほとんどが「今すぐ消費税アップの議論を始めるべきだ」というもの。ようは消費税アップという目的のために、いろいろ御託を並べて財政危機を喧伝している、どうでもいいようなプロパガンダが多い。 私もどんどん国債を刷れとか言う考えはなく、財政赤字は少ないに越したことはないのだが、どうしてここまで財政再建至上主義者ばかり闊歩しているのか不思議でならない。むしろ外国人投資家の方がよほど日の財政を冷静に分析している 意外と普段は理路整然とした文章を書くエリートと言われている人たちが、財政問題になると手段を目的化したような論理破綻な文章を書いたり、「子や孫にツケを残すな」的な扇動に走ったりするのだ。 重商主義を評価しないで倹約家を評価する文化教育

    消費税アップありきの財政再建論は読まずに捨てろ - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2010/02/11
    "日本人は学校教育で純粋培養されながら、一部の人は大学で「金儲けしなさい」のという授業を始めて受け、また多くの人は社会人になって急に「会社のために金儲けをしなさい」と言われるのである"(あるある
  • 「時代の流れ」という無責任な言葉が飛び交う中廃止されるブルートレイン - Munchener Brucke

    私は「時代の流れ」と言う言葉が大嫌いだ。これほど無責任な言葉はない。誰が作ったかもわからない潮流に無批判になり、思考停止する態度そのものである。 先週末に東海道線からブルートレインが消えたが、多くの人が「これも時代の流れ」と思考停止してただ感嘆に耽るだけであった。 結論から言うと、東京から九州方面への寝台列車の需要は必ずあり、北海道方面の寝台列車同様高級化路線で差別化すれば十分に採算に乗せる事ができた。近年ブルートレインの乗車率が低下したのは、設備投資を一切せずに陳腐化した車輌により惰性で続けていたからに過ぎない。 JR各社が夜行寝台列車に不熱心だった理由はいくつかある。 新幹線や航空機の台頭により、移動手段としての優位性を失った。 JR4社に跨り、調整が面倒。 夜行列車以外の客車列車が廃止され、夜行寝台のためだけに電気機関車を抱え、機関士を養成するコストが割に合わない。 選択と集中 私は

    「時代の流れ」という無責任な言葉が飛び交う中廃止されるブルートレイン - Munchener Brucke
  • 自民党とネット右翼はもはや言葉が通じない−毒ギョウザ問題にみる− - Munchener Brucke

    安倍政権崩壊以降、すっかり元気のなかったネット右翼たちが元気だ。待ってましたと言わんばかりの中国の毒ギョウザ事件が起きたからだ。 同時に、小泉-安倍政権を通じて、政権に寄り添っていたネット右翼と政権との距離が、確実に乖離していることも痛感した。 ネット右翼の間では、今回の件で「なぜ政府は中国品の輸入禁止に踏み切らないのか」という批判が強い。福田政権がこの問題において慎重な対応に終始しているからである。 残留農薬対策で協力と福田首相=舛添厚労相、再発防止策徹底−参院予算委 1/31時事通信 【官房長官会見】「中国産品買い控え 止めることはできないが…」 1/31産経 「中国産だから、ことごとくすべてだめだと言い切るのはいかがなものでしょうか」 この問題を理解する前提として、中国経済の基礎知識を共有せねばならない。中国は13億という人口を背景に巨大な国内市場を抱え、製造業が血眼になって輸出

    自民党とネット右翼はもはや言葉が通じない−毒ギョウザ問題にみる− - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/02/03
    福田政権はねっとうよと離れている,という話らしい
  • 中国毒ギョウザ問題 90年代的価値観を見直す契機に - Munchener Brucke

    この問題において、我々消費者も反省せねばならないことがある。「消費者利益至上主義」とその現象としての「安物賛美」である。これらを「90年代的価値観」として紐解きたい。 80年代後半にアメリカからの外圧により、輸入自由化や大店法の運用緩和による大型スーパーの進出などを背景に流通業主導の「価格破壊」が盛んに宣伝された。都市住民の多くは自民党と商店街や農家が癒着しているために消費者が高いモノを買わされていると不満を持っており、当時「生活者」という言葉を多用した社会党がこの不満層を吸引しブームを起こしている頃で、複雑な流通経路を破壊し消費者に安い価格で商品を提供する「価格破壊」は拍手喝采を以って支持された。 90年代になり、「様々な規制緩和が消費者の利益になる」と新自由主義が宣伝され、かつて社会党を支持した層が、新自由主義を唱えた新進党などにこぞって流れた。自民党も新自由主義的政策を採用し、規制は

    中国毒ギョウザ問題 90年代的価値観を見直す契機に - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/02/03
    (あれですよ,高くても国産をかうようにしないと
  • みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている - Munchener Brucke

    最近みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている。 彼が、沖縄戦教科書記述問題で、沖縄県民の心情に理解を示し、検定を批判しているからだ。 みのもんた激高「沖縄の強制自決は否定できない事実だ!」:朝ズバッ!:J-CAST テレビウォッチ 「みの様」が「つくる会」のヤラセ教科書検定を断罪 - ▼CLick for Anti War 彼は小泉-安倍時代を通じて、世論が権力に共鳴する媒体の役割を果たし、常にサヨクの攻撃対象であったことを考えれば、特筆すべき出来事かも知れない。 だが実はみのもんたは首尾一貫している*1のである。常に被害者感情を最大化するという立場を取る。むしろ保守・サヨク関係なく、あらゆる政治セクトは都合のいい時は被害者感情を利用し、都合が悪いと否定するダブスタを導入しているのである。 20世紀までの日の保守はハードボイルドであった。国民感情に流されず、現実的利益を直視していた。一

    みのもんたがネットウヨの攻撃に晒されている - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/10/14
    "昔の保守主義者のように一般してハードボイルドであれば説得力があるが、持論に都合がいいときは被害者感情を利用して「被害者の声を聴け」と言い、別の時は「感情に左右されるな」と言うのは説得力がない。"
  • 体罰容認論の息の根を止めろ!−時津風部屋力士死亡 - Munchener Brucke

    私の仮想敵の一つに「体罰容認論」がある。こういう事件があると多くの人は非難の声を挙げるが、しばらくすると人々はそんなことなかったかのように忘れ、「俺もよく殴られた。今は感謝している」「若者を厳しく鍛えろ」「鉄拳制裁上等」みたいな威勢のいい一般ピープルの声がこだまするようにある。それが日の現実だ。 日人は基的にマゾが多く、親や教師や先輩に殴られた思い出をオヤジ連中はニコニコして話す。非人間的なシゴキに耐えてきたことを誇りにさえ思っているスポーツ選手も少なくない。 自分の子供を厳しく鍛えて欲しいと思っている親もたくさんいる。時太山の親もそうであったのであろう。死んでしまったからああいっているが、体に竹刀で叩かれた痕があった程度であったら、この親も「息子は厳しく鍛えられている!」とむしろ目を細めて満足げな笑みを浮かべていたであろう。スポーツ少年団等でも、「うちの息子殴ってもいいですから、厳

    体罰容認論の息の根を止めろ!−時津風部屋力士死亡 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/09/30
    (自分がスポーツ・体育会系嫌いなのもこういうのあるからなんだ
  • 誰が安倍内閣を潰したのか? - Munchener Brucke

    自民党を強く支持しているグループに以下の3つのグループがある。 新自由主義グループ。構造改革。企業利益重視。中央経済界など。 政治右派グループ。戦後レジームの脱却。日会議。宗教界など。 古典的保守グループ。小泉改革の修正。いわゆる古い自民党。地方重視。積極予算。地方政界。地方経済界など。 自民党の支持基盤は中曽根時代にこの3グループにほぼ色分けされるようになり、なんとなく共通の利害を見出しながら共存を続けた。私は「保守が一枚岩でなくなる。かならず利害が分離する。」と主張続し、そのような指摘も一部では為されてきたが、保守論壇はこのような意見に対し「保守勢力を分断する左翼の陰謀」と反論し、保守論壇は3者が共存*1していた。今や、この3者の利害離反は明らかで、どのグループに足場を置くかが重要な路線問題となってきている。 小泉政権末期に古典的保守が離脱し、小泉政権末期は支持率も低迷した。ところが

    誰が安倍内閣を潰したのか? - Munchener Brucke
  • 環境問題=左翼という貧困な思想 - Munchener Brucke

    最近人気の池田信夫ブログだが、最近は首をかしげる内容が多く、今回は真っ向から反論したい。 氏曰く、左翼の最後の砦が歴史認識と地球環境とし、地球環境問題で以下のように述べている。 左翼の最後の砦 地球環境問題は、アル・ゴアに代表されるリベラル派の世界的な結集点になっている。市場にまかせていてはだめで規制が必要だ、という社会主義的な主張はほとんど相手にされなくなったが、この分野だけは規制強化論が勝利を収めているようにみえるからだ。社会主義で運営されているNHKが統制経済を主張するのは、わからなくもない。 しかし、これは経済学的にはナンセンスである。京都議定書の想定する温暖化ガスの排出権取引にともなって行なわれる排出権の割当は、地球規模の配給制度を作り出し、その効果よりもはるかに大きな経済的損失をもたらす。かりに温暖化の影響がIPCCの予想どおり起こるとしても、ピグー税のような市場ベースの対策が

    環境問題=左翼という貧困な思想 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/04/09
    "私は石原慎太郎は好きではないが、ある意味でかつての保守の総括がきちんとできており、だからこそ支持される側面がある"
  • なぜ女性が石原慎太郎を支持? - Munchener Brucke

    朝日新聞社は17、18の両日、東京都内の有権者を対象に都知事選に関する第2回情勢調査を行い、取材で得た情報をあわせて告示前の情勢を探った。現職の石原慎太郎氏(74)の支持が前回調査(10、11日)から拡大し、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)にやや差をつけている。石原氏は幅広い層に浸透し、特に女性の支持が伸びた。 3/19 朝日新聞 このニュースはかなり衝撃的だったようだ。特に石原都政に苦い思いをしているフェミニストの方々にはショックだったようだ。なぜ「閉経した女性無用論」「ババア」と侮辱されても、なぜ同じ女性がこうも石原を支持するのか理解に苦しいところであろう。ただフェミニストの方々はアンチ・ジェンダーフリーのバックラッシュについてもう少し客観的な分析ができないと、この流れに対峙する策を打てないであろう。意外なことに現職の石原知事の最有力対抗馬と目される浅野史郎候補が冷静なコメントをしてい

    なぜ女性が石原慎太郎を支持? - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/03/26
    "女性の多くは、男性に守られた方がトクだと思っており、やたら権利を主張する女性を苦々しく思っているのである。"男女関係 - 完 -
  • 刑法と国民感情 - Munchener Brucke

    人間は知識を身につけると左翼になると言われるが、ことに法学はその傾向が強い。日人は質的にリベラルで個人主義的な刑法の思想を受け入れていないのであるが、現行法を知識として享受するのが法律家としての前提であるため、法の知識を持つものは音はともかく表層的なリベラリストになる。 そもそも日人の多くは刑法の責任主義を受け入れていないのであるが、責任主義は近代法の大前提であり、法曹界で議論が為される余地がないものである。 結局、法律を知らない無知な人たちと法律家の間でまったく議論が噛み合わない状態が半永久的に続いており、結局「無知な人たち」はどんなにわめこうが騒ごうが専門知識を持った人には勝てないのである。 若干形勢が変わったと言えば、ニュースキャスター等の亜エリートが、これまでは知的ぶって近代法の精神を享受する態度を取ってきたのを、最近では無知を晒しても国民感情に近い立場を取ることを是とする

    刑法と国民感情 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/03/12
    (でも,例の事件「無罪が当然だ」っていうやつは最初ッからTVが出さないんじゃないん?
  • 私の中の女性蔑視 - Munchener Brucke

    柳沢厚労相の「産む機械」が女性蔑視発言と問題になっているが、私の中に女性蔑視感がないと言えば嘘になる。例えば、健康情報番組を鵜呑みにしたり、細木数子の番組が好きな人を私は激しく軽蔑しているし、これらは女性に多いという事実を私は公言して止まない。 もちろん健康情報番組に懐疑的、細木数子に違和感を持っている女性の方が数的には多いことも知っているし、女性はみな○○だみたいなバイアスは持っていない。 ただこれらの人たちを軽蔑する態度を改める気はさらさらない。

    私の中の女性蔑視 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/02/02
    "これらは女性に多いという事実を私は公言して止まない"<-ソースは(-_- ;)?
  • 殺人事件の加害者のほとんどは身内 - Munchener Brucke

    「治安はほんとうに悪化しているのか」というを読んだ。 世の中には「治安は悪化している」というという言説が流れやすい。それはマスコミにとっても警察当局にとっても、政治家にとっても好都合だからである。我々は自分で信用できる客観統計を探すか、このような良心的な書籍を探してでしか真実をつかむことができない。情報化社会とは名ばかりの不条理な状況下に置かれてる。 この書籍を読んで思うところは多々あるのだが、今日はその中で「面識率」について考えたい。 「犯罪白書」では殺人事件の被害者と加害者との関係(面識率と呼ばれる)というものを発表している。平成7年度では約1400件の殺人・殺人未遂事件が発生しているが、そのうち85%が家族や顔見知りの犯行ということなのです。殺人の面識率は85%〜90%の間で推移しており、いわゆる無差別殺人や通り魔殺人は例外的犯行であることを示している。 ちょうど家族によるバラバラ

    殺人事件の加害者のほとんどは身内 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/01/15
    "平成7年度では約1400件の殺人・殺人未遂事件が発生しているが、そのうち85%が家族や顔見知りの犯行ということなのです"
  • いじめの質的変化 - Munchener Brucke

    いじめというのは太古の昔から存在する。動物にだっていじめが存在するのだから、人間がまだホモ・サピエンスに進化する前からいじめは存在したのであろう。多くの人が理想化してやまない「昔の日」にもいじめは存在していたのに、なぜ最近になって大きく騒がれるようになったのか。 確かに教師がいじめに加担するという話は最近になってよく聞くし、鹿川君事件以前はあまり聞いたことがない。これについてはいじめの質的変化が指摘される。昔はいじめる側がいわゆるクラスの「ワル」で、むしろバランスの悪い優等生的な生徒*1がいじめられる傾向があった。 最近はどちらかと言うと優等生的な生徒がクラスの問題児をいじめるという形のいじめが増えているという。先生にとっても問題児に苦虫を噛み潰す思いを日々している訳さから、結果的にクラスの中のいじめの形に迎合してしまうことがある。また先生の口から出た問題児に対するホンネが、いじめの構造

    いじめの質的変化 - Munchener Brucke
  • ネットウヨに関する激しい違和感 - Munchener Brucke

    私もエントリーの多くをネットウヨ批判に費やしてしまっている昨今であるが、富田メモ報道以後の右派系ブロガーの言説は常道を逸しているものが多く、批判する以前に危機感さえ感じる。もはや彼らは右翼ではないのではないかとさえ思う。 ブログでは常に政治的なエントリーを中心として自説を唱える人もあれば、たまに政治的なエントリーを入れ、日の外交姿勢の評価や北朝鮮韓国中国の批判、朝日新聞の批判などに言及する人もいる。後者のエントリーの特徴として、プロフィールが自虐的なものが多いのが特徴である。「へタレです」「引きこもりです」「35歳独身のヲタ」「思ったままダラダラと書いてます」とか書いてあると、そのエントリーに反論する気もなくなる。政治以外のテーマを見ると、ゲームやモー娘、サッカーといった普通のブログのエントリーが並ぶ。 こういうごく普通の人たちが、政治的に過激な言説を繰り返すのは激しい違和感を禁じえ

    ネットウヨに関する激しい違和感 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/07/23
    "プロフィールが自虐的なものが多いのが特徴である。「へタレです」「引きこもりです」「35歳独身のヲタ」「思ったままダラダラと書いてます」とか書いてあると、そのエントリーに反論する気もなくなる"わろた
  • 外国人犯罪について - Munchener Brucke

    外国人犯罪については私の近年の関心事の一つであり、これに関するエントリーを何回か書いている。 外国人犯罪については、データに基づく国籍別・人種別、或いは定住外国人、正規入国者、不法入国者といった区分による犯罪発生率を明示して論じるべきか。或いはそういうカテゴライズは無意味で、そういう行為そのものが差別的だという意見が存在する。 私は差別反対なんてきれいごとを言うより、データを明示し、外国人嫌悪主義者の嘘を暴いたほうが面白いと思っていたのだが、なかなかデータが存在せず、仮定論でしか論じ得なかったのが残念であった。 今回 小泉支持派ブロガーのgoriさんが非常にいいエントリーを行っている。 http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200603101425.html 一つ言えるのは「外国人犯罪」とは一括りで語る事が出来ないし、そのイメージや先入観に踊らされて日に利

    外国人犯罪について - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/03/19
    (「外国人犯罪の率」についてのIEの記事に関してとか、また入国ビザ免除の必要性とかも
  • 印象効果 - Munchener Brucke

    データも何もない状態で外国人は犯罪を犯すというバイアスが生まれるのはなぜか? バイアスが生じるのは人間である以上止むを得ないとしても、印象効果の可能性が高い。これは外国人に限らず、例えば水商売の人や土木作業員は犯罪を犯すというバイアスを持っていたとしよう。これらの属性の人間が犯罪が報道される度に「やっぱりね」という印象が蓄積され、更にバイアスが高まるのである。そして自分のバイアス外の人間による犯罪は不思議なまでに印象に残らないのである。 よく永住外国人による犯罪で日名報道がされることがあるが、これは報道が印象効果を助長する宿命を負っている自覚による賢者の知恵である。外国人犯罪の危険を煽りたい人はこの件でよくマスコミ批判を行うが、マスコミにとって無根拠な煽りはモラル違反である。データにより冷静に外国人犯罪を分析するのであれば許されるが。

    印象効果 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/03/19
    "これらの属性の人間が犯罪が報道される度に「やっぱりね」という印象が蓄積され、更にバイアスが高まるのである。そして自分のバイアス外の人間による犯罪は不思議なまでに印象に残らないのである。"
  • おたくとは何かⅡ……おたく黎明期と小学生文化/中高生文化…… - Munchener Brucke

    前回の「おたくとは何か」id:kechack:20060226というエントリーで多くのブックマークをいただいているが、私としては何か消化不良である。最後に「フォロワー」という存在を思い出し、最後無理矢理フォロワーはオタクに非ずということにしたのだが、何か未消化である。そもそもフォロワーという存在を私はここ10年忘れ去っていたのだが、オタクとの関係で非常に重要な気がしてならないのである。 ガンダムと小学生時代 私の小学生時代というのは完全にフォロワーであった。これは私が帰国子女で、ときかく周りの友達と話題を合わせることに必死になっていたという特殊事情によるものなのか、子供文化に見られる普遍的現象で、今の小学生でも見られる現象なのか? 小学生時代の私は、スーパーカー消しゴムが流行り出したら、駄菓子屋に走り、ガンダムが流行れば朝早くからプラモデルを買うために並んだ。小学生文化においては、このブー

    おたくとは何かⅡ……おたく黎明期と小学生文化/中高生文化…… - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/03/03
    (おたく界に流行したものの経緯(ガンダム→アイドル(おにゃんこ)→携帯という流れ
  • 続.差別は数学 - Munchener Brucke

    この「差別は数学だ」というエントリーについて様々なコメントをいただいている。 コメントにも書いているがいくつか要点整理を追記する。 差別という言葉、即悪ではない。 差別という言葉は大方ネガティブな場面で用いられるが、ある基準で優劣をつけること事態は即悪ではない。問題はある基準での優劣を拡大して優劣を論じたり、別の次元の優劣との相関関係を主張する場合に「差別」という問題が生じる。 統計的に求められる相関をどう捉えるか? 例えば所得階層別、人種別の犯罪発生率の統計を取ると、所得が低い人程犯罪発生率が高い、或いは黒人の犯罪発生率が高いという結果が赤裸々に出てしまう。それに基づいて、リスク回避のためにそれらを回避する行為が発生する。 しかし、性別の犯罪発生率のデータを取ると、極端までにも男性の方が高い結果が出る。にもかかわらずリスク回避のために女性が男性を避けることはほとんど起こりえないのである。

    続.差別は数学 - Munchener Brucke
  • 差別は数学である。 - Munchener Brucke

    後者の差別は、差別意識の露呈というより犯罪発生率の高い母集団を避けるというリスク回避の一種である。最近、医療保険や生命保険で非喫煙者の保険料率を低くしたり、自動車保険で通勤に車を使わない人の料率を低くするといったリスク分散型商品が定着しているが、それと同じ行動である。 今でこそ戦後民主主義教育の効果か?こう言う人は少なくなってきているが、戦前世代の親はよく「○○ちゃんと遊んではいけません」とか「○○町の子供と遊んではいけません」なんてはっきり言ったものだ。悪しき差別意識と糾弾することは簡単だが、悪い友達を作ってほしくないという親心は古今東西変わらないものであるから難しい。 戦後世代の人間だって、リスク分散行為はよくやる。例えばマンションを買うときに一番重視されるのが地域の治安や教育環境である。東京などでは都営住宅と同じ学区域にマンションを建てると売れないというのは業界の常識である。 彼らは

    差別は数学である。 - Munchener Brucke
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/02/21
    "後者の差別は、差別意識の露呈というよりリスク回避の一種である。"
  • 典型的なへタレレイシスト - Munchener Brucke

    お隣の日記に引っかかったので晒しておきます。 こう言う人はリスク回避行動でなく、最初から差別意識で満たされた悪意の差別でしょう。 http://d.hatena.ne.jp/NemeaLion/20060219/1140308100

    典型的なへタレレイシスト - Munchener Brucke