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ブックマーク / chibigori.hatenablog.com (7)

  • 御法度 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    AZMさんが紹介されていた映画を見ました。記事は読んだものの、誰が出ていたのか忘れてしまっていました。それがかえって良かったのかもしれません。出てくる俳優陣にオッて何度もなりました。ただし、監督だけは覚えていて脚も手掛けているんですね。大島渚。残念ながらこの1999年の作品が遺作になってしまったようですが、彼の名前を見るだけで一風変わった作品じゃないかと想像させます。時代背景もそうですが、時折出る字幕も無声映画風で新鮮です。とは言え学のない私にはこれがわかりにくい。あれこれ考えているうちに次の場面に行ってしまいます。こんなこともあるかもしれないという内容ですが、こんな時代劇があっただろうかと思わず記憶をまさぐったほど衝撃的でもあります。淀川長治賞受賞というのも見終われば合点がいく。新鮮味は十分ながらこの俳優陣で緊迫感が張り詰めた格時代劇版も見たかったような気もしますね。 🦍日のゲス

    御法度 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • ブラックホーク・ダウン - ★気ままに自宅で映画観賞★

    淡々と進む進行か、飲み過ぎたのか、昨夜は作の途中でタイトルの如くダウンしてしまいました。その為、再視聴と相成ったわけですが、話も不明のままなので最初からです。2002年に日で公開された作品は見た目の通りの戦争映画で、大袈裟に言えば九割五分がドンパチと、野鳥の会でももはやカウントが出来ないほど打ちまくります。一見ただの銃撃戦好きを魅了するかの作品に思われるかもしれませんが、実はソマリアで起こったことを描いていて、最初に事実に基づいたとテロップが出ます。その為、生々しくほぼ全編から緊迫した空気が抜けません。ほんの僅かなお笑いが息継ぎ程度です。それが二時間半という長さですから、精神的にもダウンして来ますね。つまらないって意味ではありませんよ。ただ、ヒーローを作って派手な演出で盛り上げるような映画でもないので、見ていて面白くはありません。意味がはたしてあるのか。そんなことを次第に考えてしまった

    ブラックホーク・ダウン - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 百円の恋 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    2012年のある映画祭で「第1回松田優作賞」グランプリに選ばれた脚映画化したんだそうですが、一言でギャップが楽しめる映画でしたね。今回もAZMさんの紹介から見たわけですけど、奮闘記と言いますか、目覚めて変わって行く過程は実に見応えもあるし痛快でパワーも得られます。パッと見、あまり製作費は掛かってない感じなんですけどね。低予算でも良い映画は作れる見のような作品で、出て来る個性あふれるキャラやどこにでも見られるような身近な話は分かり易くて話にスッと入って行けます。一番の見物は主演の安藤サクラでしょうね。ダメっぷりも十分どころか十二分で、その自堕落な生活っぷりは救いようがないほどで、思わず気の毒にすら思ってしまいます。変わって行く理由や過程などの見せ方も自然で良いですが、さぞやご苦労があったのではと、映像から撮影秘話が伺えるようです。ところどころに出そうな失笑や盛り過ぎないストーリー。家族

    百円の恋 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 運び屋 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ハイ、みなさん。またお会いしましたね。今日紹介するのは、2018年のアメリカ映画。主演はあのクリント・イーストウッド。歳を取っても相変わらず良い男ですね~。良い男でピンと来ませんか。そうでした。今はイケメン言うんですね。昔は違いました。二枚目。ハンサム言いました。若かりし頃のハリー刑事もすっかり御爺ちゃんになって、働き始めた言うんですね。タイトルからすると運送関係でしょうか。クロネコ、飛脚、いろいろありますね~。それこそ、自宅にでも彼がシノーラのBDを配達してくれたなんてことになれば、受け取りのサイン、忘れてしまいそうですね~。それと驚いたことがありました。声優さん。山田康雄。生き返ったのかと思いましたね。違うんですよ。多田野曜平言うんですね~。上手いですね~。たどたどしい歩き方のクリントにその喋りがまたピッタリ合ってるんですね。シルバー人材の奮闘記なら笑えましたが、実話に基づいた話はちょ

    運び屋 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 未来のミライ - ★気ままに自宅で映画観賞★

    500目の記事となります。映画そのものの数は、ひと月にまとめた企画があったので600は超えているはず。今回、レンタルDVDの再生不能により、急遽無料でのチェンジで選ばれた作品は、お久しぶりの細田アニメ。原作、脚、監督を細田が務めていて公開は2018年。今となっては、すっかりタイトルも忘れてしまっていましたが、見ればジブリとも新海とも別の色が存在していて、画面には細田の世界が広がっている。Google Mapを髣髴させる作り込んだ画に思わず目を凝らしたりしつつ、変哲もない家族の姿がちょいと眠気を誘って来るようにも感じられますね。そんな瞼にカツを入れてくれるのが主人公のくんちゃんで、駄々っ子ぶりがとにかく強烈の一言。知らぬ間にイラッとなった方もきっとおられるのではないでしょうか。その上白石萌歌が声を担当する、くんちゃんに突如訪れる非日常がなかなか味わい深く、気分の入れ替えもしてくれます。特

    未来のミライ - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • クワイエット・プレイス - ★気ままに自宅で映画観賞★

    都市も封鎖。ただし、外出規制も無いしマスクも不要となれば、置かれた状況はだいぶ緩い感じもしますが、物静かなオープニングからただならぬ恐怖が伝わって来る。これほど台詞らしい台詞が無い映画も記憶にないんじゃないか。そう思わせる18年公開の作は手話でのやり取りが中心で、当然判りにくいシーンも有るため吹き替えであっても字幕が出ます。つまり作でのタブーはズバリ、音です。このテーマが作品そのものを支配してると言って良いでしょうね。登場人物も少なくセリフの大半が短いのも実に効果的で、知らぬ間に一出演者と化してる錯覚に陥ります。出来れば深夜、それも囁き声が耳に届くヘッドフォンでの視聴をオススメしたい。とにかく音を出さない。もし、出してしまったら?この辺りの怖さの見せ方も巧妙で、一瞬頭が混乱するほどのインパクトに恐らく心拍数も上がるはず。設定は単純ながら強烈とも言える一貫性がある。これだけでエンディング

    クワイエット・プレイス - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 空飛ぶタイヤ - ★気ままに自宅で映画観賞★

    バック・トゥ・ザのデロリアンをも超えそうなタイトルですが、実際は記憶にまだ残る大手メーカーのリコール隠しに焦点を当てた重々しい内容となっています。該当するメーカーなどは傷口に塩を塗られるようで、見たくもないと思うでしょうけど、運輸、タイヤなどの関係者も合わせてご覧になるとよろしいかと。ただし、楽しい場面は一切なしです。それ故、見応えは度は十二分で張り詰めたかの空気を二時間セットで味わいます。運送会社の若手社長を長瀬智也が演じていて、正義感を持った熱血な雰囲気がよく出ていましたね。タイヤが外れるシーンは少々お粗末なCGですが、この人間ドラマで魅せる作では大した事ではないと後に感じるはずです。ふと、今読んでる罪の声や昔見た白い巨塔なんてドラマも思い出したりしました。岸部一徳の大手企業のお偉いさんは、もう唸ってしまうほどで、さすがの領域ですね。ズシッと響く邦画であります。 ●ちょっとひとこと●

    空飛ぶタイヤ - ★気ままに自宅で映画観賞★
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