講談社 穂村 弘著 「ぼくの短歌ノート」 感想の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com するときは球体関節 かといってこっち系統の歌も分かるかって言ったら微妙…。てかこの章の感想、色々考えてたらウザいくらい長くなりました。。 したあとの朝日はだるい 自転車に撤去予告の赤紙は揺れ (岡崎裕美子) するときは球体関節、のわけもなく骨軋みたる今朝の通学 (野口あや子) もちあげたりもどされたりするふとももがみえる せんぷうき 強でまわってる (今橋愛) これらの歌について、解説には これらの三首においては、「自転車」や「球体関節(をもつ人形)」や「せんぷうき」などのモノたちと、人間の女である自らの性的な身体意識がシンクロしていることがわかる。 とあります。そして、 (前略)ひとりの人間として主体的に生きられると信じて、そのように生きた結果、彼女たちの性的な身体感覚はモノ化し