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山下泰平に関するTomosugiのブックマーク (8)

  • 新たまの親子丼を何度か食べた - 山下泰平の趣味の方法

    新たまは腐りやすいため緊張感が出るが美味い。新たまをべるぞというわけで、今年は新たまで親子丼を作って何度かべた。親子丼は白葱だけ使って作るのが好きで、タマネギ反対派であったのだが、新たまの親子丼は良かった。 鶏肉は細かく切る。 切る 次に新たまを大量に入れる。大量というのは次の写真くらい。 このくらい入れる 醤油とみりんと水とダシみたいな構成の液体(面倒くさかったら麺つゆに砂糖と料理酒入れて良い感じの味になるまで水入れて沸騰させる)を鶏肉がヒタヒタになる程度入れて煮てたら玉ネギが丁度良いくらいの量になるので、あとは卵を上手いこと入れて飯にかけたら親子丼になって美味い。鶏肉は煮すぎないほうが良いんだけど、面倒くさいので煮てる。新たまで上手に誤魔化せると思う。鍋は保温性の良いものを使ったほうが良いと思われる。 HALムスイ KING無水鍋(R)24 両手鍋 24cm 無水調理 1鍋8役 日

    新たまの親子丼を何度か食べた - 山下泰平の趣味の方法
  • 明治時代に貧乏人の子供に憧れ苦学生のコスプレをするお金持ちの子供がいた - 山下泰平の趣味の方法

    貧乏人の子供に憧れるお金持ちの子供たち 明治時代には、お金持ちの子供が貧乏人の子供に憧れることがあった。貧乏人の子供の格好を真似してみたり、貧乏生活に挑戦してみる子供すらいた。なんでそんなことをするのかといえば、単純に馬鹿だからである。しかしながら馬鹿が馬鹿みたいな行為をするにしろ、そこには理由や理屈がある。そんなわけで、なぜ明治時代にお金持ちの子供が貧乏人の子供に憧れ、苦学生のコスプレをしたのか解説してみよう。 富豪の息子たち そもそも貧乏人の子供に憧れるお金持ちの子供がいたこと自体が、信じ難い人がいるかもしれない。まずは実例を紹介しておこう。 市川好廉は慶応大学を経て、実業家となった男である。彼の父市川好三は山梨県出身の米穀商で、一八七六年に設立された第三国立銀行の出資者の一人だ。第三国立銀行の初代頭取は安田善次郎で、ようするに今でいうところの富豪の息子なのだが、この人は苦学をしたと自

    明治時代に貧乏人の子供に憧れ苦学生のコスプレをするお金持ちの子供がいた - 山下泰平の趣味の方法
  • 戦前に学問をしたい苦学生はいなかった - 山下泰平の趣味の方法

    諸事情があり、戦前の苦学を調べ続けていた。色々なことが解ったのだが、その中で最大の驚きは、学問をしたい苦学生は(ほぼ)いないという点であった。ちなみにここでいう苦学生とは、小学校を卒業したものの家が貧乏で進学できず、働きながら学問をしようと決心した…といったような人物である。 戦前の若者たちが苦学をするのは、基的には立身出世が目的で、良い大学を出て良い会社に就職し、良い生活をしようという単純明快なものであった。時代によって「良い会社」が「政治家」であったり「官吏」であったりの違いはあるが、学問による出世が可能な社会に属する若者であれば、一度は思うようなことであろう。 そのような目的とは異なり、純粋に好きなことを学びたい、追求したいといった欲望を満たすために苦学をする若者もいるのだろうと、私は勝手に考えていたのである。 戦前の野心のある若者たちは、基的には世俗的な成功をしたいと考えていた

    戦前に学問をしたい苦学生はいなかった - 山下泰平の趣味の方法
  • 誰でも人にとって面白い文章を書ける気がする。作家・山下泰平さんが語る「ブログの享楽」とは?【書籍プレゼントあり】 - 週刊はてなブログ

    はてなブログのユーザーに、自身とブログについて語っていただく【「ブログを書く」ってどんなこと?】シリーズ。今回は、明治・大正時代の娯楽小説文化を中心にブログで発信している文筆家の山下泰平(id:cocolog-nifty/@kotoriko)さんに「ブログの享楽」についてインタビューで語っていただきました。 一見するとなじみのない文化や娯楽を軽快な語り口で紹介した記事が人気を博し、2019年には記事をきっかけにした書籍『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する』(柏書房)を刊行した山下さん。今回は、そんな山下さんの間遠な情報をグッと分かりやすくするブログ術に迫ります! 書籍プレゼントキャンペーンもあるのでぜひ最後までご覧ください。 「楽しくなきゃダメ」ブログで明治・大正の文化を共有する理由とは? ──ブログで

    誰でも人にとって面白い文章を書ける気がする。作家・山下泰平さんが語る「ブログの享楽」とは?【書籍プレゼントあり】 - 週刊はてなブログ
  • 調べるためやっておいて良かったこと - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治から大正あたりの変な文化を調べて遊んでいる人である。あくまで趣味で調べていて、専門的な教育を受けたわけではない。それでも調べたことを、それなりに評価してもらえてはいる。すごいッ!!! って感じではないけれど、一応ほどほどに詳しく調べている人だとしてもいいと思われる。 そういうそれなりの人として、若い時にやっておいて良かったなと思うことがいくつかある。それらは体系だった指針に基いた行動ではない。暇な時にちょっと気が向いたしなんとなくやってみるかな……というのを繰り返しているうちに、今の状態に落ち着いたといった感じで、要するに単なる偶然でしかない。それでもわりと効率の良い方法だったなと自分では思っている。 そんなわけで、私がやったことを一つの事例としてまとめておこくことにした。この文章は下のような人に向けて書いたものだ。 今なにかを調べている 学問的に訓練されているわけではない ちょっ

    調べるためやっておいて良かったこと - 山下泰平の趣味の方法
  • ゴミみたいな面白さを探し出して AI に抵抗していきたい - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治の新聞を読むことがある。新聞のデータベースはなかなか素晴しくて、過去の記事なんかはキーワードで検索できたりして当に最高だと思う。最高なんだけど、これは他人が作ったデータベースで、ずっと利用していると自分が人工知能の一部になった気分になる。 すごい昔に人工知能のことちょっとだけ調べたことがある。チューリング?とかのメチャ分厚い変なを読んだだけの古くさくて雑な理解なんだけど、人工知能ってのはデータから自動的に適切なものを引出すみたいな雰囲気の仕組みである。人間の知的活動と同じですね。 新聞以外のなにか読んで気になった単語をリストアップしていって、自動的に新聞各社のデータベースを検索し、一覧を抽出するみたいなのはやろうと思ったら私だってすぐに作れる。データベース利用料金を払う金がないから作ってないだけで、金あったら作ってる。私よりも頭が良くて金ある人が頑張ったら、面白みのあるパターン

    ゴミみたいな面白さを探し出して AI に抵抗していきたい - 山下泰平の趣味の方法
  • 素人研究の方法

    素人研究についてかって古書店巡りをしていた頃、何人かの素人研究家に出会った。軍歌の研究や、外国語辞書研究、あるいは紫式部の住所を特定する研究など、その全貌はよく分からないのだけど、彼らの話を聞くのは楽しかった。その目的は様々で、完全に個人的な楽しみの人もいれば、自分の研究に多少の自負と色気もあって世間に発表したいという人もいる。 ぶっちゃけた話をすると、50-100万程度の資金を用意し、上手く研究の対象を選び、時間さえかければ、誰もがなにかを発見することは出来る。プロが研究しないことを対象にすれば、そういうことは出来てしまうのである。 ところが素人の研究を発表し、認めてもらうというのはかなり難しい。外国語辞書を研究していた人は、とにかく外国語辞書を集める事が目的だった。選り好みしないという条件が付くけれど、古書店で売られている外国語辞書は安い場合が多い。ひたすら数を集めるのであれば、安価に

    素人研究の方法
  • 日清戦争における李鴻章への悪口について:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

    今回の記事はとても長いです。 日清戦争の裏に市井の人々の活躍があった まずは歴史のお話です。 近代化されたメディアを利用したプロパガンダ活動が、日清戦争では盛んに行われました。日清戦争を、世界初の近代情報戦争とも定義することができるでしょう。 事実、清国によるプロパガンダに日は悩まされます。それでは日国はというと、戦時におけるメディア戦略が曖昧だったり、近代国家として諸外国に認めてもらうためルールに従って戦争したりしていましたから、なかなか微妙な状態でした。 そんな中、なす術のない日政府に成り代わり、立ち上がった市井の人々がいたッ!!!! 高度すぎてもはや我々には理解不能ですが、これは清国の悪口ソングです。当時の日では、このような清国の悪口ソングが大量に生産されていた。 なぜにこんなもんが大量生産されていたのかというと、あるオッさんがイチかバチかで、ちやんちやん征伐音曲集とかいう

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