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骨に関するTousaのブックマーク (12)

  • 肥大軟骨細胞から骨が作られる! : 糖鎖ブログ

    ヒトの骨はもともと昆虫の殻のような体の外に形成された外骨格からと考えられています。最初に骨を持つようになったのは全身に外骨格の鎧をまとった「甲冑魚」と呼ばれる原始的な魚類と推定されています。 しかし、この外骨格は魚類→両生類→爬虫類→哺乳類と進化するにつれて尾の方からどんどん退化し現在の人間では頭や顔の骨と鎖骨の一部に残っているのみです。 これら以外の人間の手足、腰、背、肩などの骨は軟骨の形がまず形成され、それが骨に置き換わる「軟骨内骨化」という様式で軟骨から作られています。 「軟骨内骨化」はまず、未分化細胞が集合して塊を作り、次に未分化細胞から軟骨細胞が分化し軟骨の型ができます。さらに、軟骨細胞は集団の形を維持しつつ分裂を繰り返し大きくなり中心部で肥大軟骨細胞が軟骨細胞から分化して作られます。 肥大軟骨細胞は自らが分泌して作った足場となる「基質」にカルシウムを沈着させて硬くします(石灰化

    肥大軟骨細胞から骨が作られる! : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2010/09/08
  • 骨折がもたらす廃用症候群 : 糖鎖ブログ

    骨折が原因で長く運動しないと、様々な身体的・精神的悪循環、いわゆる廃用症候群を引き起こします。 廃用症候群とは長期間の安静で心身の活動性が低下することによって引き起こされる病的な状態を言いますが、骨折が原因として発生する具体的な症状としては以下のものがあります。 (1)関節 3週間ほど安静にしていると関節がだんだんと硬くなって、曲がりにくくなる拘縮症状が現れます。 (2)筋肉 長くベッドに寝ていて運動しないと、健康な人でも1週間ほどの安静で10%以上筋力は低下します。 (3)骨 長期安静により、骨を壊す役割を担う「破骨細胞」の活性化が進み、骨は吸収されだんだん減少します。 典型例として無重力状態で生活する宇宙飛行士の骨は速やかに減少することは明白になっています。 (4)心肺 健康な人でも3週間ほどの安静で肺活量が10%以上も落ちます。 (5)消化管 消化・吸収機能が落ちて欲が低下し便秘が

    骨折がもたらす廃用症候群 : 糖鎖ブログ
  • 糖鎖ブログ:軟骨の老化

    軟骨は最も厚い膝の軟骨でも5mm程度で、体全体では骨と比べると、とても少量しかありません。しかし、軟骨は、関節軟骨では骨の両端にあって骨のクッションとなる衝撃吸収や骨と骨の運動をスムーズにつなぐ可動性の役割を担っています。 軟骨は主に軟骨細胞から構成され比較的単純な構造をしています。組織は水分が約75%も占め残り約25%は有機成分のコラーゲン(約80%)と長い糖鎖が結合した糖タンパク質のプロテオグリカン(約20%)で他の臓器とほぼ同様で無機成分(ミネラル)は殆んどありません。 他の組織との大きな違いは内部に血管や神経がないことと自然に再生するリモデリング機能が殆どないことです。軟骨の生理的な老化は軟骨中の成分が減少し、有機成分の構成が変化することで表現されます。具体的には、コラーゲンは増加しプロテオグリカンの中のコンドロイチン硫酸は減少する一方で、ヒアルロン酸とケラタン硫酸が増加します。

    糖鎖ブログ:軟骨の老化
    Tousa
    Tousa 2010/07/13
  • 骨の病的な老化 : 糖鎖ブログ

    前回(骨の生理的な老化)の骨の生理的な老化に続いて、今回は骨の病的な老化を取りあげます。骨の病的な老化を引き起こす主な要因としては(1)事 (2)運動 (3)嗜好品 があります。 まず、栄養のバランスを欠く事は大きな要因になります。骨の健康には骨の主成分のカルシウムやカルシウムを小腸から血液に移行させるビタミンDを充分摂取する必要があります。さらに、骨の成分のコラーゲンを作るタンパク質やカルシウムが骨に沈着する時に必要なタンパク質オステカカルミンを活性化するビタミンK、コラーゲンの合成を助けるビタミンCさらに骨の成分になるマグネシウムなどのミネラルの摂取も欠かせません。ただし、ナトリウム(塩分)の摂り過ぎはカルシウムの排泄を増加させ骨量の低下を促進する可能性があります。 次に、過度の運動不足とくに寝たきりなどで動かないと、骨の吸収が促進され骨の形成も低下し骨量は急速に低下します。一方、

    骨の病的な老化 : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2010/06/25
  • 骨の生理的な老化 : 糖鎖ブログ

    骨の老化には、人間に生まれつき備わった定めとしての生理的な老化と事や運動さらには嗜好品などを原因とする病的な老化があります。 人間の骨量は生理的には20歳〜40歳でピークとなり、その後は緩やかに減少します。女性の場合はさらに閉経後の時期に急速に減少します。なお、骨を構成する成分のうち水分は10%と少なく、約70%が無機成分のリン酸カルシウムで、約20%が有機成分で、そのうち90%ほどがコラーゲンです。 女性の骨量の減少はいずれも女性ホルモンのエストロゲンが低下することで骨を作る骨芽細胞よりも骨を壊す破骨細胞の活性化に主な原因があります。 一方、男性の骨量が緩やかに減少する原因は以前は睾丸の機能低下による男性ホルモンのテストステロンが減少するからであると説明されていました。しかし、テストステロンから、アロマターゼ(酵素)によって男性のエストロゲンは作られますが、近年、アロマターゼを欠損して

    骨の生理的な老化 : 糖鎖ブログ
  • 骨折が早く治る注射…すねなら4週間短縮 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    骨折した患部に細胞増殖を促すたんぱく質を注入すると、治癒を大幅に早める効果があることを、東大病院のグループが臨床試験で確かめた。 すねの骨折では治療期間が約4週間短縮。実用化すれば、松葉づえが必要な期間を短くでき、糖尿病などが原因で骨折が治りにくくなっている人の治療にも役立ちそうだ。 同病院整形外科・脊椎(せきつい)外科の中村耕三教授らは、骨や皮膚の細胞を増殖させるFGF―2というたんぱく質を利用。国内48施設の協力で、治療に時間がかかる、すねの骨を骨折した直後の患者71人を対象に、FGF―2を患部に注射した47人と、注射しなかった24人とで効果を比較した。 その結果、FGF―2を注入した患者は14週間で半数が治癒。24週間後に治りきらなかったのは1人だけだった。一方、注入しなかった患者のうち半数は治るまでに18週間かかり、24週間後も4人が完治しなかった。 グループの川口浩准教授は「骨折

    Tousa
    Tousa 2010/06/10
    骨折した患部に細胞増殖を促すたんぱく質(骨や皮膚の細胞を増殖させるFGF―2)を注入すると、治癒を大幅に早める効果があることを、東大病院のグループが臨床試験で確かめた。
  • 骨折治癒を加速 米研究チームが開発 - MSN産経ニュース

    骨折したマウスの治癒のスピードを速める物質を米スタンフォード大の研究チームが開発し、28日付の米医学誌に発表した。人の骨折治療だけでなく、さまざまな臓器や組織の再生に応用できる可能性があり、研究グループは傷ついた皮膚や心筋梗塞の治療への利用も検討していきたいとしている。 研究チームは、動物が傷ついた組織を修復する際に細胞から出る「Wnt」というタンパク質に着目。Wntが骨の幹細胞を活性化させることで新しい骨の形成を促すことを突き止めた。 さらにWntを効率よく細胞内に運ぶためのリン脂質でできたリポソームと呼ばれる微小なカプセルを開発した。 リポソームに入ったWntを骨折したマウスに投与したところ、投与しないマウスに比べて新しい骨の形成が3・5倍速くなることが確認できたという。再生の加速は骨折した部位だけで限定的に認められた。(共同)

    Tousa
    Tousa 2010/04/30
    研究チームは、動物が傷ついた組織を修復する際に細胞から出る「Wnt」というタンパク質に着目。Wntが骨の幹細胞を活性化させることで新しい骨の形成を促すことを突き止めた。
  • テキーラの原料、糖尿病と骨粗しょう症に効く?

    メキシコのアマティトラン・バレー(Amatitlan Valley)で栽培されるリュウゼツラン(2006年7月12日撮影)。(c)AFP/Ivan GARCIA 【4月22日 AFP】メキシコ名物の蒸留酒「テキーラ」の原料となるリュウゼツランに、糖尿病と骨粗しょう症の治療に役立つ効能がある可能性があるとの研究結果が、21日までに発表された。 同国のシンベスタブ(Cinvestav)科学研究所が実施したマウスによる実験で、リュウゼツランが含有するフルクタンを多く摂取すると骨組織の形成が促進され、同時にインスリンの放出を促すGLP-1ホルモンの生産が加速される可能性があることがわかったという。研究者らは、別の研究機関でマウスを使った第2段階の実験を行った後、臨床試験に移る計画だという。 ただし、フルクタンは発酵の過程でその効力を失うため、テキーラを飲んでも同じ効果は得られないそうだ。(c)AF

    テキーラの原料、糖尿病と骨粗しょう症に効く?
    Tousa
    Tousa 2010/04/22
    メキシコ名物の蒸留酒「テキーラ」の原料となるリュウゼツランに、糖尿病と骨粗しょう症の治療に役立つ効能がある可能性があるとの研究結果が発表された。
  • asahi.com(朝日新聞社):骨密度、宇宙で増えた 若田さん「運動と薬併用が効果」 - サイエンス

    インタビューに答える宇宙飛行士の若田光一さん=30日午後、東京・丸の内の宇宙航空研究開発機構、池田良撮影  国際宇宙ステーションに4カ月半滞在した飛行士の若田光一さん(46)が日に帰国中の30日、朝日新聞とのインタビューに応じた。宇宙での長期滞在で、骨粗鬆(こつそしょう)症がどれだけ抑えられるかが注目されていたが、若田さんは「運動と骨粗鬆の薬を併用する初めての試みによって、骨密度はむしろ増えていた」と明かした。  宇宙航空研究開発機構の大島博医師によると、宇宙に4カ月半滞在した場合、これまでの宇宙飛行士のデータなどから、通常、骨の強度は10%、密度は7%ほど減ることがわかっている。しかし、宇宙機構と米航空宇宙局(NASA)がCTスキャンなどで若田さんの体を調べたところ、強度はほとんど変わらず、密度は逆に増えていた。  若田さんは宇宙滞在中、NASAが作った新型のトレーニング装置で1日2時

    Tousa
    Tousa 2009/10/01
    運動と骨粗鬆の薬を併用する初めての試みによって、骨密度はむしろ増えていた
  • 大手小町

  • 骨粗しょう症と糖鎖 : 糖鎖ブログ

    転倒などで寝たきりになる骨粗しょう症の患者数は1,000万人以上と推定されます。その原因は骨を作る骨芽細胞よりも骨を壊す破骨細胞の働きが強いと言われてましたが詳しいメカニズムは不明でした。 破骨細胞の前駆細胞が血液中から出入りを繰り返すうち、骨の表面に取り付き、破骨細胞に変化して古い骨をべて破壊し、再度血中に戻ります。 従来から女性ホルモン(エストロゲン)が骨芽細胞に積極的に働きかけている事は判っていました。最近、エストロゲンが破骨細胞にある糖鎖(受容体)に結合する事によって、破骨細胞がアポトーシス(細胞が自ら死ぬ)する事が判明しました。 さらに、マウスを使った実験で以下の事実が確認されました。 (1)破骨細胞からエストロゲンをキャッチする糖鎖を除去すると骨の密度が低く空洞が多くなる。 (2)卵巣を除去するとエストロゲンの生成ができず、(1)同様、骨の密度が低く空洞が多くなる。 (3)(

    骨粗しょう症と糖鎖 : 糖鎖ブログ
  • 骨粗鬆症と動脈硬化の深〜い関係! : 糖鎖ブログ

    骨粗鬆症と動脈硬化の原因は同じ!ってどーして? 日人の45歳以上の3人に一人、特に60歳〜80歳の女性の60%前後は骨粗鬆症になり、その結果、65歳以上の女性の25%に骨折が発生しているといわれています。 ・骨粗鬆症にはあきらかに性差があり、女性は男性の5〜6倍発症しています。 女性ホルモンのエストロゲンには詳細は不明ですが、骨からカルシウムの流出を防ぐ働きがあります。閉経後にエストロゲンの低下が骨粗鬆症の引き金になっていす。 ・さらに、加齢によって小腸から血液中にカルシウムを移動させるビタミンD(腎臓で活性化されたD3)と血液中のカルシウムを骨まで移動させるカルシトニン(甲状腺ホルモン)の分泌量が減少します。 ・そこで、血液中のカルシウム(通常体内カルシウムの約1%)が不足し、骨のカルシウムを血液中に移動させる副甲状腺ホルモンが大量に分泌され、カルシウムが血液中に過剰に溶け出します。

    骨粗鬆症と動脈硬化の深〜い関係! : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2008/11/14
    加齢 → ビタミンD不足→ 血液中のカルシウム不足→ 骨からのカルシウムの溶出(骨粗鬆症)→血液中の過剰カルシウム→ 血管にカルシウム付着→ 血管が硬くもろくなる→ 動脈硬化
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