エネ調に原発批判派 鉢呂経産相、委員入れ替え指示 (09/05 00:24) 鉢呂吉雄経済産業相は4日のNHK番組で、政府のエネルギー基本計画の見直しを検討する経産省の「総合資源エネルギー調査会」について、「原子力政策に批判的な方も入れるよう(省内に)指示した」と述べ、これまでの原発推進路線を徹底検証する視点で、委員を入れ替える方針を明らかにした。 また鉢呂氏は調査会の議論について、インターネット中継を含め全面公開する方針も示した。 < 前の記事 | 次の記事 >
エネ調に原発批判派 鉢呂経産相、委員入れ替え指示 (09/05 00:24) 鉢呂吉雄経済産業相は4日のNHK番組で、政府のエネルギー基本計画の見直しを検討する経産省の「総合資源エネルギー調査会」について、「原子力政策に批判的な方も入れるよう(省内に)指示した」と述べ、これまでの原発推進路線を徹底検証する視点で、委員を入れ替える方針を明らかにした。 また鉢呂氏は調査会の議論について、インターネット中継を含め全面公開する方針も示した。 < 前の記事 | 次の記事 >
市民社会とは何か?基本概念の系譜 (平凡社新書) 作者: 植村邦彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/12/16メディア: 新書購入: 4人 クリック: 80回この商品を含むブログ (33件) を見る 「市民社会」という日本語の概念をめぐる混乱の原因を、アリストテレス政治哲学の西洋思想史における受容の歴史にまでさかのぼって詳細に整理、分析。 また後半では、いわゆる講座派以後の、日本における「市民社会論」の特異な展開をたどる。 非常に重厚で刺激的な著作である。 (以下は、内容紹介というより読んだ感想を書いてます。内容については、現物に当たってください。お勧めです。) ぼくはこの本を読んで、たとえば自由主義(ロック)と共和主義(ルソー)がどういう風に対立するものかが、はじめて腑に落ちた。 自由主義は私的所有の原理にもとづく自由経済社会の思想で、その弊害を批判して自由の制限(譲渡)を唱
2011年07月09日00:00 カテゴリコラム環境・資源 原発狂いの藤沢数希の詭弁 かつて個人的に金融日記(池田信夫Blogを含めて)を推薦していたが、原発に関してあまりにもひどすぎるデマをこれでもかとしつこく垂れ流すためにお勧めブログから消した経緯がある。その後も呆れるほどしつこく原発に関しておかしな記事を書き続けているものだから、こっちもしつこくトラックバックを送って誤りを教えようとしたが、どうやら自分の声は届かなかったようだ。 藤沢氏はネットではかなりの有名人なだけに、あのデマを信用する人が出てくるかもしれない。そして人間の思考は極端な方向に行きがちであるため、原発関連記事に関して後で騙されたと気づくと藤沢氏の主張のすべてが否定の方向に向かう、という人も沢山出てくるのではないか? 科学技術は実質的に絶対理論であり、思想によって解が変わることはない。共産主義者のように、日本が経済
――小熊英二さん『〈民主〉と〈愛国〉』を語る(上) 『七人の侍』をみて、「これが戦後思想だな」と思った ■「つくる会」に対抗したかった ――小熊さんにこれだけの大著を書かせた動機はなんだったのですか。 ★前著の『<日本人>の境界』で戦後沖縄の復帰運動を書いたこととか、いろいろありますけれど、一つには90年代に「新しい歴史教科書をつくる会」が出てきたり、加藤典洋さんの『敗戦後論』をめぐる論争が盛り上がったりしたことです。私にいわせれば、あれは「戦争の歴史認識を論じる」というかたちをとって、「戦後という時代をどう考えるか」を論じていたといってよいと思う。「戦争」は「戦後」のネガであるわけですから、「あの戦争をどう位置付けるか」は、「戦後日本をどう位置付けるか」とイコールであるわけです。 しかし当時の私の知っている範囲から見ても、議論の前提になっている「戦後」の認識が間違いだらけだということが、
さしあたり更新おやすみ中です。 戸田山和久さんはいわゆる分析系――戸田山さんや飯田隆さんにいわせると「分析系」とひとくくりにすることが今や期限切れということになるのでしょうが――の哲学者で、単著ではかなり一般向けの本を書いていて、マニアックなトピックは雑誌やアンソロジーで扱っているという印象です。『科学哲学の冒険』などで戸田山さんは<分析系>の哲学者としては有名なほうだと思うのですが、論文の多くは一般読者の目にとまりにくいところで書かれてたりするので、その全貌がちょっとわかりづらいことになっていると思います。せっかくファンになっても単著で止まってしまうのはもったいないと思い、そこからディープな戸田山ワールドへ進んでいけるようこれまでの仕事に少し光を当てられたら、と思いました。 容易に入手できるもので哲学関係のものはほとんど読んだと思いますが、もちろん見逃しがある可能性はあります。なお、読ん
第六章 高度反省社会への課題 二 リフレクションの実践 新しい社会運動 民主主義においては、そこでなされた決定に対してその影響を受ける者が有効な声をあげることができなければならない。しかし、権力作用によって、現実の社会的空間においてコミュニケーションは歪められてしまっている。このディスコミュニケーション状況の大海のなかに市民的公共圏を構築しなければならない。そう考える人たちがいて、そうせざるをえない状況に追い込まれた人たちがいて、排除された〈声〉を重点的に拾い上げ、有効に社会的コミュニケーションに組み込む実践によって、コミュニケーションに対称性をもたらし、積極的かつ能動的に社会の改訂に参加しようとする行為が存在する。それが「新しい社会運動」である。 「新しい社会運動」は一九六〇年代後半以降に先進諸国に出現したさまざまな社会運動に対してフランスの社会学者アラン・トゥレーヌが与えた総称である
2010年08月21日 ➥ アメリカの学生はガチで大量の本を読まされる件 33 comments ツイート 368: 船員(京都府) []:2010/08/19(木) 00:05:45.83 ID:Ggv/9X210 お前ら「10代のうちに読んでいないと恥ずかしい本」とかいってネタ感覚でリスト作ってるけど、 アメリカの学生はガチで大量の本を読まされる件 …まず、コロンビア大学の1年生が文系・理系問わず履修する必修の文学を読むコースの課題作品。2コマぶっ続けの授業で、これは前期第七週までの分。 ホメロス『イリアス』『オデッセイ』、サッフォーの詩編、デメテル讃歌、『ギルガメッシュ叙事詩』、ヘロドトス『歴史』(抜粋)、アイスキュロス『オレステイア』、ソフォクレス『オイディプス』、エウリピデス『メディア』、トゥキュディデス『戦史』…とここで中間試験。 この後はアリストファネス『女の平和』、プラトン
大地震、大爆発、巨大ハリケーン、テロ攻撃……。気鋭のノンフィクション作家、レベッカ・ソルニットによれば、世界の災害史を振り返ると、危機に直面した人間社会の行動にはある共通項が見出せるという。それは、パニックに陥る少数派のエリートがいる一方で、見ず知らずの人に水や食料そして寝場所を与え、時として命すら投げ出し助け合う普通の市民の姿である。ソルニットは、なぜこのユートピアを平時に築くことができなのかと問題提起する。東日本大震災後に、世界の知識人のあいだで注目を集めている「A PARADISE BUILT IN HELL」(邦訳『災害ユートピア』)の著者に話を聞いた。 (聞き手/ジャーナリスト 瀧口範子) ――あなたは著書「A PARADISE BUILT IN HELL」(邦訳『災害ユートピア』亜紀書房刊)の中で、大災害後の一時期に、人々が自分の利益は二の次に互いを支え合う、まるでパラダイスの
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