「福島原発から流出した放射性物質はどのように拡散するのだろう?」これは近辺に住む方にとって、たいへん気になるところだと思います。しかし、そのことに関する情報はいまだ断片的。さらに踏み込んだ、「放出」と「拡散」についてやそれら放射性物資がもたらす影響の予測に関しては、23日に原子力安全委員会より発表された「SPEEDIの試算( https://getnews.jp/archives/106233 )」がある程度です。なぜそのような状況なのか。海外では早い段階から予測まで含めた情報の公開がなされているのに国内の科学者・専門家たちは何をし、どう考えているのか。なぜ積極的な情報公開をおこなわないのか。3月18日に日本気象学会理事長から以下のようなメッセージが出されたのですが、それを読むことでその理由の一端を知ることができます。 東北地方太平洋沖地震に関して日本気象学会理事長から会員へのメッセージ