韓国ソウルでユーザーが手にしたスマートフォン(2011年11月11日、資料写真)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN 【7月19日 AFP】韓国の情報機関・国家情報院(National Intelligence Service、NIS)の職員(45)が18日、遺体で発見された。警察が同日明らかにした。NISをめぐっては通信をひそかに傍受するハッキングプログラムの購入が政治問題に発展しており、こうした状況で職員が自殺を図った可能性が指摘されている。 遺体は首都ソウル(Seoul)から約40キロ南の龍仁(Yongin)市で、山道に止められていた車の中から発見された。龍仁市の捜査当局者はケーブルテレビの取材に対し、職員が自殺を図ったようだとの見解を示した。 車は死亡した職員自身のものだった。聯合(Yonhap)ニュースによると、車内には遺書とみられる手書きのメモがあり、ハッキング用のプログラ