台風27号の影響でカガヤン川が増水したフィリピンのカガヤンで、冠水した道路を進む地元住民ら(2017年12月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / Josep DEVEZA 【12月23日 AFP】(更新)フィリピン南部を直撃した台風27号(アジア名:テンビン、Tembin)の影響による死者が133人に増えた。当局が23日、発表した。救助隊員らは増水した川から多数の遺体を収容したが、いまだに行方不明者が数十人いるとみられている。 22日にミンダナオ(Mindanao)島タボッド(Tubod)を直撃した台風27号は、鉄砲水や土砂崩れを引き起こし、現地の村1つをのみ込んだ。 フィリピンは例年平均して20の台風に見舞われるが、人口2000万人のミンダナオ島を台風が直撃するのはまれ。 フィリピン気象当局は、台風27号は23日遅くに西部パラワン(Palawan)島に上陸すると予想している。(c)
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