【2月15日 AFP】クーデターへの抗議デモが続いているミャンマーで15日、インターネットサービスがほぼ完全に遮断され、国内各地に軍が展開した。同国北部ではデモ隊排除のため治安部隊が催涙弾などを発射し、当局が反クーデターデモへの対応をいっそう厳しくすることが懸念されている。 軍事政権は、拘束されているアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問の復帰を要求する市民的不服従運動の沈静化を図り、対応を強化している。 ミャンマー国内を移動する軍の車両と兵士の動画がソーシャルメディアで共有されると、まもなくミャンマーのインターネットが遮断された。 ネット接続状況を監視するネットブロックス(Netblocks)は、「国家が命じた情報遮断」によって、ミャンマーのほぼ全土でインターネットにつながらなくなったと発表した。 同国北部ミッチーナ(Myitkyina)では送電網が停止され