『大いなる男たち』(おおいなるおとこたち、The Undefeated)は、1969年のアメリカ合衆国の映画。スタンリー・L・ホー(ハフ)の原作に基づき、アンドリュー・V・マクラグレンが監督した。クレジットには記されていないが、主演のジョン・ウェインも監督として参加している。ジョン・ウェインの俳優生活40年の記念作であり、南北戦争で戦った北軍と南軍の男たちが、反目しながらも助け合う姿を描いた軽快な西部劇である。 南北戦争後、投降を拒否してメキシコへと向かった南軍のジョセフ・シェルビー将軍率いる一団が、「不敗」(the undefeated)の兵士と呼ばれたエピソードに大まかに基づいている。1860年代に起きたフランス帝国のメキシコ介入が背景にある[2] 。 南北戦争が終結して数ヶ月。北軍の大佐だったトーマスは、先住民の青年ブルー・ボーイを養子にして牧場を経営していた。メキシコの皇帝に馬を売