韓国・ソウルで行われたコンドーム製造会社デュレックス(Durex)の販売促進キャンペーンで、製品サンプルを披露するマスコット(2008年6月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【12月4日 AFP】女性が男性より長生きするのはなぜか――謎を解くカギは精子の遺伝子にあるとする日本人研究者らの論文が、2日の医学誌「ヒューマン・リプロダクション(Human Reproduction)」に発表された。 東京農業大学(Tokyo University of Agriculture)の河野友宏(Tomohiro Kono)教授と佐賀大学(Saga University)の川原学(Manabu Kawahara)准教授は、精子(父性遺伝子)を使わず卵子(母性遺伝子)だけで誕生させたマウスが、精子と卵子の受精によって誕生させた通常のマウスよりもはるかに長生きすることを発見した。