エスペラント母語話者(エスペラントぼごわしゃ)とはエスペラントを話す家庭(ほとんどの場合その他の言語も話される)に生まれたエスペラントを母語として話す人のことである。エスペラントでは Denaska Esperanto-parolanto (生まれながらのエスペラント話者)、あるいは単にdenaskulo (生まれながらの者)と呼ぶ。 計画言語であるエスペラントが発表された当時(1887年)、当然ながらエスペラントの母語話者はいなかった。その後、エスペラントが普及するにつれ、片方あるいは両方の親が、エスペラントを第一言語として子供とのコミュニケーションに使用する家庭が登場した。その子供は他の言語の母語を習得するのと同様にエスペラントを習得してエスペランティストになった。エスペラント母語話者であってもエスペラントのみで日常生活を送ることは困難なため、最低1つは他の言語を習得し、場合によっては