就職氷河期世代の行く先 (日経プレミアシリーズ) 作者:下田裕介 日経BP Amazon 小、中、高、大と同じ学校に通った親友のK君が、中国で行方不明になりました。 中華系企業で働いていたはずのK君ですが、2020年末頃から音信不通となっています。 どこかで元気でやってると信じながら、K君の数奇な人生について書き留めておきたいと思い記事を書きます。 前回の記事 waterwoodnews.hatenablog.com 2000年代初頭、僕は就職に失敗します。大学4年生だった当時、日本は不景気のドン底でした。その1年前のゼミの飲み会で、先輩が200社回って内定ゼロなんて言っていたのを聞いて、この人は頭が相当悪いんだろうと思っていたのですが、1年目の就職活動ではあえなく敗退となりました。 前にも書きましたが、当時は「新卒でなければ人ではない」というような風潮があり、何のスキルもないただの凡人が
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