就職氷河期世代の行く先 (日経プレミアシリーズ) 作者:下田裕介 日経BP Amazon 小、中、高、大と同じ学校に通った親友のK君が、中国で行方不明になりました。 中華系企業で働いていたはずのK君ですが、2020年末頃から音信不通となっています。 どこかで元気でやってると信じながら、K君の数奇な人生について書き留めておきたいと思い記事を書きます。 前回の記事 waterwoodnews.hatenablog.com 僕は地元で就職しました。K君とは距離が出来て、顔を合わせる機会は年に数回程度になってしまいましたが、ラインでは頻繁に連絡を取り合っていました。 K君が不動産投資の会社を退職してからというもの、僕はよく「地元に帰ってこい」と言っていました。K君が東京に居る意味がないと思ったからです。家賃や食費も安くはないです。しかし、K君はその提案を頑なに拒否し、東京で「成功」するということに