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ブックマーク / wiredvision.jp (224)

  • 「いたずら書きは集中力を高める」その理由は | WIRED VISION

    前の記事 機械たちが人間を襲う未来:『ターミネーター』新作を画像で紹介 最高時速145キロ、MITのソーラーカー 次の記事 「いたずら書きは集中力を高める」その理由は 2009年3月 2日 Brandon Keim Image: the prodigal untitled13/Flickr いたずら書きが好きな人たちよ、良いニュースだ。いたずら書きは、気を散らせ、時間の無駄となる習慣だと同僚たちは考えているかもしれないが、こうした習慣が実際には、集中力を促進することで周りから一歩先んじるのに役立つ可能性があるのだ。 録音されたメッセージに登場する名前を憶えているようにと指示された実験では、耳を傾けながらいたずら書きをしていた人たちは、そうでなかった人たちよりも記憶が優れていた。これは、いたずら書きがわずかに注意力を逸らせるにしても、実際のところは、退屈なメインの仕事を行なっている間の集中力

  • 原子レベルまで正確に再現、ウイルス外殻の3D画像 | WIRED VISION

    前の記事 「スマートフォンを次世代PCに変える」MSの新戦略、特許申請で明らかに 原子レベルまで正確に再現、ウイルス外殻の3D画像 2009年2月23日 Brandon Keim Image: J. Pan & Y.J. Tao / Rice University ウイルスのDNAを取り囲んでいるタンパク質の殻の画像が、かつてないほどの高解像度で再現された。この殻を構成している500万個の原子の1つ1つまで正確に描かれている。 この殻は外殻(カプシド)と呼ばれ、ウイルスのDNAを、細胞の防御機構から保護している。研究によってこの殻を破壊できれば、ウイルスを狙い撃ちで退治できる可能性がある――そして今回、殻の外見が明らかになったというわけだ。 [カプシドはウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の殻。ウイルスゲノムを核酸分解酵素などから保護し、細胞のレセプターへの吸着に関与している] 『米国科学ア

  • 最大の原発より大規模:巨大な太陽熱発電所を建設へ | WIRED VISION

    前の記事 米海軍、イルカとアシカを基地のパトロールに利用 最大の原発より大規模:巨大な太陽熱発電所を建設へ 2009年2月12日 Alexis Madrigal 1300メガワット以上という史上最大のソーラー設備が、ロサンゼルス郊外の砂漠に建設される予定だ。太陽熱発電プラント・メーカーのBrightSource社と、カリフォルニア州の電力会社Southern California Edison(SCE)社との間で新たな契約が交わされたのだ。 この画期的な契約によって7つの施設が建設されると、最大の原子力発電所よりも多くの電力を供給できるようになる。7つすべてが稼働すると、サンフランシスコの世帯数を超える84万5000世帯――このような試算は不合理なことで有名だが――に電力を供給できるようになると、両社は述べている。最初の施設は2013年から稼働を開始する予定だ。[世界最大の原子力発電所は新

    Watson
    Watson 2009/02/13
  • 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 | WIRED VISION

    前の記事 UNIX時計が「1234567890」を表示する2月14日 バクテリアの「知性」を研究する:情報伝達の仕組みを解明 次の記事 量子コンピューティングを脅かす「量子もつれの突然死」 2009年2月13日 Brandon Keim 従来の物理の法則に反して、2つの量子状態が互いに相関を持つ不可思議な「量子もつれ」[「量子絡み合い」「量子エンタングルメント」などとも呼ばれる]の現象。これを応用した先進技術の開発に、とある不安材料が指摘されている。その不安材料とは、同じく従来の物理の法則に反するもう1つの不可思議な現象、「量子もつれの突然死」だ。 「量子コンピューティング(日語版記事)、量子暗号、量子テレポーテーション(日語版記事)――これらはすべて、量子もつれ現象を必要とする。問題は、それをどれくらいの時間無事に保てるか、という点だ」と、ロチェスター大学の物理学者Joseph Eb

  • 古生物学の定説を覆す新発見? 頭部にハサミを持つ化石 | WIRED VISION

    前の記事 ルービックキューブ作者による新作パズル『Rubik 360』 YouTubeキラーの動画サイト『Blinkx』:顔や音声検索のほか、「番組」も 次の記事 古生物学の定説を覆す新発見? 頭部にハサミを持つ化石 2009年2月 9日 Brandon Keim Photo Credit: 『Science』誌 サソリが苦手という人は、まずは上の写真をご覧あれ。 Schinderhannes bartelsiと名付けられたこの動物は、ドイツの採石場から、化石化した状態で発見された。3億9000万年前のものと見られる。 Photo Credit: 『Science』誌 専門用語で「大付属肢」と呼ばれる、頭部から突き出た大きなハサミやツメが特徴の動物は、これまで確認された中で最も新しいものでも、今回の化石の約1億年前には絶滅したとされてきた。 だがこの化石の両目の間には、大付属肢が確認できる

  • 「最も極端な太陽系外惑星」トップ5 | WIRED VISION

    前の記事 北極圏で発見された「熱帯性のカメの化石」が語る、9000万年前の地球 「最も極端な太陽系外惑星」トップ5 2009年2月 3日 Clara Moskowitz Illustration: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt (SSC-Caltech) 太陽系外惑星の探査は、童話『3びきのくま』の展開に少し似ている。われわれは、生命を宿すのにちょうどよさそうな星を探し続けている。まだぴったりの星は見つかっていないが、大き過ぎたり、暑過ぎたり、寒過ぎたり、密度が高過ぎたり、恒星に近過ぎたり、遠過ぎたりする星ならいくつも発見されている。 太陽系外惑星が初めて発見されたのは1988年。しかし、当時は当かどうかで論争が起き、正式に認められたのは2003年だった。 これまでに330を超える太陽系外惑星が見つかっているが、そのほとんどにおいて間接的な観測方法が用いられている。周

  • PSPやDSの強力なライバルは「次世代iPhone」 | WIRED VISION

    前の記事 トヨタ『iQ』、英国で巧みなキャンペーン:「満タンで800km走行」ブログなど 北極圏で発見された「熱帯性のカメの化石」が語る、9000万年前の地球 次の記事 PSPやDSの強力なライバルは「次世代iPhone」 2009年2月 3日 Brian X. Chen 米Apple社が次に『iPhone』をアップグレードする際には、ゲーム機能に重点を置くはずだ、という見方でアナリストと開発者は一致している。 これは、モバイル・マルチメディアの分野でゲーム市場がますます儲かる市場になってきているからだ。それに、驚異的に成功したiPhoneには、この市場の支配を目指す上で有利な条件が揃っている。 「iPhoneと『iPod Touch』は、主要な新しいハンドヘルド型ゲーム・プラットフォームになりつつある。『App Store』で何が成功しているかを見ればそれはわかる」と語るのは、Bart

  • Mac誕生から25年:取締役会は反対していた、伝説のCM『1984』 | WIRED VISION

    前の記事 人間用ハムスターボール『Buzzball』:動画 新カテゴリーを開いたソニー『VAIO type P』:「ネットブック」との違いは 次の記事 Mac誕生から25年:取締役会は反対していた、伝説のCM『1984』 2009年1月27日 Tony Long 1984年1月22日は、米Apple Computer社[現Apple社]のパーソナル・コンピューター『Macintosh』が、今や伝説となった『Super Bowl XVIII』中のテレビコマーシャルで世界に紹介された日だ。 この60秒のCMは、1人の女性アスリートが、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を思わせる暗い世界を走り抜け、テレビ画面に映る独裁者に大きなハンマーを投げつけるというものだ。 ここでの独裁者は、米IBM社を意味する。CMは次のような約束で締めくくられる。「1月24日、Apple Computer社はMa

    Watson
    Watson 2009/01/28
  • 「ジョブズ氏を継ぐ男」ティム・クック氏はどんな人物か | WIRED VISION

    前の記事 米大統領を守る? ガトリング銃を秘かに搭載したSUV:動画 不況が「ロングテール」化を進行させる?:データで検証 次の記事 「ジョブズ氏を継ぐ男」ティム・クック氏はどんな人物か 2009年1月21日 Priya Ganapati Photo: Monica M. Davey/Corbis 大勢いる米Apple社のファンにとって、Steve Jobs氏はかけがえのない存在だ。ただ、そのJobs人が代役を任せるほど信頼する人物を1人挙げるとなると、Jobs氏の副司令官としてApple社の最高執行責任者(COO)を務める、Tim Cook氏その人になる。 Jobs氏は2009年6月まで療養休暇をとるが、その間はCook氏がApple社を率いる。Jobs氏が同社を去る場合には、Cook氏を新しい最高経営責任者(CEO)に指名する可能性が高い。[Jobs氏は肝臓移植手術を受けると報道さ

    Watson
    Watson 2009/01/23
  • ブラックホールが銀河を生む? 米国天文学会で新報告 | WIRED VISION

    ブラックホールが銀河を生む? 米国天文学会で新報告 2009年1月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Clara Moskowitz Image Credit: NASA/JPL-Caltech ほぼすべての銀河の中心部には、あらゆる物を飲み込む超巨大質量のブラックホールが潜んでいる。そして、新たな研究によると、銀河を生み出したのはこのブラックホールである可能性があるという。これこそが、長年にわたる天文学上の「ニワトリが先か卵が先か」の議論に対する答えとなるかもしれない。 [数多くの銀河の中心部に、太陽の数百万倍から数十億倍という大質量のブラックホールが存在することは、1990年代から確認されている] 今回の研究で、天文学者らは数々の銀河を観測してその内部に渦を巻くガスの動きを測定することで、銀河とその内部にあるブラックホールの質量の計測に成功した。その結

  • 描いた絵が動き出すパズル『クレヨン物理学』:IGF優勝作品がiPhoneやPCに | WIRED VISION

    描いた絵が動き出すパズル『クレヨン物理学』:IGF優勝作品がiPhonePCに 2009年1月 9日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Chris Kohler 2008年のインディーズ系ゲームコンテスト『Independent Games Festival』(IGF)の優勝作品で、病み付きになる素晴らしいゲーム『Crayon Physics Deluxe』(クレヨン物理学デラックス版)のPC版が7日(現地時間)にリリースされる。同ゲームのクリエーターPetri Purho氏からの情報だ。 さらにうれしいことに、ゲームソフトメーカーのハドソンも、Crayon Physics Deluxeの『iPhone』版を、『iTunes』ストアで発売中だ。[価格は600円] 価格20ドルのPC版を先行予約した人たちから、デジタル・コピーがすでに配信されているとの報告が出始めている。筆者

  • 「警察がスパイウェアで個人のパソコンを捜査」:世界で拡大 | WIRED VISION

    「警察がスパイウェアで個人のパソコンを捜査」:世界で拡大 2009年1月 7日 社会 コメント: トラックバック (0) Kim Zetter Photo: AP 英内務省は、英国の警察あるいは情報局保安部(MI5)の職員が、電子メールの傍受や、コンピューターを使うその他の行動の監視を許可する令状を得ることなく、家庭やオフィスなどのコンピューターに侵入することを認める提案を支持している。 欧州連合(EU)閣僚会議からのこの提案は、英国住民が犯罪に関与している疑いがあって欧州の他の国々から要請を受けた場合、英国の警察が、対象者のコンピューターにスパイウェアをインストールするというものだ。 このような監視活動を実行するのに必要な唯一の条件は、「重大な」犯罪(少なくとも3年間の実刑判決の可能性があるあらゆる犯罪)を捜査する上で、上級の捜査官がこれを「適切」かつ必要だと判断することだ。たとえばテロ

  • 実際に稼働、古代ギリシャ「最古のコンピューター」レプリカの動画 | WIRED VISION

    実際に稼働、古代ギリシャ「最古のコンピューター」レプリカの動画 2008年12月17日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 存在を確認された最古の「コンピューター」である『アンティキティラ島の機械』をご存知だろうか。 この演算装置は、2000年以上前にギリシャで作られ、月などの天体の運行をモデル化し、その予測に用いられていたと考えられている。この装置が今、息を吹き返した。以下の動画をご覧あれ。 オリジナルのアンティキティラ島の機械は、1902年に81個の破片になった状態で海底から発見された。1950年代以降、多くの研究者たちが、破片をつなぎ合わせて全体像を把握する作業に携わってきた。その過程では、近年の非常に高度な映像化技術が利用されている。 このほど、この演算装置がすっかり再現された。こうした試みには極めてありがちなことだが、突破口

  • 「次々に登場する格安Mac互換機」をApple社が防げない理由 | WIRED VISION

    「次々に登場する格安Mac互換機」をApple社が防げない理由 2008年12月16日 IT コメント: トラックバック (0) Brian X. Chen Photo: How-to-Wiki/Wired.com ニッチ向けのエレクトロニクス製品を販売する米EFiX USA社が、ハイエンドな『Mac』互換機の販売計画を発表したが、わずか数時間後に方針を転換した。米Apple社と、法律問題で泥仕合になることを避けるためだ。 「費用が数千ドルを超すような法廷闘争には巻き込まれたくない」とEFiX USA社の広報担当者は述べた。「Apple社が、法律的に問題ありと判断する可能性がある。たとえ問題なしと判断しても、豊富な資金力で問題にしようとするかもしれない」 今回は突然の方針転換で片付いたが、Apple社が成功の原動力として最も大切にしている商品――Macのオペレーティング・システム(OS)―

  • 人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス | WIRED VISION

    人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス 2008年11月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: Harvard University ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。 「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」とハーバード大学の社会心理学者Mahzarin Banaji氏は言う。「われわれは突如としてカント主義的になる場合がある」 このパラドックスを何より明確に示すのが、「トロッコ問題」(トロリー問題)という古典的な思考実験だ。 5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを

  • 日本でママチャリが発達した理由 | WIRED VISION

    でママチャリが発達した理由 2008年12月 5日 社会カルチャーデザイン コメント: トラックバック (0) (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 前回、安いママチャリは、事実上「誰もがろくに自転車を整備せず、調整もせず、正しい乗り方もしない」ことを前提に製造、販売されている、と書いた。なぜそんなものが売られているのか、なぜそんな製品に多くの人が疑問にも思わずに乗っているのか。それは、日の道路交通がそのような乗り方を許しているからだ。 道路交通法を読んでみよう。自転車は道路交通法によって「軽車両である」と規定されている(第二条の十一)。軽車両は車両の一種であって。道路のどこを通行するかについては第十七条に規定がある。 第十七条 車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。 ただし

  • 「失敗作」から学んできたApple社の歴史:画像ギャラリー | WIRED VISION

    「失敗作」から学んできたApple社の歴史:画像ギャラリー 2008年11月21日 IT コメント: トラックバック (0) 茶色がかったベージュ色の『Macintosh 128K』から、ガラスとアルミニウムを素材とした現行の優美な『iMac』へと、Macintoshは1984年のデビュー以来、大きな進歩を遂げてきた。 変わらないのは、幅広い支持を集める製品を作る米Apple社の力量だ。しかし、忘れてはならない。同社は成功に至る過程で数多くの苦難に出くわし(日語版記事)、長い年月の中でそれなりに失敗もしてきた(日語版記事)。[過去記事「「Appleを救う101の方法」――先見性あり、10年前のワイアード記事」では、1997年にワイアードに掲載された、当時苦境にあったApple社向けアドバイスについて紹介している] そこでこの記事では、24年目に入ったMacを祝う意味でも、消費者の期待と

  • Apple社は『Mac』セキュリティーに自信:サイト情報を1日で取り下げる | WIRED VISION

    Apple社は『Macセキュリティーに自信:サイト情報を1日で取り下げる 2008年12月 5日 IT コメント: トラックバック (0) Brian X. Chen Photo: the_scottish_podcaster/FlickrApple社は『Mac』でウイルス対策ソフトウェアの広範な使用を奨める新規のセキュリティー情報を公開したが、すぐにそれを取り下げた。 この動きは、『Mac OS X』のセキュリティーに対する同社の自信を表している。そしてこの自信は、大部分が十分な根拠に基づいたものだ。 「われわれは、サポート情報から該当の記事を削除した。なぜならこれは古く、正確ではなかったからだ」と、Apple社の広報担当Bill Evans氏は『Macworld』誌に説明している。「Macにはあらかじめさまざまな技術が搭載されており、特別に何か設定をしなくてもすでに、悪質なソフト

  • AppleがiPhoneでFlashを禁止する理由と、「iPhoneでFlash広告を表示するツール」 | WIRED VISION

    AppleiPhoneでFlashを禁止する理由と、「iPhoneでFlash広告を表示するツール」 2008年12月 5日 IT コメント: トラックバック (0) Meghan Keane 米Adobe Systems社では『iPhone』向け『Flash Player』の開発に熱心に取り組んでいると述べているが、米Apple社がOKを出すまで、iPhoneユーザーたちはオンライン動画や[無料のFlashゲームなど]マルチメディアコンテンツの多くを視聴できない状態のまま、我慢を強いられている。 ただしこれも、携帯広告ネットワークを運営する米Greystripe社による12月1日(米国時間)の発表を別にすればの話だ。同社は、iPhoneを対象としたFlash広告が展開可能になったと発表した。 いったいどういうことなのだろう? われわれが聞いた最も新しい情報では、近いうちにiPhone

  • 静止画が動いて見える「エニグマ錯視」の原因は | WIRED VISION

    静止画が動いて見える「エニグマ錯視」の原因は 2008年12月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Isia Leviantの美術作品『Enigma』(謎) Image: Michael Bach 静止画が動いて見える、というよく知られた目の錯覚は、無意識の急速な眼球運動が原因だとする研究結果が発表された。 マイクロ・サッカードと呼ばれる眼球運動[目が1点を注視する際に行なわれる小さな運動の一種]を抑制したところ、エニグマ錯視――ちらついたり回転しているかのように見える画像――が静止したままに見えたと、被験者らは報告したという。 [エニグマ錯視とは、上に掲げた1981年の美術作品『The Enigma』の中心部に視線を固定すると、色の部分にちらつきや回転運動が見えるという現象] マイクロ・サッカードがどのように視覚に影響を与えている