写真を撮って電柱を“制圧”、報酬もらえる 東電が参画した位置情報ゲーム「ピクトレ」の狙い(2/2 ページ) インフラ企業がWeb3領域に進出 ピクトレのようなサービスは、Web3やNFTの技術を応用することで、より魅力的なものになる可能性があります。例えば、DEPを単なるポイントではなく、その土地ならではの特別な価値を持つデジタルアイテムとして発行させることもできそう。他にもNFTホルダーだけが参加できるイベントを開催したり、NFTを地域クーポンと連動させたりすることで、報酬とゲーム性をより高める設計もできそうです。 つまりピクトレは、東京電力のようなインフラ企業がWeb3領域に進出した先駆的な事例ともいえます。従来のインフラ管理の枠組みにとらわれない発想で、ゲームの力を活用しユーザーを巻き込んだ新たな管理手法を模索していこうとしているわけですから。 一方で、サービスを持続的に運営していく