「たらい回し」と言う言葉に医療関係者の反発は強いですが、マスコミも全部ではないですが使わなくなりつつあります。ちなみに「たらい回し」の公式の用語は「救急車による転送」であり、現在使われている電話で搬送先を何ヶ所も当たることを「電話による転送」としています。 「たらい回し」が減ってきた代わりに登場したのが「入院拒否」です。個人的には「たらい回し」と同等の嫌悪感を抱く言葉ですし、同様の不快感を抱く医療関係者は多数おられます。「入院拒否」は悪意のニュアンスをもって使われる方もおられるとは思っていますが、一方で日本語的にはある言葉に対応している部分があると考えています。 「入院拒否」は「搬送要請」に対する回答として用いられます。もう少し単純化すれば要請に対する「No」の回答として「拒否」が使われています。要請と言う言葉の意味は、 必要だとして、強く願い求めること。 用例として思い浮かぶのは「応援を