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多様な宗教や民族が共存する社会をめざしてきたインド。その精神を揺るがす事態が起きている。ヒンズー教団体が主催した儀式で、多数のイスラム教徒が集団で改宗していたことが明らかになったのだ。問題はそれだけではなかった。ヒンズー教団体は、改宗に応じれば現金を支給するなど、人々の貧しさに付け込んで半ば強制的に改宗を迫っていたのではないかとの疑念が浮上。さらにこの動きは目標数を掲げた組織的な運動であることもわかってきた。問題はインド国会でも取り上げられ、批判の矛先はかつてヒンズー教至上主義団体に所属していたモディ首相にも向けられている。イスラム教徒へのヘイトメッセージやキリスト教会への放火も相次ぎ、少数派を排除しようとする風潮が高まっているとの指摘もある。多様性を誇るインド社会を揺るがす集団改宗の実態を伝える。 出演:田端祐一(ニューデリー支局長) 有馬 「国民の8割をヒンズー教徒が占めるインド。 少
98東工大文系基礎科目 宗教社会学(前期)[9] 橋爪大三郎 1998.6.19 尊皇攘夷とはなにか 山崎闇齊学派と水戸学 江戸幕府はなぜ儒学を採用したか 日本史で、「徳川幕府は儒教を官学とした」と習ったはずです。なんとなく、当たり前のような気がします。しかしよく考えてみると、これは変だ。武士と儒学くらい、ミスマッチな組み合わせはないのです。 儒学は、中華帝国の正統思想。なかでも、宋の時代に起こった朱子学は、古典の新解釈と哲学的な宇宙観とを結合した、当時の最先端思想でした。朱子学の根本は、儒学の古典を学び徳を身につけた読書人階級が、官僚となって政治を行なうというもの。幕府は明の真似をして、朱子学を公認し、日本国家の指導原理としました。 徳川三百年の平和は、元和堰武げんなえんぶのおかげでした。もともと対立関係にあった大名の抗争を禁止し、城郭も一国一城に限って、現状を固定したのです。武力行
はじめに 第1章 数字は国家を表象する ・・・・・・・・・・6 第2章 印刷された数字の洪水 ・・・・・・・・・・12 第3章 混沌の中の整然 ・・・・・・・・・・・・・16 第4章 「人間存在」の決まりごと ・・・・・・・・・22 第5章 夜空に浮かぶ人間たち ・・・・・・・・・・ 29 第6章 「正常な人」とは誰か ・・・・・・・・・・・36 第7章 走り出す「偶然」 ・・・・・・・・・・・・・42 第8章 統計的社会―不確実さの追求― ・・・・・・・42 おわりに 参考文献 われわれの生きる現代社会において、その存在を無視することができない「技術」は、文字通り星の数ほどたくさんある。そして本稿で私が扱おうとしている「確率・統計学」(以下「統計学」に統一する)は、こうした
立命館法学 一九九七年六号(二五六号)一六二五頁(四一三頁) 一九世紀末フランスにおける排他的ナショナリズムの様相 ― 反ユダヤ主義の動向を手掛かりにして ― 中谷 猛 は じ め に 概して政治体制の不安定性に悩まされ続けてきたフランスが議会的共和制の定着に成功するのは一九世紀末の時期である。社会構成から見た場合、この体制を支えた社会集団とは農民層であり、上層ブルジョワ階級(たとえば大実業家、銀行家、上級公務員など)であり、労働者階級にも上層ブルジョワ階級にも属さないと言う意味で中間層となる中産階級であった。とりわけ中産階級の実態は極めて複雑で、その社会意識も多様といってよい。ガンベッタがグルノーブル演説で「新社会層」(一八七二年)と呼んだ中小ブルジョワ階級には、伝統的手工業者、小土地所有者、年金生活者、自由職業人(法曹・医者・技師・教員・ジャーナリスト)など様々な職業の人々が含
2001年度秋学期小熊研究会Ⅰ 第六回(11/19)「ナショナリズム」まとめ 総合政策学部二年 小山田守忠 学籍番号:70002308 ログイン名:s00230mo 最近の歴史研究および社会学研究方面におけるナショナリズムの扱い方の諸潮流について 日本のナショナリズムの論じられ方について 1.ナショナリズムというテーマ ・新しいテーマとしてのナショナリズム 本来は社会学でなく政治学、政治思想の領域の話 社会学においてはエスニック関係(社会の中での逸脱集団を扱う)より後 ナショナリズムは直接あまりやられてこなかった むしろデュルケムなど古典的なものではそれらしいものが扱われていたが、アメリカ社会学が社会学らしくなってくる中ではあまりやられなかった 2.ナショナリズムというテーマの台頭 ・第一の要因、アメリカ国内におけるマイノリティ知識人の台頭 ブラック、ネイティヴアメリカンなど (ネイティヴ
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