2022年9月28日1時(日本時間)、インテルは北米サンノゼで自社イベント「Intel Innovation」を開催。基調講演をライブストリームで配信した。 すでにインテルは“Raptor Lake”こと第13世代インテルCoreプロセッサー(以下、第13世代Core)の詳細やラインアップを発表済みだ。本稿ではその内容を補強しつつ、Intel Innovationの内容で気になったポイントをまとめてみる。
海外メディアのWCCF TECHにより、Intel第13世代Core 13000シリーズ(コードネーム: Raptor Lake)の詳細なスペックがリークされました。そのリストがこちら。 Core i9 / i7 13000シリーズ Tモデル Core i9 / i7 / i5 13000シリーズ KFモデル Core i9 / i7 / i5 13000シリーズ Kモデル リークされたリストには、Core i9-13900KやCore i7-13700K、Core 5-13600Kなど、各SKUの1P-Coreターボや全P-Coreターボでの動作クロック、コアの構成、TDPなどが詳細に記されています。 このリストによると、最上位のCore i9-13900Kは、コア数が8P-Core (8C16T) + 16E-Core (16C16T)、TDP125W、ベースクロック3.0GHz、1P
話題の「Intel Arc GPU」を搭載したプレミアムノート「HP Spectre x360 16」を試す(1/5 ページ) 日本HPの「Spectre」シリーズは、同社のノートPCの中で最上位に位置付けられるプレミアムPCブランドだ。先進的なテクノロジーを採用したぜいたくなスペック、所有欲を満たすラグジュアリーなデザインを特徴とする。 同シリーズに新たに加わった「HP Spectre x360 16-f」シリーズは、そのブランドコンセプトを体現するような16型2in1ノートPCだ。 今回、HP Spectre x360 16-fとしては、スペックが異なる2モデルが発表されている。その中からCPUにCore i7-1260P、GPUとしてIntel Arc A370M Graphicsを搭載する「パフォーマンスプラスモデル」(16-f1010TX)の評価機を入手した。早速チェックしていこ
ドイツメディアのPC Games Hardwareにより、Intel Arcグラボでのゲーム50タイトルの動作検証が行われました。その結果がこちら。 Intel Arc A380 ゲーム50タイトルの動作検証 [Source: PCGH] 動作テストに使用されたのはArc A380。テストの結果、50タイトル中、11タイトルは何かしらの不具合が発生しました。平均して5タイトルに1つは不具合が発生する計算で、かなりの高確率です。 たとえ、Arcの性能・価格がNVIDIAやAMDに競合したとしても、この互換性には問題ありと言わざるを得ません。購入して、もし、自分のやっているゲームがまともに動かなかったり、不具合が発生したらガッカリ感は半端ないでしょう。 もし、Intel Arcの購入を考えている人がいらっしゃいましたら、やりたいゲームで問題はないか調べてから購入することを強く推奨いたします。
最近の米国の報道で興味深い記事があった。今年で創立55年目になるIntelが今までに蓄積した5000件に及ぶIP(知的財産)をIPビジネスを生業とするIPValue社にライセンスしたという話だ。 IPValue社は半導体・コンピューターに関するIPをライセンス契約で下取りし、それを必要としているメーカーに売るという典型的なIPビジネス請負人(言わばブローカー)である。 今月、“最悪の決算”と言われた第2四半期決算を発表して株価が急落したIntelが、5000件にも上る大量の特許をIPValue社にライセンス供与したニュースに、業界人の中には、「現業で儲けが見込めないIntelはIPの切り売りまで始めた」などの辛辣な反応をする向きもある。 Intelが1971年に発表した4ビットマイクロプロセッサー「4004」 (筆者所蔵イメージ) 大量の特許を放出するIntelとそれを他社にライセンスする
Intel Arc Aシリーズグラボ用ドライバ『Arcグラフィックスドライバ』は、かなりの数の不具合を内包している模様です。IntelのLisa Pearce氏は同社ブログにて以下のように述べています。 Gamers NexusによるArc A380のレビューでは43件の不具合報告いただきました。私たちはそのうちの4件を2022年7月末までに修正しました。その後、2022年8月19日公開のドライバでは21件のUIに関する不具合を修正しました。さらに、『Stray』と『Horizon Zero Dawn』がクラッシュする不具合の修正、『Marvel’s Spider-Man』のパフォーマンスに関する不具合の修正なども行いました。 驚くことに、たった1つのレビューから43件もの不具合報告が上がったそうです。1つのレビューからこれだけ出てくるということは、まだ見つかっていない不具合も相当数ありそ
中国bilibili動画にて、Intel第13世代(コードネーム: Raptor Lake)となるCore i9-13900KのQS版とされるCPUの各種ベンチマークが公開されました。 ベンチマーク動画をアップロードしたEP极致玩家堂によると、QS版Core i9-13900Kのクロックは、ベースクロック3.0GHz、全コアターボクロック5.5GHz。また、最大シングルターボは5.8GHzに達するとされています。(おそらくThermal Velocity Boost時) そして、QS版Core i9-13900KとCore i9-12900K (F)とを比較したベンチマーク結果がこちら。 CPU-Z - QS版Core i9-13900K シングル892.2 マルチ16605.9 Cinebench R23 - QS版Core i9-13900K シングル2198 マルチ37232 QS版
IntelのPat Gelsinger CEOが8月にもCEO就任後、3度目となる台湾訪問を行い、TSMCトップと面会し、3nmプロセス製品の生産計画の変更について協議するという話がでていることを米台の複数メディアが報じている。 それらによるとIntelは「タイル(Tile)」と呼ぶ各ダイをパッケージ上で統合するチップレット方式を採用した次世代CPU「Meteor Lake」を当初、2023年前半の出荷予定としていたが、それを2023年末の出荷へと延期する模様だという。タイル方式はCPU、GPUなどのダイを別々のプロセスで製造。CPU部は自社の「Intel4」(TSMCの5/4nmに相当するプロセス)で製造するが、GPU(tileGPU:tGPU)に関しては、TSMCの3nm(N3)プロセスでの製造される予定となっている。 TSMCは、8月にも新竹科学園区(竹科)、さらには南部科学園区でN
インテルは、ノートPCに向けたGPUファミリー「Arc A-シリーズ」を発表した。同社として初めてとなる外付けGPU製品。デスクトップPCやワークステーション向けGPU製品も2022年内に発売する予定である。 2022年内にはデスクトップPCやワークステーション向けも発売 インテルは2022年3月31日、ノートPCに向けたGPUファミリー「Arc A-シリーズ」を発表した。同社として初めてとなる外付けGPU製品。デスクトップPCやワークステーション向けGPU製品も2022年内に発売する予定である。 GPUは、グラフィックス処理などを高速に実行できることから、ゲーム用途のPCなどで必須となっている。インテルはCPUと統合したグラフィックスプロセッサで強みを持つ。近年は、GPUがゲームなどのグラフィックス処理だけでなく、AI(人工知能)やブロックチェーンといった領域にも広く活用されるようになっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く